アマラのレビュー一覧
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お母ちゃんTUEEEEな猫物語
ほのぼの、かつワクワクする様なお話でとても良い!
魔法が使えるケットシーのお母ちゃんネコが偉大すぎる。
子猫だけでなく悪魔、ドラゴン、人間を育てて一人でも生きていけるように導いてくれる。
一人で生きていけるように育てるって本当に凄いこと。
そして、それぞれのネコ人生に冒険があってワクワクする。そこに気の合う人間が一緒になって過ごすのだが、そこもネコった感じの気ままさがあってほのぼのする。
ネコの方が師匠って感じがするけれども、お互いが成長していくようで、読んでいて楽しい。
猫好きにはたまらないファンタジー物語。
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Posted by ブクログ
ファンタジー小説。
シリーズ1巻目。
タイトルを読んだ時、猫(とはいえ、魔法を使うキャットシーの事。見た目は猫そのもの)と竜でどんな物語になるのかと思いましたが、中世らしき世界観で猫と竜、人間が見事に絡み合い(魔法で猫も竜も人間の言葉を遣い、人間との意思の疎通をしている)物語を紡いでいる。
偶然が重なり母猫が竜の卵を孵化。元気な雄竜は他の兄弟猫たちと別け隔てなく育てられる。竜の寿命は長いので、数世代の猫の親代わりとなり猫に魔法や狩りの方法を教え、猫は友と認めた人間を育て(国王だったり少女だったり)の成長に手を貸す(竜はあまり良い顔はしない)。
数世代の猫が登場するが、全猫は毛色で書き分けている