平坂寛のレビュー一覧

  • 釣って 食べて 調べる 深海魚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    司書さんおすすめの本。釣りを経験したことがあったら、もっと面白かっただろうな。昔、子どもと一緒に「深海ワンダー」というゲームをしていたことを思い出した。
    深海魚の浮き袋が小さくなるのは想像がついたけれど、その分、油がため込まれる、というのは意外。油は水に浮くものだろう、と思っていたので。油があってもおいしい深海魚とそうではない深海魚がいて、その理由のひとつに人間が分解できない油だから、というのが面白い。
    見たこともない深海にさまざまな魚がいる。私の知らないことはまだまだたくさんあるんだな。

    0
    2025年02月22日
  • 刺された! 噛まれた! 危険・有毒虫図鑑

    Posted by ブクログ

    子供が読んでも大人が読んでも面白い、平坂さんの生き物に対する愛情が伝わってくる一冊。
    世の中にはいろいろな虫がいて興味深いなー、なんて感想を抱きます。ただ、本文中の”刺されると腫れる”とか、”ヂガっとした痛み”という記述で、平坂さんが本当に体験している。ということに気づいた時が最も怖い瞬間かもしれません。この夏最凶の一冊です。

    0
    2022年08月06日
  • 見たことのないものをつかまえたい! 世界の変な生き物探訪記

    Posted by ブクログ

    子供が読んでも大人が読んでも楽しめる!
    元々YouTubeや他の書籍で平坂寛さんのことは知っていました。新刊が出たとのことで即購入。
    教え子の中3にも渡したところ、夢中で読んでいました。
    ふりがなが多くて子供向けか?と思いきやカエルを食べるところでは淡々と調理方法が書かれていて、決してそんなことはないと思いました。
    平坂さんが本当に生き物が好きなんだなと言うことと、生き物に対するロマンが伝わってくる一冊。
    自分じゃできないけど、そこに痺れる憧れる。平坂寛さんを知らなくても絶対買って間違いない一冊です。

    0
    2022年07月17日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    著者の究極の目標は
    「自分の脳みそが、認識を拒絶するくらいの生き物に出会いたい」
    この本でもやばい生き物を次から次へと食していくそのさまがおもしろいし何故か爽快。
    そして勉強になる。面白かった。


    ■オニヒトデ
    →サンゴを主食
    →再生する

    ■ソウシハギ
    →フグの毒のテトロドトキシンをはるかにしのぐ猛毒を持つ
    →パリトキシン
    →沖縄の普通に店で売ってたらしい
    →おばちゃんはなにも言わない
    →内臓を傷つけると身にも毒が回る
    →熱でも分解されない毒
    →命がけで食べるほど美味しくない

    ■バラムツ
    →うまいけど、人間が消化できないワックスエステル(ローソクのロウ)
    →刺身は五切れまで
    →この人は2

    0
    2022年01月08日
  • 見たことのないものをつかまえたい! 世界の変な生き物探訪記

    Posted by ブクログ

    平坂氏が図鑑など見て、子供の頃から憧れていた珍獣たちを捕まえ、食べたり、噛まれたり、毒打たれたりする内容で、相当面白い人物だなと伝わってくる。
    メディアやネットで書かれてることなどを鵜呑みにせず、自分で考え、準備して行動するという姿勢が素晴らしく、子どもに読んでほしい。大人が見ても相当面白い。

    0
    2025年11月12日
  • 釣って 食べて 調べる 深海魚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    深海魚がこれでもかと書いてあった。絵本ではなくて、小さな辞典みたい。

    そして、「食べる」事まで書かれてるのでお腹がすく。人間の悪食もすごい。食べれるものはとことん食べつくす感じ。そして、『メチャクチャおいしいけど、分解できない油があるので食べるとおしりから油が出てくる』という深海魚も。これ、以前、テレビで見た気がする。そこまでして、食べてみようとする人間が一番怖い。

    ホタルイカやサクラエビ、ノドグロは富山湾でとれるので、スーパーにも並んでることがあるなと思って眺めた。ホタルイカは昔、何度か捕りに行った。身投げの日の予測ができたら運がよければ捕ることができる。今は予測してるサイトもあるので、

    0
    2025年04月30日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    購入済み

    怖いなこの人

    ヤバい。食材も食べ方も。
    同じ食材でも、もっと安心安全そして美味しく食べられる方法があるはずだ、そう思ってしまう本でした。ただ、純粋に読み物として面白いです。
    一つ一つのエピソードが短いのでサクッと読めちゃいますが、正直もうちょっと長めでも良かった。
    明らかに有害であろう食材も、そもそもそれ人類の食べ物じゃねえから、と言うものも面白おかしく捕って食べてくれる。
    好奇心が満たされる内容であることは間違いありません、個人的には香港のドブで捕ったナマズが面白かった。生物濃縮とかこの人が知っていない訳がないので、どうか身体に気をつけてこれからも活動して欲しいです。

