日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫)

日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

3.5

弱者のために、病める人のために、子どもたちのために、正義のために――。この国には、メディアが口をつぐみ、触れることが許されない黒々とした聖域が至る所に存在する。美名を隠れ蓑にして肥え太る者たちの正体とは? 25の組織や制度のタブーに挑む。新聞テレビのニュースだけでは飽き足らない読者に贈る、会員制情報誌の名物連載第二弾。『日本の聖域 偽装の国』改題。

...続きを読む

日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年01月11日

    年間購読制月刊誌『選択』の看板連載『日本のサンクチュアリ』の、新潮文庫化第二弾。2012年5月に刊行された単行本を、2014年7月に大幅に加筆の上、文庫化したものである。
    本書で取り上げられた25のテーマのうち、地震予知、原子力村、福島原発を作ったGE、被曝医療、除染事業、子どもたちの被曝、東京大学...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月12日

     シリーズ2冊目(文庫で)。本書も国の抱える難題について突っ込んだ記事。ぞっとすることだらけで、しかも普段の報道では中々見かけないものばかりなのが残念。
     知らぬが仏、という言葉もあるが・・・と不安になる。

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月10日

    前作に衝撃を受け購入。すぐ読んだ。

    今回は当然だか原発からみと、地震予知問題が多く取り上げられているが、私が一番興味深かったのは、農業問題。仕事で山形に行く機会が多かったので、加藤紘一の発言は納得できる。

    その時の実感としては、地方は確かに疲弊してる部分もあるが、過度に恵まれているところもある。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月09日

    日本の聖域 シリーズ 第二弾

    ★厚労省「薬系技官」 薬害はまた起こる
    ★児童相談所 虐待死防げぬ「社会の暗部」
    ★「法螺吹き」気象庁 誰も責任取らない「技官の園」
    ★新聞休刊日 「一斉は偶然の一致」で押し通す
    ★東海道新幹線 「安全神話」に陰り
    ★犯罪被害者の会 「厳罰化」に走るのは果たして健全か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年02月26日

    「ダムなら二千億、空港は五千億、原発なら一基で六千億だ」日本の原発利権をよく知る中堅ゼネコン元会長の発言(P188参照)国民の総意とは裏腹に、利権に巣くう闇の力を阻止することはできそうにない。民衆のなんと非力なことか…

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月19日

    時期的に原発関連(原子力,医療,地震)が多い。仕組みとして澱みが生じるのが官僚組織か。人の質を上げれば良くなるのか,そもそも仕組みが腐敗を生じさせるのか。どちらもか。仕組みを守ろうとすれば変えようとする力は早めに摘みとろうとするだろう。義はどちらにもある。どちらに説得されるかが問題か。
    自然が時に猛...続きを読む

    0

日本の聖域 アンタッチャブル(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

「選択」編集部 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す