シャンナ・スウェンドソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魔法製作所のシリーズで人気だったシャンナ・スウェンドソンの新シリーズ。
またニューヨークが舞台ですが、今度は魔法使いでなく、妖精のお話。
妖精界との交流が、スリルもありつつチャーミングに描かれます。
妹のエミリーが行方不明に。
ミュージカル女優として成功したまさにその夜、失踪するなどありえない。
エミリーと同じアパートに住む友人の刑事、マイケルが捜査を始めますが?
エミリーの姉のソフィーが、駆けつけます。
ルイジアナの田舎町に生まれ育った二人、ソフィーも才能あるバレリーナだったのですが、町を出ることは諦め、妹を送り出し応援してきたのです。
長身のエミリーに比べると小柄で一見普通なソフィー。 -
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Posted by ブクログ
妖精にさらわれた妹を助け出すため、ソフィーは持ち前の鉄の意志と知識をフル活用して妖精に対抗する。
現代のニューヨークを舞台としたフェアリートーク。人間界とは別の世界として妖精の世界があり、そこを行き来することにより物語は展開します。妖精たちはそれぞれのグループごとに年代の違う人間の流行を取り入れた様相をしていたり、妖精界の食べ物を口にした人間は元の世界に帰れなくなることや、妖精は鉄を苦手とすることなど、伝承として広まっている妖精の特徴とこの作品ならではのルールが相まって世界観が形成されています。そして昔話でお馴染みの要素も散りばめられています。なのですぐに妖精たちの世界に入り込めるのですが、肝 -
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Posted by ブクログ
現代のNYを舞台にした魔法使いの世界「魔法製作所」シリーズもこれにてお終いかな?
個人的にはここで終わりにしていいと思います。もうドタバタは読み疲れた(笑。
前回企みをくじかれたエルフロードのシルヴェスターが、架空の世界にケイティやオーウェン、自分たちに反抗するエルフ勢力たちを閉じ込めるという作戦に出ます。
そこで普通の人間として出会ったケイティとオーウェンが再び同じく恋に落ちていく前半はすごくよかったんですけど、例によって、後半は敵をやっつけるのに夢中で、ロマンスがあまりない(が、オーウェンにしては勇気のいる甘い言葉が次々出てきたのである意味サービス巻か)。
まぁ、とにかくシリーズのファン -
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Posted by ブクログ
海外のロマンス小説って、すぐキスとかメイクラブになる。そういうのが苦手、むしろプラトニックなジリジリした展開が好きな人にオススメ。
魔法は使えないけど魔法世界を見ることができる免疫者(イミューン)である主人公ケイティが㈱MSI(魔法製作所)に入社し、普通の感覚を重宝がられ……とちょっとご都合主義的な展開だけど、気軽に楽しめる。舞台はあくまで現代のニューヨークだし、MSIの社員は魔法を上手く使いながら現実世界に溶け込んでるので、普通の女の子のラブストーリーと変わらない。
なんと言っても、ケイティが恋する魔法使いオーウェンが魅力的。美男子なのに、その魅力が自分でわかってない、too shyな青年 -
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