R・D・ウィングフィールドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレフロストシリーズ 最終作。
日本の作品のように 主人公の心の中を描く部分が少なくストーリーを追いかける展開なので、最近は洋書の方が気軽に楽しめるようになった。
そのきっかけがこのシリーズのように思う。
が、このシリーズもこれが最後になり、寂しい気がする。
あとがきに書いてあったのだが、この作者がなくなり、他人がシリーズを引き継ぎ出版されたようだが、日本ではまだ翻訳販売されていないようである。
本書のあらすじは、少女強姦、殺害、スーパーマーケット脅迫など今回も様々で相変わらずフロストが忙しすぎる展開。
今回、新しい上司が現れ、マレットと共にフロストを他の警察署に移動させる企てを施していく -
Posted by ブクログ
もはや、作者のキャラづくりは名人芸です。
フロスト警部はだらしないが仕事ができない奴ではありません。
下ネタ大好きな毒舌家ですが、本当は優しいキャラです。
仕事は嫌いそうに見えて、途中で投げ出しません。
権威に対して反発しますが、部下からの信頼は厚い人間です。
警官のくせに、悪人をつかまえるためには法律も無視しますが、自分のためにも平気で嘘を重ねられます。
そう、彼は傑出したヒーローではなく、そこら辺にいそうな等身大の我々の分身です。
そんな彼が、難事件を四苦八苦しながら解決してしまうのですから、感情移入しないわけにはいきません。
ある意味、嫌な上司への対処の仕方の教則本でもありますが、くれぐ -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった。
が、テレビ版、観たい、は撤回。
事件の内容がグロすぎて、これをビジュアルや音付きでみる勇気はない。
いやあ、今回も事件重なりまくりだったなあ。
しっかし、あのザ・最低上司、まさか殺されてしまうとは・・・・。つーか、この展開フロスト警部の転属をやめさせるためにほかに方法思いつかなかったとか??
あーでも、確かに、お気の毒に、とは思うけど、かわいそうに、とは思えないなあ。
学校行って担任教師でてきた時点であー、絶対こいつだーっとは思った。
デキル刑事ならそう思うかなあっと。
フロスト警部って、結果的に解決してるけど、実のところそれほど優秀ってわけでもない、のか?
法律スレスレ -
Posted by ブクログ
ネタバレおお、お久しぶりのフロスト警部!と思ったら完結巻らしい。しかも作者お亡くなりになってるらし。残念。
相変わらず次から次へと起こる事件。
くそったれな親父やくそったれな上司に内心煮えくり返りながらものらりくらりとかわすフロスト節ににやり。
奥さん亡くなってたんだなー、前作で奥さんの登場シーンとかあったかなー?と思いつつ、
あんまり表にださないけれど、実はフロスト警部って
感情豊かだよな、と。
重なる事件に、食べられなかったり、眠れなかったり、トイレ行かれなかったり、散々なフロスト警部、さらに
経費の水増し請求をネタに異動させられそうになってるし・・・。うーん、さすがに営業してないガソリンスタン