エドワード・ケアリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めは何のことか分からず混沌とした感じで始まるも、ある程度情況が理解できてからは面白くなってくる。
特に訳が素晴らしい。各章話者が変わり、話し言葉で語りかけてくるという形式なので、訳しやすいのかも知らないけれど、いかにも英文訳!ではなく、日本語としてこなれているので、すんなり理解できる。
後半からは、スリルが加わり、あたかもハリーポッターの映画を観ているような雰囲気になる。
アイアマンガー一族の描写には、ユダヤ人とその歴史を彷彿させる様に思ってしまう。
3部作とはいえ、それぞれある程度の区切りがついて終わっているのかと思っていたのだが、やはり連続しているのですね…次を読まざるを得ない様 -
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Posted by ブクログ
ネタバレイギリスの古い劇場に生まれ、呪いのために一歩も外に出られない少女イーディスの一人称で語られる幻想小説。劇場内の奇妙な住人たちの描写、消えた子供たちの謎、悪名高い魔女メグの伝説…題材自体は魅力的で、雰囲気作りのセンスは間違いなく光っている。
ただ、全体を通して語りの「くどさ」がかなり気になった。イーディスは信頼できない語り手として設計されていて、彼女の話がどこまで真実でどこまで彼女の思い込みなのか、最後まで判然としない仕掛けになっている。この不透明さと、劇場の内輪話が延々と続く長い描写がセットになっていて、そこを演劇調の回りくどさとして楽しめるかどうかで評価が割れる作りだと思う。自分は正直、途 -
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