原田豊太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ誰が書いたということではなく、訳のみを検討しているので誰でも気楽に読める。
ひょっとしたら自分が書いた文書かもしれないが、書いたものは忘れる質なので、なるほどとうなることが多い。
何が間違いかという視点よりも、どういう文章が相手に意味が通じるかという視点で読むとよい。
最初のaccompanyは、私ならbe accompanied withとするなと思って読み進んだら、
be accompanied byの方が多いというような情報を得られるので参考になる。
英米の人が書いた文章でも、しばしば間違いがあるし、論理的に通らないこともある。
しかし、科学論文という性質上、ネイティブ -
Posted by ブクログ
ネタバレ英語の論文を書いたことがある人なら、思い当たる節がある事が多い。
「~と思われる」をmay, mightなどで表現した
「~と考えられる」にit is considered thatあるいはit is thought thatの構文を用いた
「~に関しては」という文頭にas to, concerningを文頭に持ってきた
名刺を単数形にするか複数形にするかで悩んだ
を紹介している。この4つはずばり思い当たります。
また、
provide A with B
examine A for B
involve
require
make - possible
など、使うとそれら -
Posted by ブクログ
商品説明
英語を書くのは難しい。一般のビジネスにおいてもそうだが、特に表現の正確さが要求される科学技術の世界ではなおさらだ。本書は英語論文を書きはじめたばかりの技術者や理系学生が、誤りのない英語らしい文章を書くためのノウハウをまとめたものだ。おもに日本語と英語の表現の違いにスポットを当て、どの技術分野にも共通して適用できるライティング・テクニックを20のポイントに分類して紹介している。
日本の英語学習者に共通の弱点である「冠詞」、日本語にない「隠れた主語」、「単数か複数か」といったベーシックな課題から、「数学表現」や「科学論文を書くときの注意点」など技術系ならではのテーマにまで及ぶ。た -
Posted by ブクログ
いずれ必要な時に再読する。
科学的な文章を英訳する時に不自然さが生じるのは日本語と英語の文章構造(構文)の違いにあるとして、助詞を基にした構文の自然な対応を紹介している。
我々が日本語の文章を書くとき慣れと感覚によって助詞を当てはめることが多いが、それを英語に訳すには構文や助詞の意味を理解して対応する構文を用いなければならない。
本書は日本語の具体的な構文(〜は〜が〜あるetc)ごとに助詞の役割で意味を分類し、それに対応した英語の構文を紹介している。
英語の勉強に適しているかは分からないが、日本語で書かれた論文をそのまま訳す時などに重宝するだろう。 -
Posted by ブクログ
理系の人(研究者)が英語で技術論文を書く際に、知っておくべき「キー動詞」について解説された本です。
今から、20年ほど前、会社に入って初めて書いた論文が英語でしたが、その時、本当に苦労しました。その時に、こんな本があったらな、と思ったものです。
しかし、技術論文をここで解説されている「キー動詞」を使ってスマートに書くためには、論文を書き始める前に、その数十倍の英語論文を読んで、ためになると思われる表現を記録しておくことが大事なのでしょうね。
この本を読むと、著者が数知れない論文を読んでいることがよくわかりました。
以下は気になったポイントです。
・本書で取り上げた動詞は3種類、1)理