保坂隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ7年ほど前の出版だが、タイトルが気になり読んでみることに。
「家の中が収拾つかない状態の人は、心が整っていないことも少なくない」という文面から、てっきり片付けについてのものだとばっかり思っていた。
最初はやはり物を減らすことから。それは生活雑貨や衣類に限らず、食品についても。
第3章では人間関係について、第4章では時間の使い方について、第5章では金銭的なことについて。そして最終章の第6章ではエンディングノートなど、人生の終わり方について。
単に「片付け」の話ではなく、老後はどう生きるかについて、中高年から考え準備を進めていくことの重要性について述べられている。
若いときはひたすら走り続けてきた人も、残りの人生が1/4ほどになった段階で、一度立ち止まり、これまでの人生とこれからどう生きるかを考えることは、残りの人生を悔いのないものにするために最も重要なことなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ無理のない範囲で、少しだけ生活を丁寧にすることが、どの年齢でも大切ということか。
特に、イベントが少なくなる老齢期ではいかに毎日の些事を大切にしないと、他責になってしまう。知り合いの後期高齢者がITも幸せも息子さんに頼り切りなのを切ない思いで聞いているので、なおさら生活も幸せも自立したいと思う。ぞっとしたのが「旅行に行きたいのだけど息子が連れて行ってくれないから」「LINEは怖いって言うじゃない。息子がちょっとやってくれたけど。。。あなたはご両親の分全部やってあげているのでしょう?」
特に、精神的なこと、幸せの自立は若くてもできていない人の方が多いから、気持ちを引き締めて行動を習慣化して他責にならないようにしたい。
取り入れたいと思ったもの:
少しおしゃれをする=自己表現でもあるから
CD一枚分片付け
1時間で終わるものはすぐにやる
一人で行ける馴染みの店をつくる -
Posted by ブクログ
40代後半から50前半にかけて人生観が変わるような事柄が次々に起こってきた。自分も悩みながら状況にアジャストしてきたと思う。その中で次第に仕事中心の人生という考え方からセカンドライフをどう自由にいきていくかということに大きく関心のありかが移っていった。
ありがたいことに自分は財産や自己実現という意味で恵まれた半生を送ってきたと思うが、一方で実は自分が本当に求めているものが何かということに向い合わずに生きてきたのではないかとも思う。
この本は精神科医が自分の生き方について実践的に気づいてきたことをわかりやすくまとめた本で、とても読みやすいし現在の自分に近いものを感じた。現状に何か不満を感じたり人生が停滞していると感じるなら定年を待たずに50代のうちに第二の人生をスタートさせる、という考え方はとても納得できる。自分は仕事を変えようとまでは思わないがライフスタイル自体は大きく変わってきている。それを後押ししてくれる日常の中での小さなヒントが詰まっている本だった。 -
Posted by ブクログ
「シニアといわれるようになってからどう生きるか」が大きなテーマ。これからひとり暮らしをする方に、心の準備のしかた、まわりの人間関係のコツ、お金などの生活の心得、衰えゆく脳をどう活性化させるかといったことを、精神科医の目線からまとめた。
「ずっとひとりで寂しい、老いていくことが辛い」
「相談できる人がいない」「自分だけ取り残されている気がする」「これからのお金、健康の不安がなくならない」
ひとりの老後に不安や孤独を感じ、このようなお悩みを抱えていたら、必ず助けになる。暮らしに役立つ具体的なアドバイスや、不安を手放せる心構えを「知恵袋」としてまとめた1冊~将来になんとなく不安にを抱いている。こうしたらよかった、ああしたらよかった…と後悔の気持ちが浮かんでくる。そんな、考えが後ろ向きになきもちがスーッと消え、前向きな自分に出会える内容~【目次】 はじめに 実は老後のシングルライフには夢があふれている
