上田玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ妊娠中から授乳そして離乳食までの子供の食生活について気をつけるべき点を学ぶことができた。
Xで見たことがあったが、妊娠中の食事の味が羊水にうつることで、妊娠中に食べていた食事が子供の好みに影響することは改めて驚いた。
辛いものばかり食べてたから我が子は辛いものが好きになるのだろうか…笑
母乳に生きた免疫が含まれているのは知っていたが、子供に合わせて必要な栄養素を都度生成しているということに驚いた。
母乳教に入信します。
子どものお腹の空きに合わせた授乳が必要とのことで、見極め方も書いてあったがなかなか難しい。
泣くからとりあえず授乳ということを続けていると、将来的に食事でストレスを解消す -
Posted by ブクログ
エビデンスベースの良書。日本に合わない部分もあるが、各情報を取り入れるかどうか取捨選択しながら折に触れ確認したい
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食欲や好き嫌いは先天性で個人差が大きい
赤ちゃんの好みは早い時期(妊娠中から2歳くらいまで)に決まる。新しい味や食感を受け入れるのは離乳時。生後20ヶ月くらいから見慣れないものを嫌がる傾向
乳幼児は大人より甘いものをはるかに好み苦いものを嫌う傾向がある一方、よく食べたものには親しみを持ち好きになる。また新しいものを食べるときは大人が目の前で美味しそうに食べるのが有効
■授乳
母乳は満腹感を高めるレプチンが多く含まれて成長が緩やかになり、それは将来の健康にもプラス。また -
Posted by ブクログ
何も知らずアレルギーを怖がっていたら離乳食が進まないと思い、離乳食を始める前に読んだ。
少量ずつ始めるからアレルギーで死ぬことはないし、仮にアレルギーがあったとしても、少量ずつ抗体をつけていく感じで体にとりいれていったら治る可能性も高いことがわかって安心した。
また、小さければ小さいほど皮膚が薄くバリア機能が低かったり、消化機能が未熟なためアレルギー反応が出てしまうが、成長すると乳幼児期にあったアレルギーも治ることがあることがわかり、アレルギーがある=一生苦労するというわけではないこともわかった。卵、乳、小麦は9割が小学生までに治るらしい。
実際、我が子は離乳食を始めてアレルギー反応が出て -
Posted by ブクログ
ネタバレ勉強になった。もし、息子がアレルギーだったら、この本は買って保存。
✔︎抗体は食べる前に作られている→少量から食べ始めることが重要
✔︎乳幼児のアレルギーは少量から食べるため、命に関わることはかなり少ない
✔︎消化機能が未発達でタンパク質を分解できずアレルギー反応→成長するにつれ、良くなることが多い(1歳半くらい)
✔︎離乳食は5-6ヶ月から始めること
✔︎タンパク質が多いからといってアレルギー反応が出やすいわけではない(人間と似ている肉とかは、タンパク質が多くても大丈夫なことが多い)
✔︎アレルギーの場合、病院で食べられる量を検査する。食べられる量をどんどん増やすことで解消していく -
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Posted by ブクログ
日本アレルギー学会指導医、日本小児科学会専門医なども務めている小児科医が監修された、食物アレルギーについて書かれた離乳食本である。医学情報、厚労省のガイドラインは常に変更が加えられるものであることや、病院によって離乳食指導が若干異なること(特に食物アレルギーを考慮しての食べ物の導入法など)から、情報の選択に迷うものであるが、その点本書は改訂版で発行が2019年と新しく、またアレルギーの専門医であることから情報に安心感がある。
内容は写真付きで見やすく、また文章も大変易しいので気負わずに誰でもどこからでも読める。
皮膚からアレルゲンが体内に侵入し、抗体を作ってしまうという記述には驚き、とても為 -
Posted by ブクログ
科学的根拠がきちんと明示されていて安心して読むことができ、妊娠中に出会いたかった本。
身近な人が子どもを持つことになったら勧めたい。
妊娠時の食事から記載があるが、私は誕生以降の項目を読んだ。妊娠中の食事がお腹の子どもに影響を及ぼしその内容はどんなものか?の記載があるが、私は信じていないし時間もなかったので読んでいない。
誕生以降の内容、特に授乳期の記載は非常に参考になった。
理由は授乳に関する科学的かつ体系的にどうしたら良いのかまとめられていたため。
私自身子どもが早産低出生で正期産の育児よりも気にすべきことが多い中、授乳に関する知識のなさを悔いたのでこの本を読めば一通り理解できると感じ -
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