あらすじ
「この本を読むと、決算がドラマになる」(ひふみ投信ファンドマネジャー 藤野英人氏)
予約開始直後に3万部増刷の大反響!
+I3
読後の感想も続々届いています。
「決算書が読めるようにはならないかもしれないけど、各企業の成長戦略がわかるようになった」
「決算からビジネスの構造や企業の展望がここまで読み取れるのかと感動した!」
「財務諸表の読み方ではなく、仕事の役に立つ実践的な決算分析のやり方が学べた」
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この本は、会計ルールの詳細や、決算書を読むためのハウツーを説明するものではない。
「数字が読めない」と悩む人のために、無味乾燥な数字の羅列に見える決算書から、
その背景にある業界・企業ごとのストーリーを読み解く術を惜しみなく披露している。
「数字が読めない」と悩む前に、「決算なんて自分には関係ない」とあきらめる前に、
本書にある「ストーリー」だけでも読み流してみてほしい。
本書の内容を丸暗記するだけで、戦略分析のコツが身につき、必ず仕事に役立つはずだ。
本気で「数字が読めるようになりたい」という読者の方は、
本書で紹介している決算分析の「方程式」を実際に使ってみてほしい。
事業の勘所がすぐわかるようになり、世界で通じるビジネス教養が身につくはずだ。
第1章:決算が読めるようになると何が変わるのか?
第2章:ECビジネスの決算
第3章:FinTechビジネスの決算
第4章:広告ビジネスの決算
第5章:個人課金ビジネスの決算
第6章:携帯キャリアの決算
第7章:企業買収(M&A)と決算
終章:決算を読む習慣をつける方法
―掲載している「決算分析」の例―
・Yahoo!ショッピングの「eコマース革命」に学ぶ、ECの収益モデル
・競合他社の斜め上を行く、Amazonという異端児
・SquareとPayPalに見るスマホ時代の決済・送金ビジネス
・「AbemaTV」やZOZOTOWNの「ツケ払い」はうまくいくのか?
・Teslaが今後提供する可能性があるFinTechビジネスとは?
・Facebookがスマホで超高収益になった理由は?
・LINEの将来は広告ビジネスにかかっている!?
・動画配信の王者Netflix「5つのすごいポイント」
・音楽ストリーミングのSpotifyとPandora、未来が明るいのはどっち?
・クックパッド&食べログ、次の伸びしろはどこにある?
・ドコモ、KDDI、ソフトバンクにとって「格安携帯キャリア」は脅威になるのか?
・楽天のM&A戦略、今後の「減損リスク」はどれほどあるのか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
実際の決算書から、どう分析するか書かれている一冊。
事例は古いですが、予測と現状を照らし合わせたり
次の未来を予測したり、決算書から分析と仮説をどう考えるかなど勉強になる。
Posted by ブクログ
ビジネスモデルと会計知識をベースとした決算書から読み解く考察を紐付けて解説している本
初心者でも読めるが、論理だって書かれており、個人的には非常に読みやすい本
決算を読む習慣をつけたくなると同時に、複数の同じ業種の企業を分析するとある程度のことまで予想、理解できることを証明しているといえる
再読必須かなと個人的には感じています
Posted by ブクログ
財務諸表や決算書を読むのが苦手な人にも読みやすい1冊。
本書で扱われてる題材が、EC、通信キャリア、フィンテック、広告でかなり興味を持って読むことができた。
Posted by ブクログ
自分が興味を持った商品やサービスを、ビジネスモデルとしてピクト図やビジネスキャンバスなどで構造に分解することは多くのビジネスマンがやっているが、その成績表と言える財務諸表から逆算して分析する流れも経験値上げたい。砂場の山の両脇(ビジネスモデルという入り口と財務諸表という入り口)から掘り進めたトンネルの真ん中で握手できたような達成感が得られると思う。
ビジネスモデルはどんどん変化するので財務諸表の読み解き方も変化する。シバタさんのnote、Youtubeチャンネルの登録がオススメ。
Posted by ブクログ
決算書や決算説明資料といった誰でも見ることができる資料を用いて、ECビジネス、FinTechビジネス、広告ビジネス、個人課金ビジネス、携帯キャリアビジネスといった今勢いのあるトップカンパニーの決算数字を比較することで、業界毎の基本的なビジネスモデルをはじめ、各会社の戦略・マネタイズの違いを分かりやすく解説しています。
難しい数式や統計データは用いていない所がポイントで、基本的な業界構造さえ少し把握しておけば、誰でもできる手法であり、様々な会社の業績が気になる人、株取引をする人、マーケティングに関わる人等にとっては楽しめる内容だと思います。
Posted by ブクログ
面白い!こんな本を待っていた!
