福江純のレビュー一覧

  • 一番わかりやすいブラックホールの本

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    説明はわかるが
    内容は物理に弱い頭には理解できない
    という意味不明な状況に陥りつつも
    めちゃめちゃ惹きつけられて
    いっき読み
    わけのわからないモノほど
    おもしろい

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    2025年11月28日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    アインシュタインが提唱した「相対性理論」や「等価原理」「E=mc2」などを平らな言葉で説明した本……で合ってる?
    学生時代物理赤点ガールだった私にはなかなかのボリュームだった一冊→
    数式も当然出てくるし、まぁ、その辺りは読んでもやっぱりわかんないんだけど、ふわっと「時間の感じ方違うよねー」「重いとエネルギーたくさんいるもんねー」「空間が曲がると三角形の内角の和は180度じゃ……ないわ!ほんまや!」となったので、楽しかった(笑)
    この充足感が味わいたくてブルーバックス読んでる気がする(笑)
    「理系の本を最後まで読んだぞ!」って言う感動を味わいたい。

    E=mc2はまだわかんないんだけどね……(こ

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    2024年11月04日
  • 完全独習現代の宇宙物理学

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    学問的水準を落とすことなく「現代の宇宙物理学」の概要をテンポ良く解説している。

    量子力学と基本的な微分方程式を学んでおくと躓きはほぼなくなるだろう。

    前著『現代の宇宙論』に続き、この分野への敷居を低くしてくれた良書である。

    様々な天文現象の原理がよく分かった。

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    2018年11月05日
  • 完全独習現代の宇宙論

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    宇宙論、宇宙の歴史を、基本的な微分方程式(フリードマン-ルメートル方程式)のみを軸にごまかしなく見事に解説している。

    高校の物理、数学(できれば化学も)を学び、大学で微分方程式を学んでさえいれば、最後まで一気に読み解ける。

    量子力学で定番の球面調和関数を押さえておけば、宇宙背景放射の「あの分布図」の意味も分かる。

    熱力学、統計力学、流体力学また量子力学を知っているとより深く楽しめる。

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    2018年10月30日
  • カラー図解でわかる光と色のしくみ なぜ空は青く虹は七色なのか?どうして花は彩り生物は光るのか?

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    「色」をキーワードにして、星、宇宙、空、生物まで幅広いテーマについて解説している。空はなぜ青いのか?夕焼けはなぜ赤いか?葉っぱはなぜ緑色なのか?など。

    各項目で専門的な知識を要する事象を絵を使って分かりやすく解説している。眼から鱗の話がちりばめられていて改めて知ったことも多く、非常にためになった。こういう書が一冊家にあるだけで、日常の物事に対する関心の持ち方が違ってくるだろう。
    ちなみに、日本語には色の名前が500色ぐらいあるとのこと。日本に四季があったり、日本人の情感が豊かなため、日本語の色の表現が非常に豊かなのだろう、と著者らは述べている。

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    2011年09月04日
  • 月とリンゴの法則

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    全4巻。
    相対性理論やらブラックホールやら、アインシュタイン関連の物理法則についてわかりやすーーーく解説。
    図も絵もたくさんあるし、小学生と先生の会話調だからゆっくりで分かりやすい。

    出版元、岩波なのね。さすが。
    好奇心をくすぐるのが上手だ。

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    2010年12月31日
  • 月とリンゴの法則

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    こうやって高校の時に物理教えてくれたらよかったのに。ばか。

    という気持ちはともかく、こういう説明のしかたで「分かった気にさせてくれる」というのはすごいなと思います。よくわからないけど面白そう、よくわからないけどそういうことなのかなって思える。そしてなによりわくわくする。

    「ぼくだってアインシュタイン」ていうのがまた大きくて素敵。そうだそうだ、皆アインシュタインにだってなれちゃうぞ!私はきっともうなれないけどね。

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    2011年03月09日
  • カラー図解でわかる光と色のしくみ なぜ空は青く虹は七色なのか?どうして花は彩り生物は光るのか?

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    なぜ空は青く虹は七色なのか?
    光や色にまつわる素朴な疑問をわかりやすく紹介している。
    専門書を読むのは骨だがl、気を張らずに読むのに最適。
    子供に聞かれたときに説明できるように備えよう!

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    2009年10月04日
  • カラー図解でわかる光と色のしくみ なぜ空は青く虹は七色なのか?どうして花は彩り生物は光るのか?

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    色に関する様々な角度からの、原因や理由の紹介がされています。色の見え方だけのしょうかかと思いましたが、星、空、大地、生命と、それぞれにそれぞれの色の理由があります。とても深掘りしているので、読んでいて勉強になります。

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    2025年06月01日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    ネタバレ

    ・光の正体は電磁波。波、粒子両方の性質を持つ
    ・特殊相対論は光速度不変の原理、特殊相対性原理(慣性系内では同じように物理法則がはたらく)から成る
    ・物事は確率的に生起する⇔神はサイコロを振らない
    ・物事は連続的ではなく離散的に生じる
    ・高速に近い速さで動くものは、観測者に比べてゆっくりと時間が進む(=ウラシマ効果)
    ・双子のパラドックスは、宇宙船が慣性系でないため成り立たず、宇宙船に乗っている方が歳を取らない
    ・質量をもった物質のまわりは重力により曲がっており、光は(最短経路を進むため)曲がった空間を直線に進む
    ・ブラックホールは成長し蒸発する
    ・アインシュタイン方程式によると、物質の運動は時

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    2024年04月22日
  • カラー図解でわかるブラックホール宇宙 なんでも底なしに吸い込むのは本当か? 死んだ天体というのは事実か?

