つの丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昔、
「『マキバオー』?オレ、あんな絵のマンガ読まない」
とか言っていました。
そのとき、すすめた友だちは、
「あんな絵やけど…あんな絵だからこそ、このマンガは、いいんだよ!!」
と熱く語っていました。
そして、今、他の人に、同じ様にすすめる自分がいます(笑)
例えば、マキバオーや、騎手の菅助が、小さいこと。それは、ギャクではなくて、きちっとした意味があるんですよ。
そして、その事が、物語としっかりと結びついています。
「函館山の誓い!!」は、おぶ調教師が言われたようなことを、最近、わたしも言われたことがあるので、身にしみました。
なんで、手前らが、こいつらの限界を決めちまうんだ -
Posted by ブクログ
名作競馬少年漫画「みどりのマキバオー」の続編。
高知競馬を中心とした地方競馬にスポットを当て、マキバコ産駒ヒノデマキバオーとその主戦騎手ハヤトの活躍を描く。
地方競馬の経済的困窮や芝とダートの扱いの格差、サンデーサイレンスの次代の種牡馬探しといった競馬の抱える現実的な問題を取り上げており、つの丸先生の競馬への想いが強く感じられる。また、そういった現実的な問題と馬が喋ったりするマンガの部分とが違和感無くマッチしている。
前作の登場人物の行く末が少しずつ明らかになっていくのが面白い。まだ行く末の明らかになっていない重要人物も多いが、おそらくすでに考えているのだろう。楽しみだ。
ただ、前作と比較