「選択」編集部のレビュー一覧

  • 日本の聖域 シークレット(新潮文庫)

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    「選択」編集部『日本の聖域 シークレット』新潮文庫。

    シリーズ第5弾。文庫オリジナル。読めば、読むほどイヤになる……

    大儀を楯に意味の無い協会を次々設立、大儀を果たさず、利権とカネを貪る政治家や役人たち。この世はお先は真っ暗で、もはや何を信じて良いのか解らぬご時世。誰がこんな世の中にしてしまったのか。

    桜を見る会なんぞは可愛いもの。政府や政治家は悪行の限りを尽くし、役人は次々と天下り先を模索し、仕事もしないで一生困らぬほどの大金を手にする。医者も同様。マスコミも良心を失ったのか最近は弱いもの虐めみたいな報道ばかりで、世の中を変えようなんて気合の入った報道は全く見ない。一般の会社でも本社か

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    2019年11月29日
  • 日本の聖域 ザ・コロナ(新潮文庫)

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    ここに書いてあることに全て裏付けがあり事実だとすればとんでもない話はばかりだ。
    コロナに乗じて儲ける人たち。
    医薬品医療機器総合機構
    日本医療研究開発機構
    独立行政法人地域医療機能推進機構
    厚生労働省健康局結核感染症課
    国立国際医療研究センター
    長い名前にロクなとこはない。

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    2021年12月19日
  • 日本の聖域 ザ・コロナ(新潮文庫)

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    「選択」編集部『日本の聖域 ザ・コロナ』新潮文庫。

    シリーズ第6弾。

    非常に面白いのだが、読めば読む程に沸々と怒りが涌いて来る。特に第一部のコロナ禍に関連する記事が面白く、政府や専門家会議の馬鹿さ加減には呆れるばかり。

    第二部と第三部は日本の組織や制度の問題点や裏側が描かれる。金や権力に群がる欲の皮が突っ張った輩の多いことに驚くが、日本という国は昔から一向に変わることが無いようだ。そんな輩がコンプライアンスだの平等だのほざくのには笑止千万。

    2020年の始めから現在まで世界は新型コロナウイルス感染症に揺れた。政府の行き当たりばったりの無策の連発と専門家会議という名の素人集団の無能ぶり、

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    2021年10月30日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    "日本社会の縮図。あらゆる分野にわたって日本の課題が語られている。それぞれ興味深く読める。
    参考になる文献集なども付けてくれたら、より興味を持った人が深く学ぶことができると感じた。
    もうすでに、思慮深い人々は自ら調査研究していることなのでしょうが。。"

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    2018年10月28日
  • 日本の聖域 ザ・タブー

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    「選択」の名物連載の第3弾。どれも利権と既得権益の確保に群がる組織や個人の巧妙な手口を白日の下に晒してる。

    話題がまだまだ生々しいものが多いだけに、暗澹たる気持ちになるが、マスコミの喉元過ぎれば的な報道姿勢にも大いに疑問を感じる。世の中の番人を任じるのなら、一つの問題のその後を徹底的に見て行かないと、いつまでたっても問題は解決しないでしょう。

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    2017年12月24日
  • 日本の聖域 クライシス(新潮文庫)

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    「選択」編集部『日本の聖域 クライシス』新潮文庫。

    会員制情報誌『選択』に連載された、現代日本の不可侵領域の実態を暴いたルポルタージュ・シリーズ第4弾。文庫オリジナル。

    無駄で有害な健康診断、監視大国ニッポン、危険だらけの食肉加工品、事故だらけのJR、子宮頸癌ワクチン、野放しの精神障害者殺人、地方テレビ局淘汰・再編、宗教法人課税、帝国データバンク、聖教新聞、といった日本の不可侵領域をペンというメスが切り裂き、真実の一端を明らかにする。

    所詮はカネか。今更ながらカネのためなら他人を犠牲にし、食い物にしようと蠢く輩の多いことに驚く。日本という国は大昔から一部のヒヒ爺どもが次々と巨大な集金シス

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    2017年10月29日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    官僚の腐敗ぶりは何となく想定内という印象を受けたが、特に厚労省はひどいなあ。それにしても、何故マスコミは報道しないのか不思議だ。ニュースねたにすらならなくらい普通のことだということなのだろうか。