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    『儲けたいなら科学なんじゃないの?』で成毛眞が紹介していたので、興味が出て読みました。
     第1章『常識篇:ブラックホールの非常識』では世間に広まっているブラックホールのイメージを覆す衝撃的な内容が書かれていて、驚愕しました。第1章だけでも読む価値が有ります。
     宇宙SFが好きな方には中々興味深い話題がいくつも出てきます。成毛眞も言っていたようにかなり難しいのですが、綺麗なカラー図解が豊富に出て来るので、眺めているだけでも楽しめます。とても綺麗なブラックホールの写真に感動しました。内容自体は難解ですが、身近に感じられる例えが多く、文章は分かり易いです。専門用語が頻繁に出て来るので、物理学の知識は

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    2022年09月03日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    わかりやすい。特にアインシュタイン自身が1946年に行ったというE=mc^2の説明(p.126)が良かった。

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    2021年09月26日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    図解が理解しやすく、この壮大な理論のいくらかが分かった気がする.楽しめた図はミンコフスキーダイアグラム(p89)、同時刻の相対性(p105)、アインシュタインの式を導く図(p129)などなど.特にローレンツ因子を導く過程は良かった.一般に、相対性理論の本ではローレンツ変換が出てきて、その段階で諦めることが多かったので、本書のp110-114は非常に感動した.

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    2019年08月08日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    天文学者 福江純氏による相対性理論についての解説書。2000年発表の「アインシュタインの宿題」の新書版。超一流の人が書くと誰にでも分かりやすい解説になるというお手本のような内容です。アインシュタインの残した言葉に沿って章立てされているのが面白い。ものすごく有名なE=mc²がこんなにもシンプルに導けるのは目からウロコです。名前だけは知ってるけど。。。という人にぜひ読んでもらいたい。エヴァとかトップをねらえ!とかアニメ好きな著者らしい例え話もあります。

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    2019年04月07日
  • 「超」入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか

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    特殊相対論と一般相対論の基本的な考え方が分かりやすく書かれてありました。各章の扉の言葉と、マンガがかわいい。
    特殊相対論の柱は「光速度不変の原理」と「特殊相対性原理」。絶対空間や絶対時間を放棄して、代わりに光速度という絶対的な基準を設定した。
    一般相対論では時空を質量の存在によって変形するモノとして扱う。また、重力場では光は曲がることを示した。これは光も重力場中で自由落下することと、空間の曲がりによって光の道のりが変化することによる。

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    2019年04月06日
  • 完全独習現代の宇宙論

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    高校生の数学でもアインシュタイン方程式を解き、宇宙の神秘に迫れるという本。図版や簡単な解説でお茶を濁している一般書とは明らかに一線を画している。中学生、高校生で宇宙に興味がある人に是非勧めたい。物理雑誌のパリティに興味を持てる人は間違いなく引きこまれるであろう。ダークマター、ダークエネルギーの解説など興味深く読めた。

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    2018年11月12日
  • 最新 宇宙プロジェクトがわかる本

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    ネタバレ

    項目ごとにコンパクトにまとめてありとても読みやすかった。日本の人工衛星の種類もまとめられていてためになりました。

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    2015年07月06日
  • 本当は怖い宇宙

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    宇宙関連の当時最新情報を集めたものです。
    2010年のものなので、はやぶさは帰ってきてないし、大林組の軌道エレベーターの話もありません。
    ですが、一昔前の知識しか無かった身には、いろいろ新鮮な情報でした。
    ビックバンの前があったとか、ガンマ線バーストにダークマターやダークエネルギー、グレートウォールなどなど、そのスジの人にはたまらない単語が多々出てきます。
    基本的に初心者向けにあると思うので、難しい公式や専門用語などはほとんど出てきません。
    スイングバイにしても、惑星を使った加減速法みたいな感じで1行終わってたりするし。
    詳しく知りたい人にはちょっと物足り無いですかね。
    自分の情報のアップデー

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    2014年10月11日
  • カラー図解でわかるブラックホール宇宙 なんでも底なしに吸い込むのは本当か? 死んだ天体というのは事実か?

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    SF映画やSFアニメ、SF小説などにかならずといっていいほど登場するもっとも有名な天体現象、それがブラックホールである。
    しかしその研究が進むにつれ、一般的に漫然と想像されている“ブラックホールの常識”が、いまや常識でなくなってきている。
    そこで本書では、ブラックホールに関するさまざまな誤解を解き、正しい理解を普及していく。

    [ 目次 ]
    第1章 常識篇:ブラックホールの非常識
    第2章 時空篇:光速現象とスターボウ
    第3章 重力篇:光線の曲がりとブラックホール時空
    第4章 黒洞篇:ブラックホールとワームホール
    第5章 宇宙篇:ブラックホールシャドーとブラックホールジェット
    第6

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    2011年06月12日
  • 〈見えない宇宙〉の歩き方 ブラックホールからニュートリノまで

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    太陽、月、無数の星々―何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。
    しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。
    宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系一〇番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノ―。
    さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。
    ここ数十年の天文学の成果が一変させた、二十一世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 天界の色彩―宇宙にも色がある
    第2章 天体の体温―宇宙に拡がる“見えない

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    2011年04月20日