エドワード・ケアリーのレビュー一覧

  • 呑み込まれた男

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    ピノキオのケアリー版アナザーストーリー。ピノキオを探して怪魚に呑みこまれたジュゼッペ爺さんの世界。どんどん創り出されるオブジェや物語が面白かった。

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    2022年09月17日
  • おちび

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    蠟人形館を設立したマリー・タッソーの生涯を小説化したもの。不勉強なもので、この主人公が実在の人物とは知らず。完全なフィクションかと思っていたら事実をもとにしたフィクションということ。挿絵がリアルすぎて目をそらしてしまうところあり。私はグロ耐性がないので、この仕事はできないなぁと思った。

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    2022年07月05日
  • 飢渇の人 エドワード・ケアリー短篇集

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    ありえないことをさも当然のように淡々と静々と描かれた物語が散りばめられた、作者だけが知っている空想世界が詰め込まれた短編集。全体的に、理解するものではなく、感じ取る物語たち、というイメージを持ちました。

    どういうことなの?という疑問をまったくほどけない作品もあれば、数奇なひとりの男の物悲しい運命をたどった表題作や、「私の仕事を邪魔する隣人たちへ」のようなシニカルで恐ろしげな作品もある。「おが屑」「毛物」はイメージしやすい不可思議さで、童話のような戯れを感じる。そういう起伏を読み取れる話に、幻想味の強い意図が解けない話が挟み込まれているという感じ方をしました。

    そういう印象だったもので、全体

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    2021年10月09日
  • おちび

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    おちびのマリー
    と風変わりなクルティウス先生との運命的な出会いから蝋人形を作る事になる。
    最初は人の臓器、やがて人間の顔を石膏で型をとり
    蝋人形の顔を作る。
    スイスを追われ、パリに行き2人は洋裁店の未亡人とその息子の家に間借りをしまた新たな運命が動きだす。
    フランスの歴史に絡め、おちび事マリーの長い長い
    人生模様にルイ16世、マリーアントワネット、
    ルイの妹のエリザベートその他色々な人物が登場
    しフランス革命までのマリーの喜怒哀楽を込めた
    不思議な物語が紡がれて行く。
    ロンドンに行き着く最後は、おちびのマリーの
    新たな名前は有名なマダムタッソーとなる。

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    2021年07月28日
  • おちび

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    マダム・タッソー → マリー・タッソー こと マリー・グロショルツの物語。
    実話ではなく、ケアリーの作り上げたフィクション。
    フランスの蝋人形作家。
    不気味で怖い挿絵だが、あちこちにたくさんあり、わかりやすい。
    幼い頃の話は、グロ恐い。
    恐い話なのか?と思いビクビクしながら読んだが、
    ヴェルサイユ宮殿に行ってからのマリーは見違える様に生き生きとして、
    というかものすごい下剋上だと思う。
    エリザベート王女と知り合えて本当に良かった。
    城を探検して、錠前師と友達になったおちびのマリー。
    なんとその錠前師はこのフランスの国王でルイ16世と呼ばれていた。
    マリーアントワネットも登場。
    「ベルサイユの

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    2021年07月27日
  • おちび

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    フィクションとノンフィクションの中間な
    マダム・タッソーの自伝的物語。
    結構なボリュームで中盤疲れたけど
    読み切ってよかったと思う。

    タッソーの蝋人形館がロンドンにあるから
    勝手にイギリス人かと思ってたけど
    大陸の生まれでフランス育ちだったのか。
    そして、フランス革命の時代を生きた。
    史実をうまく加えて書いてあるのでしょうが
    なかなかに激動の人生だな。

    人間の嫌なところも写し切る蝋人形。
    …怖いねぇ。

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    2021年06月23日
  • おちび

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    18世紀のフランスを舞台に、スイス生まれのマリー・グロショルツが、両親と死に別れ、師のもとで蝋加工や人体について学び、フランス王女の教師となり、革命期には王族や政治家のデスマスクを作り、投獄から生きのび、結婚して、ロンドンに渡って展示室を作る。

    臓器、スケッチ、服、デスマスク…と蝋人形に至る技術との出会い。孤児や野犬や死人や臭いやらで、花の都どころじゃないパリ、を感じました。

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    2020年10月09日
  • おちび

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    最後の一文に生への執着、もしくはこの場所への執着みたいなものを感じてぞっとした。
    挿絵のせいで5歳児の「これなーに?」攻撃に遭い返答に困ること度々。

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    2020年01月17日
  • 堆塵館

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    YAとして書かれた作品のようだけど、YAでは売れそうにないので一般向けとして売っている、という印象の本。
    日本の中高生に受けるかは疑問。誕生の品含め、すさまじくたくさん名前が出てくるので、翻訳小説が苦手な人にもおすすめできない。

    絵と設定は魅力的。ディケンズ的でもあるし、ティム・バートンのアニメ(で見たい!)のようでもある。
    ゴミで財をなした一族が世間的には地位が低いのに、実際は貴族のような暮らしをしているというのも、キリスト教徒がしたがらない金融業でのしあがったユダヤ人や、インドの不可触民の富豪を思わせ、象徴的。
    ただ、この本ではまだ話が始まったばかりで、謎も多く残されたまま。これ続刊が出

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    2017年08月12日
  • 堆塵館

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    不思議で、奇妙で、不気味な空想物語。おもしろかった。この迷宮感はクセになる。
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    見返しにある建物の見取り図をチラチラしながら読むのが好き。絵もすべて著者が描いてるんだとか。
    三部作の1。続きが気になる。

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    2017年05月23日