晋平太のレビュー一覧

  • 言語学的ラップの世界

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    フリースタイルダンジョンから、少しだけ日本語ラップに興味を持っていた身ですが、初心者にもわかりやすく、日本語ラップの変遷を理解することができた本でした。最後の対談集がまたおもしろかったです。

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    2025年07月07日
  • 言語学的ラップの世界

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    これもゆる言語学ラジオから気になって購入。

    もともとフリースタイルダンジョンも好きだし、ラップも聴いてるし、なんなら友達にラッパーいるし、言語学も興味あるし、色々な要素がベースにあったので非常にテンポ良く楽しめながら読めた。
    なにより河原先生(著者)の説明のテンポ感が最高だった。

    ラッパーを大学の講義へ招くなんて聞いたことないけど、好きな人からしたらたまらんやろなぁ。

    今までラップを観る側にいたけど、本書を読んでからはこっそり練習して上手くなりたいな?と。
    早く新明解国語辞典を通読して語彙を増やさねば!

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    2025年07月06日
  • 言語学的ラップの世界

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    ネタバレ

    日本語ラップのライムを、言語学・音声学から分析した音韻論がとても良い一冊。
    語り口が平易で読みやすい。(一部、過去の小論をそのまま使った章もあるが、そこまでお堅い話ではない)

    知り合いのラッパーにお勧めしておいた。
    ルールを知ったうえで技量を磨いたライムが世にでてくる日が楽しみである。

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    2024年10月23日
  • 言語学的ラップの世界

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    ラップを言語学、とくに音声学から分析した本……と言いたいところだが、言語学をラップから見た本とも言える。そのうえ、名だたるラッパーの想いや裏話も聞けるし、ラップの歴史もまとめられている。一石二鳥、いや一冊三帖な本。川原先生には学生時代に出会ってみたかった。

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    2023年12月24日
  • 言語学的ラップの世界

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    川原先生のファンなので予約して買いました。
    熱量と発見が1:1で同居しているような本。
    前半は日本語ラップの韻の考え方、相性の良い子音の話などの発見があり、後半に向かうにつれてラップの歴史やラップスター達へのインタビューを通して、川原先生の日本語ラップへの熱量の大きさを垣間見ることが出来ました。普段全然ラップを聞かないけど、ちょっとラップ挑戦してみようかな、と思うようになりました。

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    2023年12月02日
  • フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩

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    ネタバレ

    ラップできるようになったらかっこいいなと思い、手に取った。
    本の内容とは全然関係ないが、私は大学生の頃にフリースタイルダンジョンにハマり、実際に観覧も見に行ったことがある程度にはフリースタイルが好きだ。(ラスボスまで進んだ回で激アツでした)

    なんだが少しだけ、仕事(顧客との商談など)に通じる部分があると思った。
    例えば、事前に相手のことをリサーチするだとか、ときには出まかせが必要、説得力を持たせるためには堂々とすることなど。

    フリースタイルは即興で作るものだとは思うけれど、最初はある程度自分で事前に考えたものも作っておくことも大切という話もあって、英会話学習と似ていると思った。
    時間をかけ

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    2023年03月26日
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    購入済み

    言葉の戦い

    歌人や和歌と関わりを持つ名家の主人公が、ラップに出会う話です。和歌やラップバトルは全然違うように見えて、ある意味言葉の戦いなので意外と通じるものはあるのかな、と。作品のリリックはラッパーの協力で作っているそうで、やはり言葉一つ一つが深いです!個人的にヒプマイよりこっちの歌詞が好き。

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    2021年12月29日
  • Change! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。(6)【電子限定特典付き】

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    完結。キメの歌唱シーンで無音になる漫画、音楽をキーに物語中心に進む漫画、音楽をネタに主題が他にある漫画、色々在るけるけるど、ほぼ八割が音楽の話で歌詞を一文字も省略しないような音楽のための音楽漫画にも残ってほしかった。

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    2020年01月30日
  • Change! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。(6)【電子限定特典付き】

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    女子高生ラップなんて、マンガにしずらそうなジャンルのものを、なんて迫力ある、かつ、熱量のあるマンガにできるんだろう。感動します。

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    2020年01月02日
  • Change!(1)

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    とってもおもしろかった!
    主人公のかわいいビジュアルとラップのイメージがギャップとなっていてとてもおもしろい。
    ラップ自体もヘイヨーくらいのイメージしかなかったけれどもとても奥深くすごい夢中になることをやっているんだと知れておもしろかったです。
    やっぱり曽田正人作品はこうした等身大のキャラが殻を破って夢中になりなにものかになっていく姿を描くのがとてもきれいでいいなと思いました。また好きな漫画が増えてうれしいです!