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    2017年01月30日
  • 日本の聖域 ザ・タブー

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    年間購読制月刊誌『選択』の看板連載『日本のサンクチュアリ』の、新潮文庫化第三弾。2012年5月号からの25号分をまとめたものを、2014年7月に単行本で出版、、2016年11月に大幅に加筆の上、文庫化したものである。
    まず驚いたのは、冒頭で『選択』編集長が述べている、世界のジャーナリストらが参加するNGO「国境なき記者団」が発表している「報道の自由度ランキング」である。それによると、日本の報道の自由度は2014年度において180ヶ国中59位で、所謂先進国の中で最下位なのだという(更に、2015年度は61位、2016年度は72位)。その理由としては、ナショナリズムの高揚を担い特権を享受する記者ク

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    2016年12月17日
  • 日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫)

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    年間購読制月刊誌『選択』の看板連載『日本のサンクチュアリ』の、新潮文庫化第二弾。2012年5月に刊行された単行本を、2014年7月に大幅に加筆の上、文庫化したものである。
    本書で取り上げられた25のテーマのうち、地震予知、原子力村、福島原発を作ったGE、被曝医療、除染事業、子どもたちの被曝、東京大学地震研究所と、7つが東日本大震災に関連したものとなっているが、未曽有の被害を与えた大震災・原発事故でさえ、一部の関係者を利するだけの聖域を生み出しているという事実に言葉を失ってしまう。
    また、導入部分では、『選択』の編集長が、『選択』2007年9月号で原子力安全・保安院の問題を取り上げながら、福島原

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    2016年01月11日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    『選択』は、1975年に創刊された、書店の店頭では購入することはできない年間購読制月刊誌。
    執筆者はいずれも匿名で、それ故に内容の信頼性は高いと言われ、その中でも、『日本のサンクチュアリ』は、体制側に既得権益があるために、大手マスコミ等ではなかなか触れられない組織や業界の実態・問題点を明らかにする、本誌の看板連載である。
    本書は、その中から26のテーマを選び2010年に出版され、2012年に大幅に加筆のうえ文庫化されたもの。
    例えば、
    人工透析ビジネス~「日本透析医学会の言う基準に至らなくても、治療の現場では透析を前倒しで導入している。透析患者は病院で作られている。透析患者は一人月40万円の収

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    2016年11月23日
  • 日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫)

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     シリーズ2冊目(文庫で)。本書も国の抱える難題について突っ込んだ記事。ぞっとすることだらけで、しかも普段の報道では中々見かけないものばかりなのが残念。
     知らぬが仏、という言葉もあるが・・・と不安になる。

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    2014年10月12日
  • 日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫)

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    前作に衝撃を受け購入。すぐ読んだ。

    今回は当然だか原発からみと、地震予知問題が多く取り上げられているが、私が一番興味深かったのは、農業問題。仕事で山形に行く機会が多かったので、加藤紘一の発言は納得できる。

    その時の実感としては、地方は確かに疲弊してる部分もあるが、過度に恵まれているところもある。いま、TPPの問題がやかましいが、こと農業に関しては、保護政策を優先するのではなく、真に、国民の利益をしっかり考え進めて欲しい。

    人によっては、経済性ばかりでなく安心を求め国内産を選ぶ人も多いと思うし、品質で、世界で勝負できる作物も一杯あると思う。問題なのは、やる気のある農家を、補助金や種々の保護

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    2014年08月10日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    入管管理局、生保「総代会」、「人工透析ビジネス」の内幕、パチンコ業界、厚労省の犯罪「ドラッグラグ」…日本の『聖域』に巣食う輩を追及する連載を単行本化されたものです。『真実』がえぐり出されております。