会計に疎い人間でも決算報告を理解する一つの方法が分かりやすく書かれている。決算から、何をどのように読み取ると、会社/業界のダイナミズムが読み取れるのか大いに参考になった。
へーとか、ほー、とか思いながら物語を読むように楽しめました。
まずは自分が属する業界の決算を深掘りして、自社や自分の立ち位置を明らかにして、次の一手を考えたいですね。
Posted by ブクログ
決算に出てくる数字などの情報を知識に変換するスキルをファイナンスリテラシーと呼び、そのスキルを身につけて読者が決算を読む習慣をつけることをゴールとした書籍。各章で、EC、FinTech、広告、個人課金、携帯キャリア、企業買収などのビジネスモデルを取り上げ、各ビジネスモデルの決算を読むコツを解説しています。大事なのは、最終的に自身が決算を読み解く習慣をつけることなので、これらの例をもとに決算を読み始めるきっかけにしようと思いました。
Posted by ブクログ
決算書を読むことをそんなに難しく考えなくていい。
調べたい企業があったら、見やすい家計簿をちょっとした公式に沿って、過去との比較・他社との比較をする事で、他のビジネスマンには見えない世界が見えるようになる。
Posted by ブクログ
様々な企業のビジネスモデルを決算を見て理解することを勧める本。著者が会計の専門家ではないため、難しい考えは一切なく、使用する資料もグラフや図表を使った決算説明会資料が中心でとても分かりやすい。決算情報は投資だけでなく、営業や転職など幅広く使えるという著者の考えに賛成できる。
Posted by ブクログ
複数の業界の収益モデルの解説と、直近の決算書をベースとした事業動向の分析について書かれた本。
決算書の読み方というよりかは、押さえるべきキーとなる数字や並行して考えるべき観点などがわかりやすく説明されている。決算書を読む習慣については、少しずつ実践していきたい。
Posted by ブクログ
個人的にはこの著者のyoutubeチャンネルの方が好みです。本自体の構成が少し読み進めにくいと感じたのと、ある程度の会計上の知識、ウェブビジネスの知識のインプットがある事を前提にしているため、取っつきやすくはないと感じました。ただ、決算書からいかに多くの事が読み解けるかという事は十分に学べました。
Posted by ブクログ
決算書学習シリーズで手にとった一冊。決算書そのものではなく、業界ごとの動向や各企業のビジネスモデルがメインで書かれている。決算書をもとにこういったところまで見れるのかという点が学べた。著者は趣味のレベルで決算書を読んでいるようで、自分もその感覚で決算書を読むことを日常の中に組み込んでいきたいと思った。
Posted by ブクログ
自分自身、こうした決算を自分なりに分析して仮説をたてながら検証することを全くしてなかった。方程式に大きな概算をうまくあてはめられているのは
筆者が習慣化して多くの仮説検証をされてきたからですね。自分でも知っている企業が考えていることを非常にわかりやすく分析されており、自分も決算書を読む際はこうした戦略を意識していきたい。
Posted by ブクログ
ずいぶん以前に読みました
読んでる間はすごく分かった気になっていたが
継続して読み続けないと
身につきませんよね(´ω`)
とりあえず、わたしは諦めました
Posted by ブクログ
第1章:決算が読めるようになると何が変わるのか?
