滝沢志郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
可愛らしい表紙とタイトルに惹かれて手に取った作品です。
本作は、日常生活や仕事の中で、商品や注意喚起などの情報を相手に分かりやすく伝える仕事をテーマにした物語です。
主人公の咲良さんが悩みながら成長していく姿に感情移入でき、物語としても最後まで楽しく読むことができました。中でも特に印象に残ったのは、「伝えたいこと」よりも「相手に伝わること」を意識して表現することの大切さです。各エピソードを通して、相手に合わせた伝え方がいかに重要かを改めて実感しました。
私自身、人に物事を説明したり、自分の考えを言葉にしたりすることがあまり得意ではありません。そのため、この作品は物語として楽しめただけでな -
Posted by ブクログ
おもしろかった!
テクニカルライターという仕事をこの本で初めて知った!
取扱説明書とか案内文ってたしかに読みにくくて全然分からんっていうのあるけど、こういう仕事の人たちが分かりやすいのを作ってくれるのかと勉強になった。
文章を分かりやすく書くには、文章を入れ替えたり削ったりする必要があるけど、
そのために何を伝えたいかを考える・実際に商品を使ってみてどこを強調すべきか考える・対象ユーザーに合わせて文章を考える
などなど必要なポイントがあることが分かりやすかった〜
新人のさくら目線で書かれてるから徐々にステップアップしていく感じもおもしろい! -
Posted by ブクログ
兄夫妻の忘れ形見である姪と暮らす武士が女性の月経の処置に使われるアイテムを幼馴染の紙問屋の息子と女の町医者と3人で作り、江戸で売り出していくという時代医療小説
これは著者である滝沢志郎氏が実際に自分でナプキンをあてて1日を過ごしてみたというTwitterの投稿が話題になってことがきっかけで知った本だった
男性が下衆な視線ではなく、女性の月経に興味を持つこと、それを掘り下げて小説にすることというのは私の記憶にある限りだとない
作中では主人公の鞘音が男性である限り女性と同じ気持ちは味わえないとしながらも、それでも毎月のしんどさや状況を知ることはできるとシンパシーではなくエンパシーで取り組む姿が印象