シャンナ・スウェンドソンのレビュー一覧
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妖精にさらわれた妹を助け出すため、ソフィーは持ち前の鉄の意志と知識をフル活用して妖精に対抗する。
現代のニューヨークを舞台としたフェアリートーク。人間界とは別の世界として妖精の世界があり、そこを行き来することにより物語は展開します。妖精たちはそれぞれのグループごとに年代の違う人間の流行を取り入れた様相をしていたり、妖精界の食べ物を口にした人間は元の世界に帰れなくなることや、妖精は鉄を苦手とすることなど、伝承として広まっている妖精の特徴とこの作品ならではのルールが相まって世界観が形成されています。そして昔話でお馴染みの要素も散りばめられています。なのですぐに妖精たちの世界に入り込めるのですが、肝心の目的が見えて来ない。その謎で物語を引っ張っていくのですが、それよりも牽引力として大きいのは、登場人物たちの個性でしょう。
向かうところ敵なしの主人公ソフィーにしろ、意外と堅実的な妹のエミリー、悪の女王然とした妖精メーヴ、事件に対して必死に食い付こうとする刑事マイケル、世界一ものぐさであり頼りになるブルドックのボーなどなど。そこに人間の魔法使いの老姉妹やら様々な妖精たちも入り乱れて、あっという間に物語が進んでいきます。それもエンターテインメントの王道のど真ん中を駆け抜けるように。その読後には爽快感もあります。しかもまだまだ問題を残しておき、以下シリーズ続きますよという素晴らしい引きも残しながら。 -
Posted by ブクログ
現代のNYを舞台にした魔法使いの世界「魔法製作所」シリーズもこれにてお終いかな?
個人的にはここで終わりにしていいと思います。もうドタバタは読み疲れた(笑。
前回企みをくじかれたエルフロードのシルヴェスターが、架空の世界にケイティやオーウェン、自分たちに反抗するエルフ勢力たちを閉じ込めるという作戦に出ます。
そこで普通の人間として出会ったケイティとオーウェンが再び同じく恋に落ちていく前半はすごくよかったんですけど、例によって、後半は敵をやっつけるのに夢中で、ロマンスがあまりない(が、オーウェンにしては勇気のいる甘い言葉が次々出てきたのである意味サービス巻か)。
まぁ、とにかくシリーズのファンは何を言われようが読みますよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ(株)魔法製作所の第7弾。前作で無事「月の石」を破壊したケイティとオーウェン。その時の衝撃でオーウェンは無くしていた魔力を取り戻したが、イミューンのケイティまで魔法が使えるようになってしまう。この二人とも魔力を持つと言うのが、ポイントでこれがなければ物語が成立しなくなっちゃうし、よく考えてるなぁと思いながら読みました。両想いなのにちっとも進展しない二人にやきもきしながら、危機的状況下で突然のろけ始める相変わらずさにイラっとするまんまと乗せられてる私なのです。これここで終わりなのかしら?違うステージに乗っかった二人をまた是非読みたいものです。
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ネタバレ(株)魔法製作所シリーズ第6弾。ここからセカンドシーズンだそうです。前作で受けたダメージにより魔力を失いイミューンとなったオーウェン。魔力を持つものには危険すぎて閲覧できなかった古写本を研究しはじめてすぐ、とんでもないことに気づく。
いつにもましてドタバタで、常に追って追われて戦ってる一冊でした。魔法使いでも魔法を無力にしてしまうイミューンでも厄介な代物を巡っての争いなので、うまくいきかけてはまた足元を掬われるの繰り返しで、ちょっとしつこかったかな。おばあちゃんは相変わらず最強でした。それにしても続編が楽しみに思わせるのがうまい(笑) -
Posted by ブクログ
(株)魔法製作所シリーズのセカンドシリーズ1作目。
日本オリジナル書き下ろし作品。
というのは、日本のほうが人気があるからだそう。
普通の女の子ケイティと才能はあるがシャイなオーウェンというカップルが、大人しすぎるからかな?
前作で魔力を失ってしまったオーウェン。
恋人のケイティは、もともと魔力がまったくなく魔法にかかることもないイミューン(免疫者)。
オーウェンは魔力がないほうがむしろ危険が少ない過去の書物を調べることに没頭し、ケイティのほうは仕事に退屈を覚え始めていました。
古写本を読んでいたオーウェンがとんでもないことを発見する。
権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険な石<月の目>がティファニーに現れたというのだ。
宝石店に駆けつけた二人は、<月の目>の行方を追うことに。
大富豪の婚約者の手に渡ったらしいのだが‥
なかなか正体のわからないその婚約者は、ケイティのかっての上司ミミだった!
もともと我がままなミミが、こんな力を手に入れたらどうなるのか‥?
<月の石>はエルフの細工した黄金の環に取り付けられたブローチとなって売られ、エルフは一族の秘宝を取り返そうと追ってくる。
ニューヨークの街中を追いつ追われつ、指輪物語パロでもないでしょうが~ファンタジーらしいキャラが次々に登場。
それぞれに<月の目>の存在を感じ取ると、権力欲を刺激されるのでした。
ケイティとオーウェンが手に手を取り合っての冒険行が続きます。
オーウェンはなくなった両親の過去が明らかになったため、野心を抱いているのではという疑いもかけられながらの奮闘。
ケイティの祖母も孫の身に危険を感じて上京してきて、オーソドックスな魔法使いぶりを発揮します。
ちょっとめまぐるしい感じだけど、まずまず楽しく読めました。
事件はいったん解決するものの、意外な展開もあり!
さて、次は~?
続きも読みたいシリーズです☆