鼠入昌史のレビュー一覧

  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    沿線に「箱根」「羽田」のような名物がない相鉄は長らく地味な存在だったけれど、埼京線直通で新宿へ進出するという大事件があり一気に知名度が上がったとのこと。12000系ネイビーブルーは全面塗装で圧倒的存在感がある。ブルーは横浜の海をイメージしている(横浜駅西口繁華街は相鉄不動産が開発した歴史がある)。また、他の鉄道車両も参考にされている(全面塗装は阪急マルーンの事例を参考にしたし、前面の飾り棚はEF66のデザインがモチーフ)というのも初めて知ることができた。

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    2025年09月15日
  • 特急・急行 トレインマーク図鑑

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    トレインマークのデザインって何でこんなに気持ちがワクワクするのか。
    限られたスペースの中にその土地の特徴を最大限に且つシンプルにまとめられいて、レトロで温かみのあるイラストとフォントが郷愁を誘う。

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    2025年08月28日
  • トイレと鉄道 ウンコと戦ったもうひとつの150年史

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    鉄道の歴史とともに列車のトイレの歴史。
    20世紀終わり近くまで、垂れ流しのトイレがあったとは。最近ではバリアフリーの観点などから車椅子で使える設備の整ったトイレとなっている。揺れる車内での小便はなかなかきつい。夜行列車など長距離運行後の整備の苦労もしのばれる。コンビニでもそうであるが、多人のことを考えなるべく汚さないように使用したいものである。

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    2025年01月12日
  • 特急・急行 トレインマーク図鑑

    購入済み

    鉄道全盛期を思わせる図鑑

    1970年代の鉄道全盛期を思い起こさせるトレインマークの数々。その時代、鉄道ファンだった人たちは大変懐かしく感じるでしょう。

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    2024年03月05日
  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    相鉄=相模鉄道です。大手私鉄ではありますが
    横浜駅から神奈川県中央部へのベッドタウンに
    通じる路線なので、沿線に住んでいない人には
    全く知られていません。

    実は私は実家が沿線住人でして、学生時代まで
    は利用していました。

    その頃は本当に印象は最悪でして、「早くこの
    沿線から脱してやる」と、今にして思えば立身
    の志を培う原動力となっていました。

    そんな相鉄が2019年11月30日に東京方面へ、
    乗り入れを開始しました。

    さらに2022年度中には東急東横線への乗り入
    れも予定しています。信じられない。

    これは相鉄の100年を越えようとする歴史でも
    悲願と言えます。

    そんな東京進出を機に

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    2022年02月11日
  • それからどうなった? ―あのころ輝いた場所の「今」を歩く―

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    かつて人で賑わった夢の跡、16の場所の「今」を訪ねる。
    ・はじめに
    としまえん 高崎競馬場 広島市民球場 東京スタジアム
    横浜ドリームランド 山本球場 鳴尾競馬場 
    小倉到津球場 晴海フラッグ 西宮球場
    船橋ヘルスセンター 春木競馬場 武蔵野グリーンパーク
    平和台球場 豊中グラウンド 夕張

    消えてしまった施設は、過去。
    だが、かつては夢を与えてくれた場所。
    遊園地やレジャーランド、競馬場に球場、
    その誕生と歴史、最盛期の様子やエピソードを添え、
    更に現在のその場所についてを綴っている。
    古い地図と見比べなければその痕跡が分からない場所。
    駅名や名前の一部、建物の一部が残っている所もある。

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    2025年09月28日
  • トイレと鉄道 ウンコと戦ったもうひとつの150年史

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    やや冗長的だが、列車にトイレができるまでのあれこれは蘊蓄系のTV番組のネタにもってこいな感じ。
    「黄害」と言う言葉を初めて知った。列車トイレが走りながら線路に糞尿をまき散らしていた時のその飛散距離たるや!衛生上の問題や悪臭がどのくらい深刻だったか、具体的な記載によろけた。

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    2025年06月25日
  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    高校の通学で相鉄線を使っており、ちょうど相鉄が躍進した過程を見ていたので具体的にどのように考えたのか気になり購入しました。
    相鉄線のイメージや成り立ちがわかりやすくて面白かったです。

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    2023年09月20日
  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    役に立つものから意味のあるものへ。

    沿線に住んで相鉄線も利用していましたが、大人になるにつれて交通手段も自転車バイク車と幅も広がり、相鉄に乗ることからは離れていました。そもそも相鉄を利用するのは、横浜に行くか二俣川に行くかで、行き先の選択肢も少なかったですし。

    そんな中、相鉄線都内直通のビックニュースが入り、それはそれは驚きました。あの相鉄がね…と沿線住みで利用している人もそう考えたと思います。

    ニュースとともに各駅のリニューアル工事が始まり、新しい駅は赤レンガ調のモダンな作りでまるでみなとみらいの有名な観光地のような佇まい。その駅をヨコハマネイビーブルーの車両が走っている姿がなんだかか

