バリー・ネイルバフのレビュー一覧
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時間の分散投資・若いうちからレバレッジをかけてといった方法をデータを用いて教えてくれる。
そこでの注意点も書いてあり、実践的です。
老後資産のためにこの本を参考に今から準備しようと思いました。Posted by ブクログ -
同じ著者に「戦略的思考とは何か―エール大学式『ゲーム理論』の発想法」という本がある。
本書はその加筆版といった位置づけである。
2冊とも購入したが、こちら(どう実践するか)だけで良かったと思っている。
ゲーム理論そのものを学ぶのに適した本ではないが、ビジネスにゲーム理論を応用するための視点...続きを読む -
経済学者の目に映る世界の姿。
国際政治・スポーツ・契約行動・戦争・法規制・親子関係など、駆け引きはあらゆる場面に顔を出す。
先を読む、人の心を読むとはどういうことなのか。
歴史上の出来事や有名小説・映画の場面からの引用等を多用して理知的に、茶目っ気を交えて語られる。
ゲーム理論の面白さと有用...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲーム理論が日常に応用されている例や、どう応用するかが書かれている。
ゲーム理論の大筋は知っていたものの、それを具体的なところにどう応用しているかが勉強になった。相手のいる不完全情報あるいは不確定なゲームに関しては戦略のミックスを行っていくことが重要。
また、オークションや投票などの設計には、戦略的...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲーム理論の火付け役となった入門書。アカデミックな理論的整合性を求める読者には向いていないかもしれないが、ゲーム理論的な考え方を身につけたい人、ゲーム理論的に世界中で起こっている様々な現象(政治、日常生活、経営、民族移動etc)を読み解きたいと考えている方には非常にお勧め。ゲーム例は豊富であり、その...続きを読むPosted by ブクログ
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若い人ほど読む価値のある情報。
借金してマンション買うのと同様、
株もお金を借り入れて若いうちに買え
ただし、今ある借金は返してからだ。★
今回はライフサイクル投資術の話ばかりだったが、
本質的には分散投資、レバレッジで何も投資だけの話ではない気がしてきた。
「将来お金が入ってくる見込み可...続きを読むPosted by ブクログ -
戦略的思考の基礎理論を様々なケーススタディを用いて分かりやすく解説した良著。身につければ様々な場面に応用できそう。Posted by ブクログ
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ゲーム理論に則って実際に思考展開する人を、信用できるかな。
戦略に凝る人ってあまり信用していないので、そういう人の思考パターンを少しだけ垣間見られた点で、とても有意義だった。Posted by ブクログ -
ゲーム理論の様々なコンセプトをオムニバス的にスポーツやビジネス等の競争に紹介した本。
あくまでオムニバスであり、体系的に概念を理解するための本ではないのでアカデミックな興味で読む本ではない。
ただ、読み物としては結構面白いし、なんらかの入門書を読んだ上で、実際に色んなケースでゲーム理論的考え方の...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲーム理論は「最大利得を追求しなければいけない」という、アメリカ人の強迫観念の賜物。
よく出来ている本なのだが、何かこう、舌に苦いものを感じる。Posted by ブクログ -
ゲーム理論は数学的には美しいんだろうけど・・・。使えるのか?確認事項。ゲーム理論の前提は何か?丸めてポイしたのは何か?しっぺ返し作戦以降発展はあるのか?
上手くいかなかったときに一番ありがちなのが、合理的な意思決定行動を取れなかった相手が馬鹿だから(俺は合理的な行動をとったのに)というMBA的痛い負...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲーム理論に興味のある人にはすごくお薦め!!色々なケーススタディーを通して戦略的思考とは何かを学ぶ事ができます。何気ない日常生活の中にも戦略的思考が潜んでるんだなぁと実感した本でした。Posted by ブクログ
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2倍までのレバレッジ投資のパフォーマンスが良いと説明されています。
従来の110-(年齢)=株式の比率、残りは債権の比率という投資方法よりも、
若い時に、2倍のレバレッジをかけて投資をして、次第にレバレッジ の比率を下げて行った方が、パフォーマンスがよく、リスクが少ないというのが主な主張になります。...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに金融資産が少ない時期にレバレッジする、というのは時間の最適化として有効なように思う。去年、このようなレバレッジを掛けた投資信託ができて紹介されてたような(確か訳者の所属する証券会社?)。
ただこのフランクな語り口調の訳はホント読みにくかった。要点をポイントでさらうことにも適していない。タレブ本...続きを読むPosted by ブクログ -
2019年118冊目。満足度★★★☆☆ 一般的に年齢が若い時は運用できるお金が少ないが、その時はレバレッジを2倍まで利かせて運用し、歳を取ったらレバレッジ投資をやめることを提唱。提案そのものは必ずしも否定しないが、翻訳の元となった本の出版が2010年とデータ・内容が古いこと、仕方ないけどアメリカの制...続きを読むPosted by ブクログ
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以前本書の前作を読んでおり、「実践」に期待して読んでみた。
理論先行の解説は、なかなか頭に入ってこない。シンプルにものごとを考えることは重要ではあるが、実際のビジネスの実務局面でそのように考えられることは皆無に等しい。(もっとも、複雑な状況を単純化して考えることはビジネスの基本であるし、個人的に苦...続きを読むPosted by ブクログ -
検討しているケースが豊富であるところが素晴らしい。また、ケースの一つ一つが短めにまとめてあるのも読みやすい。
最近ゲーム理論の解説書は多く出版されているが、1991年に発行されていたと言うことも驚きである。
ただ、本書を読み通してゲーム理論について理解したかと言う意味では、最近の解説書の方がわかりや...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲーム理論の入門書。先読み推量は興味深く、参考になる。時に自分の置かれている状況を客観的に捉え、ゲーム理論で説明できるか検証してみたい。Posted by ブクログ
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この本にはゲーム理論の基本的な考え方が記されており、日々の生活における駆け引きなどへのアプローチもいくつか例として挙げられていた。恋愛についてのものから核戦争をテーマにしたものまで様々な題材を用いて述べられていて、ゲーム理論を応用することによって解決への道筋を引き出すことができるというものであった。...続きを読むPosted by ブクログ
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仕事していた時に、何かの書類の裏に誰かがコピーしたこの本の一節を見かけてから、ずっと探していた本。戦略的思考は大切だけど、ずっと計算してなければならない所が、私には無理かも。Posted by ブクログ