第2章:ECビジネスの決算
第3章:FinTechビジネスの決算
第4章:広告ビジネスの決算
第5章:個人課金ビジネスの決算
第6章:携帯キャリアの決算
第7章:企業買収(M&A)と決算
終章:決算を読む習慣をつける方法
Posted by ブクログ
決算書をうまく読むことにより、その会社がマーケットや競合をどう見ているか、事業戦略や成長戦略をどう考えているかがわかりますよ、そのためにはこういう見方をすると良いですよ、という解説本。初心者でも理解できるし、経験者も満足の内容。特に、具体的な事例(SquareとPayPalの決済・送金ビジネスの比較、クックパッドと食べログの今後の戦略など)は、私のような有価証券報告書好きにはたまらない。「決算書をドラマのように」というキャッチコピーは結構うまいことを言っていて、特に社長の顔が浮かぶような企業だと、より関心を持って読めると思う。
Posted by ブクログ
うちだとあまりないWebサービスのKPI・売上の因数分解方法がわかって参考になった!
一方で、打ち手・改善策を考えるときのロジックが打ち手ベースに留まっていた(≒なぜそのKPIがそういう推移か?という課題にあまり踏み込んでいない)から打ち手たちの納得感は微妙かもしれない、、、
Posted by ブクログ
決算書を読むことの面白さを教えてくれる。あるいは決算書でなくても、分析・仮説立ての面白さか。
完璧なものなどなかなかないけど、大まかでおおよそが把握できれば問題ない。他企業のことを完璧に把握することなどできないので、分析もそのつもりでやるべき
Posted by ブクログ
実際の企業決算を例にとり、その内容から同業他社比較やこれからの戦略を読み取るヒントを教えてくれる。財務・経理の知識がなくても読みやすい内容となっているが、著者が楽天出身だからか少し業界に偏りがあるように感じた。
Posted by ブクログ
様々な企業や、ジャンルの決算の読み方だったり、見方が具体的に書かれている本。数字に弱いとやっぱり経営は弱い。夢語りより、現実的に夢を形にするためにはこのスキルは必須のスキルだと思う。
そしてその学んだ知識は今後も不変なことだから、しっかり納得するまで決算をストーリー化して読めるスキルはつける価値がある。 学びが多かった本。
Posted by ブクログ
複数社の決算書、決算報告を並べて比較してみると見えてくるものがある。それを勉強にもなるという事で、社内報告していたらしい。技術経営学という、財務諸表を見ながら何が有効な打ち手なのかを分析する学問を駆使して、読み解く。
面白いが、少しだけ残念なのは分析が通信、メディア、TEC系に偏っている事。著者が楽天OBだからか。ユニットエコノミクス、ARPUアープと呼ばれるユーザあたりの売り上げ、EBITDAにYoY、マルチプル。とりあえず、横文字を覚える事。
株を買う人にも良いだろうし、企業を経営する人にも良いだろうし、事業に投資する人にもオススメできる本だ。
Posted by ブクログ
読み方が学べるというよりは、2015-6年頃の個別事例を読んだ後の解釈が述べられている書籍です。著者の慧眼は素晴らしいと思います。2020年の今となっては既視感がなくはないですが、発行当時にこの内容を唱えているのは素晴らしいかと思います。
Posted by ブクログ
どつやって決算書を読むかと言うテクニックより、色々な会社(特にGAFAやソフトバンク等のネット系企業)をどのように評価すればいいのかを学べる本。
個人的には読みたかった内容と違い、あまり頭には入ってこず。
のれんの部分に関しては仕事にも関わってくる内容であり、復習ができたのは良かった。
またネット系企業の買収等の案件を手掛けることになれば、また読んでみたいと思う。