R・D・ウィングフィールドのレビュー一覧

  • フロスト始末 上

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    夏休み、子どもたちの予定に合わせていたらゆっくり読書などという優雅な時間は何処に... いよいよシリーズ最後の作品となりました。相変わらず、多忙の上に多忙を極めるフロスト警部。事件も単純なものばかりでなく、その都度フロスト警部が良心の呵責に苛まれたり、被害者に深い思いを寄せたり人間味あふれるところも魅力です。下ネタがらみのユーモアも今となってはご愛嬌。職場での彼の存在を排除しようとする勢力(?)との対決も楽しみです。下巻に続く。

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    2017年08月18日
  • フロスト始末 上

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    20170730 フロスト警部、久しぶり。相変わらず事件がごちゃごちゃと絡まって、登場人物もバラエティに富んで誰が味方で誰が敵か、そもそも解決に繋がる伏線があちこちにあり過ぎて確認できない。前半は展開できるだけ展開されてると思うのでこの後、後半のまとめ具合を楽しみに読み進めて行くことにします。

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    2017年07月30日
  • フロスト始末 上

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    今までにない絶対絶命感。
    なのにあいもかわらずのフロスト警部。
    とはいえ、亡くなった妻との思い出に絡む事件が再燃したりして、なんとなく最後なんだなあと思わせる。

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    2017年07月23日
  • フロスト始末 上

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    他地区の署への強制異動もからみ、上しか見ていない無能の上司との関係で、これまでにも増して、ストレスいっぱいの中で、次々と発生する事件。異動の日は刻一刻と近づいてくる。フロスト警部はこれらの事件を全部解決できるのか?
    泥臭くあがき続ける。

    感想は下巻で。

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    2017年07月16日
  • フロスト始末 下

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    シリーズ最終巻。面白さは最盛期に及ばない。初期からそうだが犯人側の心情が物足りないのと(特に一番大きな事件の犯人)、事件にあった人物のその後が語られない。これで終わりなのかとちょっと中途半端な気持ちだ。
    少なくとも4作目までは抜群に面白かった。フロストシリーズの中で面白さが落ちるだけで、他は比べれば十分面白い。

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    2022年07月23日
  • フロスト始末 下

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    このミス海外編2018年版1位。フロストシリーズ第6作目であり作者のR.D.ウィングフィールドの遺作。このシリーズ本当に好きで、長い小説嫌いの自分も無尽蔵のギャグの連発にひかれてあんまり長さを感じないやつでした。しかしながら、毎度毎度同じパターンでさすがに飽きてきたのかも。今回のは上司が殉職した直後のフロストのリアクションがひど過ぎるって感じがしたし、毎回出てくる殺人事件も変態度がエスカレーションしてしまったこともあって、泣けるとこや心温まるとこ、鳥肌のシーンよりイヤミス系に振れてしまった気がする。まあ、どういう訳だかあんまり楽しめなかった。

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    2019年12月31日
  • フロスト始末 下

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    シリーズ最終作。巻末の解説によると著者が病床にあって執筆したらしく、今作でフロストが見せる感傷的な面はそれが反映されていたのかと思い当たった。繰り返し出てくる亡き妻女への回想は心揺さぶられる場面だった(一方で身につまされる)。ラストシーンはいつものフロストらしい人を食った感じだったが、それでは相殺されないくらい後味の悪さの残る、とまでは言わなくてもビターな余韻のある作品でした。

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    2019年04月02日
  • フロスト始末 下

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    上下巻あるとは言っても事件の数がすごい。人間の足首を咥えた犬の登場から、複数の少女の行方不明、店の脅迫と次から次と事件が起きる。また署内ではマレット署長とスキナー主任警部はフロストの追い出しにかかっていて、フロストの横領を見つけたのでフロストも転勤承諾書にサインするしかなくなってしまう。寝るヒマがないフロストだが、この本の面白さは場面場面で繰り出されるフロストの悪態、自嘲ぶりだろう。コメディとしてシーンごとに楽しむかんじだ。結構笑える。コメディミステリってジャンル(があるとするなら)ダントツだろう。
    家宅捜査令状がいるだろうと言われると『なんだ、その品のない言葉遣いは?口を石鹸で洗ってこさせる

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    2019年01月14日
  • フロスト始末 下

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    このミス海外部門NO.1 作者は気にいらなかったらしいが、テレビシリーズは1992年〜2009年まで17年間英国ITVで放送された人気シリーズ。ご冥福を

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    2018年10月07日
  • フロスト始末 下

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    20171028 最後のフロスト。いつも通りのドタバタがあってなんとなく解決して終わる。最後まで読めるので話としてはまとまっているのだがどうもストーリーが見えなくなって来る事がある。混乱を共有するための手法かも知れないが慣れないと読み疲れしてしまうかも。

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    2017年10月28日
  • フロスト始末 下

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    ネタバレ

    フロスト警部シリーズ最終作。最後、ちょっとあっけない。スキナーともうちょっといろいろあって、最後ぎゃふんと言わせる展開を期待したが、いきなり殉職退場とは。不在が多いのはなにかある伏線なのだと思っていたのだが、、、。最後ちょっと芋にいちゃんの活躍も期待したのだが、、、。それでもシリーズを通して楽しめました。
    違う作者での前日譚的な小説があるとのこと。こちらも読んでみたい。

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    2017年10月02日
  • フロスト始末 上

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    フロスト警部シリーズ最終作。相変わらずいろいろな事件が平行して起こり、それらが交わったり、離れたりしながら物語が展開していく。下巻へ。

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    2017年10月02日
  • フロスト始末 上

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    フロスト、終わってしまうんだなーと思って読むと、週末感たっぷりの記述があちこちに。
    相変わらずのお下劣ぶりだが、今まであまり感じなかった哀愁が胸に迫る。
    しかし長いシリーズに付きもののマンネリ化も否めない。私自身ももうサイコパスや児童虐待ネタに食傷気味で、ミステリとしての完成度に高い評価はできない。シリーズが終わるのは寂しいがこれで良かったのかもしれない。

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    2017年07月31日
  • フロスト始末 下

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    作者が亡くなられたと前の巻にあったのでこれが最後のフロスト警部かぁ…と思ったら後書きを読むと違う人が続きを書くらしい。まあテレビドラマにもなった人気シリーズらしいし、キャラが立ってるからお話は作りやすいんだろうなぁ。後書きを読む限りだとテレビドラマは刑事コロンボみたいな感じだったんだろうか?

    まあとりあえず最後のフロスト刑事。嫌味な同僚アレン警部はどうしたんだっけ?それにしてもさらにろくでもない警視が来るとかイギリスの警察も人手不足が問題なんだろうか。相変わらずのオーバーワークなフロスト警部が色々抱え込んでにっちもさっちもいかなくなりつつなんとなく事件が解決する辺りは安定の展開。
    でも今回は

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    2017年07月25日