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    2023年01月31日
  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    ここ1,2か月、横浜の大きな書店では平積みされており、ぜひ読みたいと思っていた。相鉄沿線で育った者として、超マイナーな相鉄の知名度が上がることはとても嬉しく思う。JR線に直通運転を始め、ネイビーブルーの車体はとても美しいと思う。そんなネイビーブルーの車体を纏い新宿や渋谷駅のホームに入ってくる相鉄について、十分に興味を引く対象になりえるだろう。そんな相鉄について、歴史から沿線情報、そして今後についてまで、とても楽しめる内容だった。

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    2021年03月31日
  • ナゾの終着駅

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    通勤などで利用者が多い路線であるものの、終点までは、乗らない。
    そういう路線の終点の駅まで行き、周辺に何があるのかを散策する。
    そういう本です。
    個人で行ってみるのも面白そうでありだと思いました。

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    2025年11月01日
  • トイレと鉄道 ウンコと戦ったもうひとつの150年史

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    鉄道車両や駅に当たり前のように存在しているトイレについて、今は快適で不便なく使えているけれど、そこに至るまでの苦難の歴史や取り入れられている様々な配慮等がまとめられていました

    当たり前に使っているので全く気づいてませんでしたが、とにかく様々な配慮、気遣いが集結したものであることがよくわかりました

    最もハッとさせられたのは、タンクに溜まった排泄物や室内の清掃をどのタイミングでやっているのか

    てっきり1日1回くらいかなと思っていましたが、タンク容量が限られているので、往復の度に実施されていることが普通にあるということ、なので、ダイヤに密接に絡んでいるということに目から鱗でした

    また、昔はタ

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    2025年09月11日
  • ナゾの終着駅

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    知っているけど降りたことない駅…確かに終着駅はナゾでした。時々集ってせんべろやっている仲間と終着駅飲みをやろう!と盛り上がったことがありました。この新書に出てくる駅名もどんどん出てきましたが、未だ実現していません。でもきっとやっても盛り上がらないかも…と読みながら思いました。行くの大変だし、お店もあるかどうかだし、そもそも終電で帰れるのか…きっと妄想のまま終わるでしょう。たまたま今朝『「黒字なのに運賃高過ぎ」なのはなぜ?定期代を払えない会社も…"ナゾの終着駅”「東葉勝田台」を抱える”東葉高速鉄道”の悲しすぎる歴史』という文春オンラインの記事に巡り当たってつい読んでしまいましたが、改め

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    2025年07月16日
  • ナゾの終着駅

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    普段何気なく名前を聞く終着駅にも、色々歴史はある。

    電車を利用していると名前は聞くけど、実際は行ったことの無い駅。本書はそんな駅が実際どうなっているかや、歴史を伝えてくれる。 関東、関西から稚内など北側から鹿屋といった南側まで取り上げており、自分の知らない西側の駅も知ることができた。 また行ったことのあるところも時代と共に変わっていたりで、こうしたところから、特に地方はどうなっていくのかを垣間見ることもでき満足感ある一冊だった。

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    2025年04月10日
  • ナゾの終着駅

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    <目次>
    第1章  首都圏の「ナゾの終着駅」
    第2章  関西圏の「ナゾの終着駅」
    第3章  あったかいところの「ナゾの終着駅」
    第4章  さむいところの「ナゾの終着駅」

    <内容>
    まあ、ナゾでも何でもないのだが、秘境駅とは廃駅とか観光の拠点駅とかではなく、都会の片隅にある、さまざまな鉄道の列車の終着駅(線路は続いているが、いわゆる「終点」駅)で降りて、その辺をぶらつくレポート。なのでそんな出会いも「映えスポット」もない。駅そのものが廃れているので、駅前もシャッター商店街や空き地(駐車場)などが目立つ。まあ、こういう企画は無かったと思うので、読むことは読んだが、「それで?」という感じ…。

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    2025年03月24日
  • 相鉄はなぜかっこよくなったのか あの手この手の企画力

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    直通運転が始まる前、知り合いが相鉄の駅員と雑談したときに「直通運転にはしゃいでるのは上の人たちで、現場の人間はそんなことない」みたいなこと言ってたらしい。今もそうなのかな。確かに渋谷駅で海老名行の濃紺電車を見たときは「わぉ!」とちょっと灌漑深かったけど、やっぱり東京のほとんどの人にとっては興味ない電車なんだろうなあ・・・

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    2021年09月17日
  • 特急・急行 トレインマーク図鑑

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    地域風土や特産物を盛り込んだ独特な絵柄と、かわいいロゴ。戦後の国鉄時代に走っていた特急・急行のトレインマークデザインをメインに収録。車両データなどはもちろん、マークの意味合いや、その列車の意義も解説。(裏表紙より)

    JR特急の名前とかロゴって、本当に絶妙なセンスだなと思います。ちょっと古臭くて時代遅れな分、ノスタルジックな雰囲気があって…。個人的には「日本海」「出雲」「なはつき(なは&あかつき)」のロゴがすごく好きです。何かのオマケで付いてきたヘッドマークの形のコースターを、今でも大事にとってあります。
    新幹線がどんどん延伸している今、長距離の特急や急行はいよいよ過去のものになりつつあります

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    2016年08月11日