ZAKKのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自閉症スペクトラムで彼氏なんかできないと感じているマイロ。
弁護士の父と兄を持ち、家族に自分の居場所がないと感じるタトゥーアーティストのギデオン。
マイロは自閉症の心と行動の不自由さを持っているけど、自分は自分で良いと強さと自立心を持っていて、ギデオンは自由で挑戦する心を持っていて、ふたりとも魅力的なのに、いまいち自信がなくて、恋に対しては慎重なところがもどかしかった。
BLとしてだけでなく、自閉症をもつ人の悩みや、家族との見えない溝があるまいろとギデオンがお互いでだけでなく、家族との絆を深めていく物語で、味わい深い一撮だった。
『アップルタルト バニラアイス添え』 -
ネタバレ 購入済み
完走
全部が繋がる最終巻。センスの塊のような力強い画力で展開するシネマティックな作品です。読み終わった後は本当に映画3本ぶっ続けで観たような脳がオーバーヒートした感じと、上質な作品に触れた良い疲労感で惚けてしまいます。社会の裏側、ブラックマーケットで蠢く有象無象を凄まじい情報戦と心理戦の応酬で描くBLの枠をぶっ飛びまくりな骨太作品。萌えとかキュンとか皆無ですが、純粋に作品として素晴らしいので是非ぜひ筋骨隆々濃厚な作品の圧を楽しんで頂きたいです!
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無料版購入済み
70ページの試し読み。前作のハッターからもわかるようにこの海外設定が上手い!孤児院の陰謀みたいな展開は彼の漫画に似てる。試し読みが終わったところで大変気になる。
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ネタバレ 購入済み
過去に辛い経験をしている二人が、徐々に惹かれあっていく姿がとても丁寧に描かれていました。二人のエッチはとても少ないですが、ストーリーが良く、十分楽しめました。また感情描写が素晴らしく、気持ちがとても伝わってきます。番外編として六戸部さんと狛のお話も見てみたいと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ同人誌とかコミカライズで気づかなかったけど、ほんとに久しぶりの新刊。
アンソロ『エロとじ』収録の短編に続編とスピンオフを加えた、センセらしいエロがてんこ盛りのストーリーでした!
白髪もあったりする冴えない中年サラリーマンが、ある日突然社長に呼び出されてハイスペック外国人のおじさん相手に性奉仕することを頼まれてしまう…という、キラキラロマンティックなBL設定からはあまりにも程遠いお話で、これ一体どこに需要があるんでしょうか⁉と思わず突っ込みたくなるにはなりました…(笑)
でもですよ、さすがストーリーテラーの木原センセだけあって、読み進むうちに止まらなくなり、どんどん夢中になってしまうマジックでした。思いもよらない展開で、でもちゃんとハピエンが待っていて、すごく面白かったです。
思いもよらないっていうのは、まぁ、短編を読んだ時にも感じた「3Pのトライアングル」系発展があるのかと思ったら全然違ってて、えっ??と思ったあのラストの衝撃が、続編でまたまた、この二人は運命だったの⁉とか、スピンオフであっ救済完了!!とか、何度もわっ、うそ~!と意表を突かれてしまったというところですね。
…もう、タジタジです。
エロ的には、清々しいほどのエロ特化でした。おじさんのエロが好みか好みじゃないかはわかれると思うけど、とりあえず赤面もののエロシーンが満載でした。
例えば、男体盛りとか、お道具とか、あんなところにタトゥーとかwww
めっちゃ萌えました←
色々BL読んできたけど、魔性の白髪中年男っていうのには初めて出会った気がします…
こっちまで魂奪われそうになります。すごいです…
あと、立場の逆転に萌えました。有り得ないと思ってた相手に気がついたらハマってるパターンですね。
「鈍色の果実」では、ごめんだと思ってた鶴谷に魅入られちゃった社長で、「漆黒の華」では、ゲイでもなかったのにいつの間にかダンの虜になっちゃった佐川。こういうのはツボど真ん中です。
ヒューイのその後も知りたいので、ぜひこちらのスピンオフもプリーズ!です。 -
Posted by ブクログ
元マル暴刑事のヤクザ×裏社会の仕事師。
年齢的にはボーイズラブというよりメンズラブな、32歳×42歳(厄年)のアダルトCPです。でも、二人ともすごくクールで、カッコよくて、色気だだ漏れで(笑)オヤジ年代敬遠派にも、すんなり受け入れてもらえるんじゃないかって思えるほど、魅力充分なキャラでした。
これからのアダルトCPの理想形がここにあるって思いました…!
年相応に酸いも甘いも噛み分けてきた射場と日夏です。だから、背負うもの、引き摺っているものもいっぱいあって、その辺が若さあふれるキャラとの絶対的な違いだと思いました。
経験豊富な大人の男に見えても、実は心の中では足掻いていて馬鹿みたいに情けなかったり…
強くて怖い男が、思わず見せてしまう弱さにキュンときます!
非情な893の世界を描きながらも、どんよりシリアス一辺倒じゃなく、クスッと笑えたりする甘さがあちこちにあったのもよかったです。
ラブ的には射場が強面年下番犬としての登場だったのに、どんどん大型わんこになっていって、かなりニヤつきました。
憎むべきトラウマの相手との再会が、なぜか運命の恋になってしまうところに射場の人間性が出てるなと。
日夏というミステリアスな存在が、射場によって少しずつ暴かれていくことで、彼も優しさや弱さを持つ一人の男だと認識させられましたね…
日夏は年相応に問題色々ありで、SM嬢との絡みとか脇キャラとの攻受とかてんこ盛りなんですが、40代で闇社会に生きていれば胡散臭さも当然なのかもと思えてしまい、嫌悪感がなくて役得な人でしたww
リサも狛も、どのキャラもみんなサバサバしていて好感度高めだったのも、容認できた重要な一因です。
むしろ、一番執着心すごかったのは、射場(笑)
ストーリーとしては、893の抗争により日夏の身を危険から守るために射場がボディーガードとして雇われたことから、意外な真相に至るまでの展開がスリリングで、とても面白かったです。…人の闇は深いです。
エスの話も少し絡んでいて、マニアックな喜びに浸れましたw
かわいかった狛のスピンオフもぜひ!