    0
    2023年02月24日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    面白かった!まさに五感で感じる生き物たち。どんな味してるのか、気になるっちゃーなるけど見た目がアレな生き物やドブに住んでる魚を食べる勇気はないなあ。それを〆たからには敬意を持って食べる著者に感動。ただ、明らかにヤバいドブ川にいる魚は食べない方が良さそう。環境が魚をこうまで変えるとは。

    0
    2022年10月16日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    愛するあまり「喰う」ことで五感をフルに使って対象全てを堪能する、パリの佐川くん級の生き物への常軌を逸した愛情が迸る生物ライターの著作。

    海・川(ドブ川含む)・陸のあらゆる「絶対食べたら死ぬ」的な食いも食ったり27種の生き物は、日常我々が考える「生き物」の定義を軽く超える禍々しい見た目や臭い、そして毒。それをひっくるめて注ぐ生き物への敬意と愛を前にただ震えて笑うのみ。
    捕獲から調理まで全て自力。小柄な女性の背丈ほどある大魚でも100均グッズで釣り上げる。
    調味料は、少しでも美味しく頂こうとあれこれ創意工夫する熱意とどんな味であろうと丸ごと食べ尽くす飽くなき好奇心。思わず食べてみたいかも、と身を

    0
    2017年10月26日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    デイリーポータルZのライターかつモンスターズProショップのボスでもあるところの平坂寛さんの著者3冊目。
    基本、ウェブでも公開していた生き物を追っかけて食べる記事の単行本化。
    分量も減ってしまっているのでボリュームとしては個々の記事を追うほうがいいけど、まとまっているのはありがたい+著者の来歴の話はすげえ面白かった。

    0
    2017年07月10日
  • 釣って 食べて 調べる 深海魚

    購入済み

    見て読んで楽しめる

    子供にもさっくり読める長さと読みやすく見て楽しいフルカラーの作品。
    普段の作者の活動やこれまでの著書を知っていると別人が書いたのではないかと思うほど。『美味しい』と思えそうにない魚でも実際に食べてみる知的好奇心には恐れ入ります。
    ただ、面白かったんだけど価格がね...。

    #タメになる

    0
    2024年12月20日
  • 見たことのないものをつかまえたい! 世界の変な生き物探訪記

    Posted by ブクログ

    子供の頃にこういう本を読んだらワクワクして動物を捕まえに行きたくなりますね。正直既にWEBで見てしまっているものの焼き直しだったりするので、新味は無かったりするのですが、こうやって刺されたり噛まれたり、食べたりするのって少ないからなかなか見られない情報が満載なので楽しいです。

    0
    2023年03月28日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    購入済み

    面白い!

    よくぞ、こんな生き物を食べる気になるなんて!もうただただ尊敬です。本は写真も迫力満点で、読み応えありです。
    ただ、電子書籍で読むより、この本に限っては、手に取ってパラパラ眺める方が良いかもと感じました。

    0
    2018年09月02日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    タコでも、ナマコでも、シャコでも、イナゴでも、ウナギでも、
    最初に「食べてみよう」と思った人はとても勇気があると思う。

    「これ、食べてみようか」という人探究心は、きっと私たちの
    DNAに組み込まれているはず。ただ、それが眠ったままでいる
    のか、常に活動しているのかが私と著者の違いなんじゃないか。

    食べてます。いろんな生き物を。しかも、誰に頼まれたのでも
    ないのに「それ、食べて大丈夫なのか?」という生き物を食べ
    てます。

    冒頭のオオカミウオなんてその見た目だけで強烈なインパクト。
    フィリピンの人たちがたんぱく源として珍重しているという
    フナクイムシなんてわざわざ食べなく

    0
    2017年10月29日
  • 喰ったらヤバいいきもの

    Posted by ブクログ

    内容は前の本とかぶっているところもあるし、一つの生き物につき写真やレシピも入れて4か6ページなので、ちょっと読み足りない。この文字数でおさめるために、随分はしょったのだろうと思われる。正直言って、前の本の方が面白さは上だと思う。

    ただ、前の本は写真が口絵以外は白黒だったが、こちらはカラーなので見やすいのと、どうしてこういう仕事をするようになったのかという自伝的なエッセイがあったのは良かった。

    しかし、なんというか、体に気を付けてと心から思った。こんなことで死んだらシャレにならない。基本面白おかしく読む本なのに、笑えなくなってしまう。食べること自体の危ないのに、わざわざ咬まれたり、外国で生き

    0
    2018年03月17日