玩具堂のレビュー一覧
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この本は正直買う予定がなかった。まずイラストとあらすじ等を見たファーストインプレッションが、「ツンダラ娘?それにしてもこれはダラけすぎじゃないのか?ぶっちゃけこのキノコあんまりかわいくないし・・・こんな表紙で大丈夫か?」とためらっていたが、とりあえず「一番いい新人を頼む」となるとスニーカー大賞作品しかないなと。
皆さんのスニーカー大賞への期待が凄い高かったので(ラノベ初心者の自分にはよくわからないがかなり厳しい賞みたいね)結局購入に至った次第。
どうでもいい前置きが長くなってしまったが、内容としては普通に面白かった。仙波明希がなかなかキレていたし、なにより佐々原三月がかわいすぎる。これが一番 -
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呼ばれていく組と、策略に乗っかった一人とで
殺人事件を解く事に?!
すごくミステリーちっくな感じで始まります。
当然学校外なので、1冊まるったそこの場所、なのですが
相棒の行動が、結構すごい状態になってきています。
ポイントのやつのせいですか?w
釣り小屋で死んでしまった従兄弟は、どう殺されたのか。
珍しくざくっと彼女が踏み込んでいますが
言われると確かにそうです。
毎年劇をやっているのは、傍からみたら滑稽です。
自分を持つためなのか、揶揄して遊んでいるのか。
しかし隠れ場所…。
どんどんと居心地のいい空間に変化していってます。
これはうっかり入り浸りそう。 -
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水泳部、人の恋路、昔の知り合い。
女の子はいつまで経っても女の子。
うっわ面倒なものが流行り始めた、と思うものの
言われたら乗っからないといけないシステム。
線引きをしていけば、なんとなく分かってきますが
すごいごちゃごちゃです。
そんな1話目のおかげで、プールで遊ぶ事が出来た2話目。
さすがにこれはいつものスタイルは無理では…と思ったら
きちんとどうにかする事が。
熱があって朦朧としていても、思考回路が使えるとは
うらやましい限りです。
ラスト3話目では、主人公たる彼の過去が。
精神的にずたぼろになったりしてますが
そんな事があったのか、状態。
彼女の存在については、なるほど、と。
需 -
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お悩み相談が成功して、徐々に増えて行く相談者。
今回は、生徒、中学生、先生。
人の性格はそれぞれ、好みもそれぞれ。
外見にひかれました、というより
内面にひかれた、という方が
説明が難しいです。
1話目の相談者のプリント、すごい考えられてるな、と。
文章は良く読みましょう、の基本な感じです。
2話目の中学生。
一体どういう人物なのか…というより、1巻の最後で
ぼそっと言っていた悩みが地味に繋がっている!?
そういう関係か! と事件とは関係ない事に納得。
風が吹けば桶屋がもうかる、の真髄を見た気がします。
3話目では、ついに先生が相談者!
普通だったらこなさそうですが
そこまで悩んでいた、 -
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ネタバレどんどんぱやきのんさんのキャラが濃くなっていく…!最初はただのクッションだったはずなのに……
今度の玩具堂さんはある日、異世界が転生してきたというもの。ただ、実際に転生してきてからある程度時間が経っているというのもあって、そこまで混乱とか人間と異世界人の不仲を描くものではなかった。その代わり、何時まで経っても齟齬があり続ける人間と異世界人の交流とか戦乱の世から平和な世界に移ってきたことで価値観が大きく変わってしまった人たちが印象的。
更に漂流王国メヘンを守るためにはこれまで戦争などで人望を得ていた勇者が平和的な方法で人望を得る必要があるという。まあ、だからといって勇者であるリーンを中心として -
購入済み
SAOの思想を自分なりに?
設定からして「ソードアートオンライン」を彷彿とさせる作品で、設計思想も似通っていると思います。
ゲームで知り合った女の子と仲良くなって、そこに思わぬ子供ができて、共同生活の中で色々起こるという感じ。
人工知能と人間の関係性だったり、ゲームで知り合った子と身近にいた女の子との関係だったりとパーツはSAOと同じと言えます。
内気な少年がゲームの中では自分を出せて……
まぁ、そんな感じでSAOをこの作者がどう解釈して自分なりにアレンジしたのかという作品なのだと思いました。
ただ妙に難しい言葉を入れたがる文章が散見されて、誤植もあったりと読みにくさを感じる部分もありました。
この辺 -
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いつもの短編というかオムニバス形式を期待していたら、長編でちょっとがっかり……と思ったけどあとがきを読んで納得。
雪山の別荘を舞台にいつものメンバーが事件を解決する話。事件と言っても、その場で何かが起こるわけじゃなくて、そこに関わる人たちに関する謎の真相を明かす感じ。
そういうわけで、雰囲気は4巻と同じですね。
巻を重ねるごとにキャラの魅力というか個性は強くなってると思いますが、その一方で1巻や2巻で感じた日常ミステリーの面白さが薄れてきているなというのが正直な感想です。
あとがきで、作者自身の自己評価が一番高いのは2巻の「かぐやテスト」だと書いていました。俺もその話が一番好きです。事前 -
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生徒会の、生徒会による、迷える生徒のための会。
そこに持ち込まれた問題は、となりの部屋にいる、関係のない生徒が
いやっそ~な顔で解決してくれる。
こちらの声はきれいに聞こえているのに
そちらの声はまったく聞こえない。
一体どういう設計をされているのでしょうか?
いや、この場合建築を指摘すべき?
話は連続短編のように続いて行きます。
最初に相談した人間からの推薦で違う人が訪ねてくるので
案外知っている名前がわさわさと。
そして、あちらこちらに小出しに出てくるネタもひょっこりと。
ミステリーのような感じになっています。
しかし最後。
最後のあの疑問は…もしかしなくとも -
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今回は学校からは離れ、夏休みを利用しての避暑地バイト編。
そこでは仙波妹の学友であり、古から予言や助言といった事を生業にしている一族の
当主となる寄絃芳花が仙波姉らの学校での活躍を聞いて興味を示し、
仙波姉に芳花の亡き母が記した奇妙な日記に残された謎
及び万鏡館に鏡のない理由の解明を依頼する事になります。
何時もの人間関係の縺れを解く活動とは異なり、大分ミステリアスな展開であり、
流れも言葉の持つ意味合いに多々触れられ哲学的な様相。
それはそれで考えさせられる部分もあり、私には興味深くもありましたが、
何時もの不可思議な状態に陥った人間関係の縺れを解決する事を期待している読者には重いかも。
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生徒会が「迷わない子ひつじの会」という悩み相談を始めた.
持ち込まれる様々な相談に対して
アレやコレやと議論して解決へと持っていこうとするお話.
ここだけだと「めだかボックス」的な感じだけど
途中から学園異能バトルに変化しません.
ちゃんと普通に相談にのります.
あれ?
ということはスケットダンス寄りか.
まぁいいや.
で,成田真一郎という生徒会書記が走り回るわけです.
「なりた しんいちろう」じゃなくて「なるた まいちろう」.
親のネーミングセンスを疑ってしまうにゃー.
まぁ「今鹿」とかいて「なうしか」と読む長男もいる時代ですからね.
それなり.
仙波さんが素敵ですね.
ツンダラ娘という