    こちらが「日本の聖域」の第一集です。本来だったらこっちを先に読むべきでありました。本書は月刊誌「選択」創刊号以来の名物連載から精選された記事26編を収録したものでございます。「3・11」で大きく露呈したとはいえ、いまだ一見すると見えませんがしかし、厳然と存在する日本の暗部や政治的・経済的癒着の構図、さらには官僚組織の病理などを切れ味鋭く抉り出しており、ページをめくるたびに怒りに震え、しかし、記者

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    2013年04月20日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    聞いた話しも多いが、今の日本に絶望する。カネカネ、利権、権力への欲望。やはり、官僚は腐ってるのか。
    筆者は匿名との事だが、原子力委員会、相撲協会など、先を見通した筆致に敬服する。
    個人的には、透析ビジネスやドラッグラグの問題に-身近でありなから、知らなかった-考えさせられた。

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    2013年03月31日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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     こんな雑誌が世の中には刊行されているのか?と思いつつも興味深く読んだ。ネタとしては想像がつくが、実際問題として記事を読むと、全く何も知らないことに愕然。さらに、なんの手もうてない状況にもどかしさ倍増。言いようのないいらいら感に苛まれた。
     情報を得た瞬間には色んな思いを馳せるが、すぐにのど元をすぎ、何もなかったようにいつもの思考ルーチンに戻る。今回はこの刺激を受けて、どうなるのか?と客観視してみる。各話題が、確かに衝撃的であるが、取り付くしまがなさそうなのがむなしい。

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    2013年03月11日
  • 日本の聖域 クライシス(新潮文庫)

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    レントゲンやバリウム検査が有害にもかかわらず過度に受けているからくり、子宮頚がんワクチンが危険との認識が海外と比較してがん死を増やしている。後者は、新型コロナウィルスの接種が遅れたことが失敗だったと騒いでいる今日の状況にもつながっているかも。マスメディアの情報を信じがちだが、そのマスメディアの情報発信に横やりが入っていることもわすれがちだ。いろんな声を聞き、書物を読むことが大事だ。2021.5.9

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    2021年05月09日
  • 日本の聖域 シークレット(新潮文庫)

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    医療関連が多いのは、専門性が高く身近な割に垣根が高いのが現状あるからなのだろう。よって、小説やドラマの材料にもなりやすい。『「暴走プリウス」の不都合な真実』は興味深い。トヨタは、早々にリコールを出すことで信頼を得てきた。その信頼を一気に貶める愚行はしないと思うのが世間一般的だが、暴走したとの証言が真実だったら恐ろしい。2020.3.10

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    2020年03月10日
  • 日本の聖域 シークレット(新潮文庫)

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    問題を別の角度から見せてくれる。
    当事者側からの話もあればどのくらい食い違いがあるのかわかって面白かったかも。

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    2020年02月01日
  • 日本の聖域(新潮文庫)

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    国民は知らない。自分たちの財産を食いつぶす輩がいることを。新聞やテレビには報じられない闇があることを。しがらみにまみれ、権力、利権、欲望渦巻く日本の病巣―。中央官庁、司法、医療、教育など、国民生活に密接するこの国の中枢で何が行われているのか?26の組織や制度のアンタッチャブルな裏面に迫り、その知られざる素顔を暴く。会員制情報誌「選択」の長期名物連載。

    シリーズ第一作。知らなかった方がよかったかも。

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    2019年04月07日
  • 日本の聖域 ザ・タブー

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    決して明るい内容ではないが、面白く読めたと思う。週刊誌っぽいネタはともすれば揚げ足とりのように感じられて、決して好きではない。週刊誌って読まないし。これは週刊誌連載ではないけどさ。書かれた側の言い分もあるだろうな、と。すべての結論というか、腐敗の動機が金しかないというのも、なんとも人間を単純化しすぎていないか?と思うのだ。わかりやすいけどね。とはいえ、読んでいると、これはどう言い訳するというんだ?というのも、たしかにあってさ。多額の予算を得ていながら、実績を出していないとかね。言い換えれば、ちゃんと仕事するなら、払うものは払っていいと思う。だから、せめて言い訳できるくらいの仕事はしようよ、と。

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    2018年01月24日