第1章 「ひとり老後」を始める際に知っておきたいこと
「これから何をしようか」と悩めるほどの贅沢はない
もう一回、生き直すくらいの時間が残されてい
老いることを嘆かず面白がる
自分らしく楽しめる趣味の見つけ方
年齢がハンデではなく強みになる時代
ひとり暮らしにはデメリットもある
孤独に強くなることも必要
ひとり時間を楽しんでいるうちに孤独感は消え
つらくなったら行政に助けを求めよう
生活支援のサービスに堂々と頼る
「人生をもっと楽しもう!」に踊らされない
「生前整理」からスタートを切るのも悪くない
第2章 シニアの人づきあいには独特なコツがある
仕事関係のつきあいは全部捨てる
だから楽しい「仕事抜き」の人間関係
「SOS」を発信できる相手を見つけておく
信頼できるご近所さんをつくるには
地域のシニア受け入れ態勢も整いつつある
「近所づきあいは面倒」は思い込み
挨拶する際には歯を見せて笑おう
過去の自慢話はみっともない
仲良くする人を選ぶ大原則とは
いい人間関係構築に「武田信玄七箇条」が効く
水と油だからこそうまくいくこともある
なぜ、「来る者は拒まず」は危険なのか
取るに足りない話題が距離を縮める
自分の流儀や好みを押しつけない
個人情報にズカズカ踏み込まない
弱い自分もありのままにさらけ出す
相手の気分を悪くしない断り方を身につける
いつも挨拶に付け加えたいひと言
「おごらない」「おごられない」が地域の人間関係の鉄則
近所の民生委員に挨拶しておく
第3章 今あるお金とうまくつきあってい
お金の心配はするだけ無駄
経済的不安とどう向き合うか
身の丈に合ったお金の使い方をしよう
子供のためにお金を残す必要はあるのか
「本物の節約」は貧乏くさいものではない
「節約」と「ケチ」は具体的にどう違うのか
どんな額でも「これだけあれば十分」と考える
孫や子にお金よりも残したい一休さんの遺言
第4章 習慣を変えれば脳も身体も元気になる
《生活習慣編》
毎日の早起きが脳に効く
年を取ると早起きが苦にならなくなる理由
早起きは大事だけど「いきなり起き」はNG
朝風呂の習慣で脳は活性化する
くれぐれも注意したい昼寝の時間
クイズ番組は解答者の気分で
「こそあど言葉」は絶対禁止
脳は70歳を超えても鍛えることができる
日記を書くことが脳トレになる
ウォーキングは足腰ばかりか脳も鍛えてくれる
なぜ、歩くことが脳に効くのか
寝つくためにはリラックスが何よりも大事
《食習慣編》
朝食をとるメリットはこれだけある
おいしく食べると脳が元気になる
一日3食」にこだわる必要はない
物足りないくらいの量がちょうどいい
ひとりの食事でも「いただきます」「ごちそうさま」を
食事にはできるだけたくさんの色を取り入れる
第5章 無用な不安を手放しておだやかに生きる
「どうにかなりそうなこと」にだけ努力する
上手な愚痴は心を活性化させる
「老い」は「成長」であると考える
できたことができなくなるのは当たり前
嫌な記憶だけが消える「忘却術」
寺山修司に逆らって後ろを振り向いてみよう
健康への不安に過剰に反応しない
歳を過ぎたら幕の閉じ方も知っておこう
おわりに 心の準備だけは怠らずに⁉️ -
Posted by ブクログ
ネタバレ孤独力。
造語だが、56歳の自分にはこれからますます必要になる。
「孤立する」のではなく、周囲とある程度、協調性を保ち続けながら、「一人きり」も楽しむ。
家族や友人とも付き合うけれど「依存」はしない。
自分に不要な人づき合いは切って行く。
カメラマンの幡野広志さんもそんなことを書いていた。
この本は、「定年後、男性はどう生きるか」というテーマで精神科医が書いたものだが、前半は、団塊の世代(1947〜1949年生)向けの、少し古い感じがした。
でも、自分も結局、「同じ」老化の道を辿るかもしれない。
•余分なものは捨てる
•本当の意味で自立する
•一人も楽しむ
•今の自分にもできる新しいことを始める
これらをちょこっと意識しておくようにしよう。