いしたにまさきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕は仕事も趣味も生活もすべてがリンクし、仕事が趣味であり生活であり、趣味が仕事であり生活であり、生活が仕事であり趣味であるという人生観をもっています。
よって仕事場が居間であり書斎であり、居間が仕事場であり書斎であり、書斎が居間であり仕事場であるという感覚です。さらにその感覚は近年のオンラインストレージによりますます強まる傾向にあると自分自身感じています。
本との関係も重要で、本を所蔵する意味はすでになく、読んだら手放す緊張感をもって読むことを意識しています。
そういった意味で、僕にとっての「新しい書斎」とは、妄想できる非日常空間だと感じました。 -
Posted by ブクログ
狭い家でも「時部の白」が欲しい。一畳の空間+クラウドで充実した思考の時間を取り戻す。
「書斎」ってなんだかお父さんの響きですよね。。。今の家の中ではあまり機能してないのかもしれない??
でも、じっくり考えられる「自分空間」が家の中にあるっていいですね。
この本では著者の書斎作りの過程から昔の文豪の書斎の紹介まで書斎について色々語られていますが、書斎という場所だけでなく電子書籍などデジタルの側面もあわせもって語っているのが面白かったです。
本来書籍って閉ざされた空間だけれども、それにクラウドを組み合わせると開かれる場所にもなるという話。
確かに電子書籍なども含めて考えると、本って所有しなくて -
Posted by ブクログ
どこでこの本の存在を知ったのか忘れてしまいましたが、書斎という言葉にはひきつけられるものがあります。
そして、非常におもしろく、実用的な内容でした。
書斎というと、何か特別な空間を作らないとできないといった固定観念がありますが、現代の住宅事情、そしてクラウド・デジタル化を踏まえ、開かれた書斎というコンセプトは、参考になることは多いだけでなく、著名人の書斎や本棚の実例は、なかなか見ることができないため、興味深いものでした。
また、実際に自分の書斎作りを紹介したり、理想の家作りの話など、これまでの書斎のイメージを大きく変え、新たな提案をしていますので、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
書斎 -
Posted by ブクログ
楽しく読ませて頂きました。
Webを徘徊している人なら一度は目にしたことがあるサイト、ブログの書き手である主たち(著者曰く「よくわからない人たち」)へのアンケートをもとに、彼らの考え、思いをまとめ、分析されています。
私は一世代古い人間ですが、しかし、幸いなことに、リアルタイムにそうした動きを眺めてきました。
著者を始めとして、ここでアンケートに回答されている若いみなさんの柔軟な発想や、デジタルスキルによって生み出されたサービスに、刺激を受け、感謝しつつ、日々利用させてもらっています。
そうした意味からも、この本でしめされた「よくわからない人たち」の思考、傾向は興味深く、楽しいものでした。
「 -
Posted by ブクログ
ネットで成功している人の思考法をアンケートから分析した内容。
「ネットで成功」というのは色々あって、ブロガー、WEBサービス、tiwtter・・・などジャンルはたくさんあるけど共通しているのはとにかくタイトルにもある通り「やめない人」たち。
また、本では「「よくわからない人」とも表現されていて、独特な企画をやったりしている人も出ている。その数100人!
アンケート結果から、好きなサービスや衝撃を受けたWEBサイト、ネットで有名になったことでの収入変化等まで結構事細かに書いてある。
デイリーポータルZの林さんやGoogleマップ開発者との対談もある。
最終的には、やめないことで「ログ」として -
Posted by ブクログ
ブログに数百万読者がいる人々へのアンケート。
その統計資料、というものにも興味はありますが
私はこの本の第一の主張にこそ感銘を覚えています。
それは
「〈やめない人たち〉である」
という、タイトルそのものの一節。
SEOやら、なんやらかんやら、
「こうすればもっと読者を得られる!」だとか
「訪問者が多くなってお金持ち!」だとか
そんな小手先のテクニックを紹介するのではなく。
誰にでも真似ができて
シンプルな力。
それは「やめない」ということ。
これは、ブログを書くこと以外にも当てはまるなぁ~と思いながら読み進めています。
字面は違いますが、
「続ける -
Posted by ブクログ
在宅ワークなので、書斎を作ろうかなと軽い気持ちで読んでみたけど、ガチの書斎の本だった。
本との向き合い方が参考になる。
デジタル化するのと、アナログのまま持っておくのを判断するための基準とか。
これだけ本に親しい人でも、無限に持つのではなくて、「存在できる本の総量を強制的に決める」をやっているんだなと驚いた。
本好きの実家の母にも勧めたい。
あと、本を4つに分けるところが参考になった。
現在読む本、処分する本、仮置きする本、保存する本。
この分け方はなんとなくイメージできていたけど、
現在読む本は本棚に置くのではなく、机の周りとか読めるところに置いておくんだな。確かに本棚に入れてしまうと -