シャンナ・スウェンドソンのレビュー一覧
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ネタバレ(株)魔法製作所の第7弾。前作で無事「月の石」を破壊したケイティとオーウェン。その時の衝撃でオーウェンは無くしていた魔力を取り戻したが、イミューンのケイティまで魔法が使えるようになってしまう。この二人とも魔力を持つと言うのが、ポイントでこれがなければ物語が成立しなくなっちゃうし、よく考えてるなぁと思いながら読みました。両想いなのにちっとも進展しない二人にやきもきしながら、危機的状況下で突然のろけ始める相変わらずさにイラっとするまんまと乗せられてる私なのです。これここで終わりなのかしら?違うステージに乗っかった二人をまた是非読みたいものです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ(株)魔法製作所シリーズ第6弾。ここからセカンドシーズンだそうです。前作で受けたダメージにより魔力を失いイミューンとなったオーウェン。魔力を持つものには危険すぎて閲覧できなかった古写本を研究しはじめてすぐ、とんでもないことに気づく。
いつにもましてドタバタで、常に追って追われて戦ってる一冊でした。魔法使いでも魔法を無力にしてしまうイミューンでも厄介な代物を巡っての争いなので、うまくいきかけてはまた足元を掬われるの繰り返しで、ちょっとしつこかったかな。おばあちゃんは相変わらず最強でした。それにしても続編が楽しみに思わせるのがうまい(笑) -
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(株)魔法製作所シリーズのセカンドシリーズ1作目。
日本オリジナル書き下ろし作品。
というのは、日本のほうが人気があるからだそう。
普通の女の子ケイティと才能はあるがシャイなオーウェンというカップルが、大人しすぎるからかな?
前作で魔力を失ってしまったオーウェン。
恋人のケイティは、もともと魔力がまったくなく魔法にかかることもないイミューン(免疫者)。
オーウェンは魔力がないほうがむしろ危険が少ない過去の書物を調べることに没頭し、ケイティのほうは仕事に退屈を覚え始めていました。
古写本を読んでいたオーウェンがとんでもないことを発見する。
権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険 -
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Posted by ブクログ
魔法製作所シリーズ完結編です。
前巻で伏線はあったので、さすがの私も黒幕の目途はついていましたが、ヒーローの秘密については全く気付かなかったです。
シリーズに伏線として色々書かれていたので、大抵の人は気付いていたのかもしれないけど、私は何も考えずに読むので。
「黒幕」がついに動きだし、MSIに攻撃を仕掛けてくる。
戦略と戦略、魔法と魔法の戦いがクライマックスを迎えます。
今回は魔法使いよりもイミューンと人間が奮闘していて面白いです。
一気に読みました。
このシリーズは「魔法」と「現実」の共存する世界を単純に楽しめる作品です。
ファンタジーによくある、ヒーローがいて、ヒロインがいて、悪役がいる -
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Posted by ブクログ
ネタバレ㈱魔法製作所シリーズ4作目。
前作の戦いの後、オーウェンの事を考え自ら会社を辞め実家に戻ったケイティ。
今作ではテキサスが舞台となります。
魔法とは無縁の故郷で平穏で退屈な日々を送るケイティ…といいたいところですが、彼女の家族が奇抜すぎてとても平穏とは言い難いです。
なんなら魔法溢れるニューヨークの方がまだまともだったんじゃなかという気さえしてきます。
この家族の中でよくケイティはまともに育ったものだ…いや、この家族だからこそ、彼女は辛抱強く理性的な女性に育ったのかもしれません。
これまでのシリーズの中では本作が一番笑えました。
もちろんハラハラドキドキの戦いや素敵なロマンスもたっぷりで -
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Posted by ブクログ
㈱魔法製作所シリーズ3作目。
大団円を迎えた前作ですが、早くもトラブルの連続。というか、最初から最後までトラブル続きでした。
訳の分からないことばかりでケイティが不憫なのは毎度の事ですが、今作では本当に可哀想です。
が、自分でなんとかしようというのは自信のなさの裏返しであり、オーウェンも言っているように周囲の人々を信頼していないとも受けとられます。
真面目さと自虐さが彼女の長所でおもしろい所でもありますが、同時に欠点でもあるというのが本作で露呈したように思いました。
そしてまさかあんな結末になってしまうとは!!
ところでロッドは凄く良い奴ですね~。