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    2019年12月17日
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    購入済み

    ラップの世界へ

    今後主人公の師匠?になりそうなキャラに会い、ラップの世界へ足を踏み入れる主人公。ラッパーたちの互いの息遣いや汗が感じられ、ここまでラップバトルでの臨場感が漫画で表せるとは思わなかった。次巻に期待大です。

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    2019年11月27日
  • Change! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。(5)

    ラッパーの生き様

    個性豊かな新キャララッパーが続々現れて、それぞれの信念や生き様をラップで表現し、火花を散らすバトルは圧巻です。音の表現が難しい漫画で、ラッパーの言葉の圧、会場の熱気や湧き上がる高揚感で絵から自然とビートが聴こえてきます。まだこれで予選とは思えない熱気。胸アツです。

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    2019年11月15日
  • Change!(2)

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    こんなに音楽を漫画で一切省略なく正確に描写してこっちにちゃんと伝わるのが凄い、どんだけ読者の音楽的背景に依存してるのか想像もつかない、恐らく全員コマを開いて鳴る音が違うのではないか、それは描き手として怖くはないのか、それはMCバトルでディスり合う事それ自体とどちらにより一層の勇気がいるのか。

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    2019年06月25日
  • フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩

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    深夜とはいえ地上波のフリースタイルダンジョン見てる人は多い。しかし、実際にやるとなると何から始めていいかわからない。それでもやりたいヤツは見よう見まねから始めるだろうけど、何から始めていいかわからない人へ、そして、誰でもどんなきっかけでも始められるんだと敷居を下げ、興味を持っている人たちの背中を押してくれる立場からの実践的な内容になってます。

    誰でも始められるものとして日本のヒップホップ、フリースタイルの発展のために裾野を広げようという晋平太のヒップホップ愛を感じました。

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    2017年06月25日
  • 言語学的ラップの世界

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    「ラップは韻を踏む上で子音も大切」といった内容の言語学の分析がメイン。FLOWだったり母音での韻が気持ちいい要因だと思っていたので、今後はそこも意識して聴きたい。

    ラップの歴史にも軽く触れており、知らなかったので知れてよかった。参考文献にあった、『ラップスター宇多丸の「ラップ史」入門』はいずれ読みたい!

    最後はラッパーにインタビューをする章で、特にMummy-Dへのインタビューがよかった。当時の様子などが知れたし、Mummy-Dが丸くなっているというのも含めて。

    本書で紹介された、聴こうと思った曲をメモがてら以下に記載。
    ・BUDDA BRAND「人間発電所」
    ・LAMP EYE「証言」

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    2025年06月07日
  • 言語学的ラップの世界

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     言語学者である川原 繁人(かわはら しげと)さんの日本語ラップについての本です。
     音声学的に日本語ラップの韻について詳しく解説されています。

     川原先生は、研究者になる前からラップが大好きだったそうで、研究者となってからは日本語ラップを大学教育に取り入れて数多くのラッパーを授業に招いているそうです。

     ラップの最大の特徴は韻を踏むことですが、「脚韻」と呼ばれ古くから詩歌に使われていたことは、ご存知のとおりでしょう。
     日本語ラップの韻は、母音と子音の韻だけでなく、音節構造を保持して韻を踏むということも行われているそうです。(詳しくは、「第2部 言語学的ラップの世界」の「第7章 講義4:

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    2025年05月06日
  • 言語学的ラップの世界

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    制約は想像の母である
    ルールがあってこそ表現が広がるということが、言語芸術であることがよくわかった。
    何を評価する、批判するにしても歴史を学ぶことが必要ということも知れた。(ピカソの歴史を知ってると知ってないとで、鑑賞の楽しさや感じるもののおおさかが違うということも)
    自分にとって言語は特別な教養であり、心酔できるよりどころであるが、
    その正体は芸術に近いものとしれて納得できた
    歌、言語
    人間にしか追求できないこの二つの奥にあるのが、
    絵画だったりするのかなとも思いました。

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    2024年08月30日
  • 言語学的ラップの世界

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    韻を踏むことが母音だけじゃないということに驚いた。私は第3世代からなので、それ以前を聞いてみたい。
    今回この本の中では音楽性が出て来ず、私の好きなヒップホップポイントが挙がらなくて少し残念に思った。言語学にフォーカスしているからしょうがないが、歌い方やバックサウンドもヒップホップには非常に重要だと思う。

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    2024年06月24日
  • 言語学的ラップの世界

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    ネタバレ

    ヒップホップ・ラップについて無知でしたが、おもしろかったです。出てきた曲をYouTubeで聴きながら読んだ。読んでいるうちにやりたくなって考えてみたけれど、全然言葉が出てこない。ラップを身近に感じられるようになるいい本でした。
    あと、共著しあさんの曲も聴いてみて、ラップ色は薄いと思いますが「幸せですね」という曲にも出会えました。

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    2024年04月30日
  • 言語学的ラップの世界

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    学生の頃に出会いたかったなぁ!
    学問そのものへの興味だけでも学びは面白いけれど、他の興味と結びついた瞬間物凄い勢いで面白さが加速していくと思う。この本は正にそれだった!

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    2024年04月18日