滝沢志郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
取扱説明書は「正確で漏れがないこと」が一番だと思っていましたが、本書を読んでそのイメージがガラリと変わりました。そもそも読む気がない人にどう興味を持ってもらうか、緊急時でも直感的に理解できる構成とは何かなど、「伝える」ことの奥深さに気づかされます。
実際に使って試すことで初めて見えてくる課題や、チームで取り組む価値にも深く共感しました。一人で抱え込まず、多角的な視点を取り入れる大切さを実感します。
これまでも「ユーザー目線」を意識していたつもりでしたが、相手の心理や状況にまで寄り添うことの本当の意味を学べた気がします。こうしたテクニカルライティングの仕事で大切なポイントを、 専門書・技術書 -
Posted by ブクログ
兄夫妻の忘れ形見である姪と暮らす武士が女性の月経の処置に使われるアイテムを幼馴染の紙問屋の息子と女の町医者と3人で作り、江戸で売り出していくという時代医療小説
これは著者である滝沢志郎氏が実際に自分でナプキンをあてて1日を過ごしてみたというTwitterの投稿が話題になってことがきっかけで知った本だった
男性が下衆な視線ではなく、女性の月経に興味を持つこと、それを掘り下げて小説にすることというのは私の記憶にある限りだとない
作中では主人公の鞘音が男性である限り女性と同じ気持ちは味わえないとしながらも、それでも毎月のしんどさや状況を知ることはできるとシンパシーではなくエンパシーで取り組む姿が印象 -
Posted by ブクログ
これは良作!
明治乙女、高等師範学校の生徒たちと、彼女らを支える大人たち、そして時代の中で悲しい思いをして生きた人たちの話。
ミステリーやサスペンスの要素もあり、楽しめた。
登場する女生徒達が賢く爽やかで、元気をもらえる。
明治といえば、まだ女性の権利などなく、馬鹿にされていた時代。高等教育を受ける女生徒には世間も冷たい。
そんな中で学問をして、身を修め、生き方に悩む女生徒達が健気で、心から応援したくなった。
そんな女生徒に、当たり前のようにセクハラ行為をして、女性に人間性を認めない古い頭のおっさん達の醜いこと! あんたらクソだよ。
時代がら、多様性とは程遠い。
閉鎖的な意識の人たちから、 -
Posted by ブクログ
読みやすかったし、とてもおもしろかった。
まずはテクニカルライターという職業を知ることができた。
そして読んだり読まなかったりする取説を作るために、こんなに想像力を働かせ、わかりやすくまとめてくれている方たちがいることをしって、なんとなく蔑ろに扱ってしまっていたことを申し訳なくも思った。
「わかりやすく要点を伝える」「大事な部分に視線を集める」ということは仕事で日常的に送っているメールを見直すきっかけになったし、
知らず知らずのうちに先入観を持って物事を見てしまっていることは「確かに」と自分を省みるきっかけになった。
泣ける部分もあるし、読んでいて思わず笑顔になってしまう場面もある。
さら -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の文章力を少しでも改善できればと思い、読んでみました。テクニカルライターと言う職業があることを初めて知りました。
ベビーカーと子ども用ドローンの取説の目次の作り方には納得させられました!と同時に、自分も読む人(ユーザー目線)のことを意識して、文章を書かなければ伝えたいことが伝わらないんだと痛感。
実際にこの作中の取説の付いているドローンが販売されているなら、子どもに買ってあげたいと思いました!
また、主人公の仕事の出来っぷりには脱帽です!任された仕事をきっちりこなし、上司から期待されている主人公の姿は、40歳、うつ病、休職中のおっさんには眩し過ぎました。読んでいる最中に「ま、眩しい」と声を