エドワード・ケアリーのレビュー一覧

  • おちび

    Posted by ブクログ

    最後の一文に生への執着、もしくはこの場所への執着みたいなものを感じてぞっとした。
    挿絵のせいで5歳児の「これなーに?」攻撃に遭い返答に困ること度々。

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    2020年01月17日
  • 堆塵館

    Posted by ブクログ

    YAとして書かれた作品のようだけど、YAでは売れそうにないので一般向けとして売っている、という印象の本。
    日本の中高生に受けるかは疑問。誕生の品含め、すさまじくたくさん名前が出てくるので、翻訳小説が苦手な人にもおすすめできない。

    絵と設定は魅力的。ディケンズ的でもあるし、ティム・バートンのアニメ(で見たい!)のようでもある。
    ゴミで財をなした一族が世間的には地位が低いのに、実際は貴族のような暮らしをしているというのも、キリスト教徒がしたがらない金融業でのしあがったユダヤ人や、インドの不可触民の富豪を思わせ、象徴的。
    ただ、この本ではまだ話が始まったばかりで、謎も多く残されたまま。これ続刊が出

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    2017年08月12日
  • 堆塵館

    Posted by ブクログ

    不思議で、奇妙で、不気味な空想物語。おもしろかった。この迷宮感はクセになる。
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    見返しにある建物の見取り図をチラチラしながら読むのが好き。絵もすべて著者が描いてるんだとか。
    三部作の1。続きが気になる。

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    2017年05月23日