高辻成彦のレビュー一覧
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◯情報開示には4つの区分がある
情報開示には、法定開示、適時開示、IR、PR(パブリック・リレーションズ)の4つの区分。
法定開示とは、「金融商品取引法と会社法により義務付けられている情報開示」で、有価証券届出書や有価証券報告書などが開示例です。
適時開示とは、「金融商品取引所が義務付けている情報開示」で、決算短信や業績予想の修正リリースなどが開示例です。
PRは「任意で開示する各ステークホルダーに有用な企業情報」で、いわゆる広報のことです。
IRは、「任意で開示する投資判断に有用な企業情報」です。開示例としては、決算説明会資料やアニュアルレポートなどがあります。これらは任意開示のもので、法 -
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事例紹介があるため、実際の企業の決算書の見方が学べるので有難い。決算書は実務経験は無いので、薄く学びながら勉強するが、現場感が無いためか、知りたい事が書かれていない事も多い。私の知りたい事が恐らく会計では常識過ぎるという事なのだろう。それは少し残念だが、パズルのように実務感覚が埋まっていく感覚は、不思議と悪くない。
以下は今回の学び。
子会社は出資50%以上で連結対象、営業利益段階で影響。持分法適用会社は20%以上50%未満で営業外損益の持分法投資損益として計上、経常利益段階で影響。
2017年まで20年間の自然災害による経済損失額は世界で約330兆円。その前の20年に比べ2.2倍。国別 -
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アナリストである著者が決算書の読み方から財務分析までを一から解説した一冊。
財務諸表であるPLやBS、キャッシュフロー計算書の見方やそれぞれの項目の説明、そしてそれらの数字を使った財務分析と決算書から読み解ける数字について学ぶことができました。
また、実際の企業の事例で説明されており理解が深まりました。
米中貿易摩擦や働き方改革などのニュースで取り上げられる事が企業に与える影響も解説されていて勉強になりました。
また財務分析については収益性、効率性、安全性、生産性、成長性の5つの体系から説明されていることやIFRSなどの会計基準の違いやPERやPBRにも触れられており、財務諸表から派生した