マックス・テグマークのレビュー一覧
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
ネタバレコロナ禍で「オンラインファースト」が強制的に進められました。
10年は進んだともいわれます。
僕は仮想空間と現実が輻輳する社会にギリギリ親和性のある世代です。
これからは必ずしも人口が経済力にならないと思います。
仮想空間にシフトすることで現実の消費が下がるのは自明です。
ただ人口が基本となるのは否定できないとも思います。
「大阪市の人口増加を考える」
もちろん魅力的な都市にすべきやと思います。
ただそれよりも直接住むことにメリットを感じてもらえないかと考えています
住民票を置いてもらえると税収も上がるし役所にもメリットある話なんですよね
例えばあいりん地域
アドレスホッパーの拠点にでき -
3.6 (32)
Posted by ブクログ
「コロナ後の世界」というタイトルですが、あとがきによれば、本書はもともと2019年から進められていたインタビュー企画に、今回のコロナ禍を組み合わせて内容を深めたようです。まず中身以前に、この6人をよく選んだなという意味で強いユニークさを感じました。たとえていうなら、服のセレクションショップで、「思いもよらないセレクションで面白いなあ」と感じる感覚でしょうか(これは選んだ服自体が良い/悪い、を超越した感覚です)。「銃・病原菌・鉄」などの著者であるジャレド・ダイヤモンドを先鋒に(なんて贅沢な!)、次鋒は人工知能の研究者で「LIFE3.0」などの著者であるマックス・テグマーク、そして人生100年時代
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
それぞれの立場で言っていることがある。ワクチン肯定だったり、AI礼賛だったり。しかし、得てしてヨーロッパの言論はこのコロナを肯定的に捉えようとしているのがわかる。
コロナの感染者数が高めのままだが重症化、死亡するのが高齢者のみに限られることがわかり、経済をとにかく回せとなって解禁してきている2022年7月現在の視点から見ても、劣らない意見を述べている。
独裁国家はパンデミックに対応できない:中国を揶揄
AIでコロナ情報をアップデートする:うまくいっている部分と機能していない部分がある
ロックダウン:家族の絆の大切さが確認でき、働き方の見直しが始まる。人生100年時代、息切れしない働き方はなに -
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
コロナの情報としては古い(2021年5月現在。2020年7月の新書なのでやむを得ない)けど、それ以外はとても興味深く読めた。
違う見解もありつつ、海外の知識人たちが日本に対してほぼ同じように感じているんだなーと思ったのが、結婚後の女性の負担が多いところと定年退職が不要では?という話。
海外から見ても異様なんだね、日本の結婚後の夫婦間の家事育児分担(笑)
たしかに、双方が仕事を持つのになぜ育児も家事も女性がするんだろう。私も思う。
定年退職については詳しくないからわからないんだけど、働きたくても辞めざるを得ないのはたしかにおかしい。気力体力的に辛いならリタイアは全然ありだけど60代はたしかに -
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章独裁国家はパンデミックに強いのか
第2章AIで人類はレジリエントになれる
第3章ロックダウンで生まれた新しい働き方
第4章認知バイアスが感染症対策を遅らせた
第5章新型コロナで強力になったGAFA
第6章景気回はスウオシュ型になる
あとがき
P147FBとグーグルのアルゴリズムはつながりを検知
する~よい記事と判断~多くの人の目にふれるように
~ランキング上昇
反論の多い記事は上昇する⇒フェイクへ
P192ロックダウンを早期にしても経済を止めることに
変わりはないので、失業率は同じ
知の巨人へのインタビュー本 -
3.6 (32)
Posted by ブクログ
「ライフシフト」や「銃・病原菌・鉄」など世界的ベストセラーとなった本の著書たちが、コロナをどう捉えているのかを理解することができた。
コロナはネガティブな要素もあるけれど、必ずしもそれだけではなく、全員が口を揃えていたのが、「深く考えるきっかけになった」と。
たしかに、世の中ずっと安定しているわけがないし、いつ不安定になってもおかしくない変化し続ける社会。とはいえ、人は簡単には変われない生き物だから、こうしたきっかけがなければ、今までの常識や当たり前に思っていたことを見直す機会をなかなか取れないのだろう。
そういう意味でも識者たちの深い思考に触れる良い本だった。
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
コロナ禍の今、自分にできること、すべきこと。
第一歩は、考えること。ふかく考えること。
この書籍で面白いと思ったところは、世界に名だたる知識人6人の中でも、日本の経済に対する評価やその捉え方に差異があることだ。もちろん、立場もまるっきり違う人達だから、当然といえば当然だけれども、何より大切なのは自分達の知識と経験から答えを出していることだと思う。
誰かの受け売りじゃなく、自身の持てるあらゆるデータを吟味して、私はこう思う、という意見を表明することの大事さ。
スティーブン•ピンカーさんのインタビューが中でも唸らされた。
非常事態の今、強力なリーダーシップを発揮する言葉、現行を破壊せよという -
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
田舎書店応援購入本第二弾。コロナが流行った序盤に出た本で予想がかなり古い感がある。スティーブン・ピンカーの話が一番興味が引かれた。自分は柄谷行人の世界の見方は理にかなっていて、大局を捉えていると思うのでそれを元に考えているけれど、世界は着実に良い方に向かっているという見方を切って捨てるほどの確信はない。自分は何の専門家でもなく、何も知らないから。
ただ、このままの体制で環境問題と格差の両方を解決できるのか、戦争を根絶できるのかという疑問がある。自分はぬくぬくと暮らしている側だが、日々安定した暮らしが出来ない人たちがいる中で、なぜ豪奢な生活が許されるのか、なぜそれが許される体制なのか、それ -
3.6 (32)
-
3.6 (32)
Posted by ブクログ
コロナ後というよりも、コロナも含む今、そして未来を見据えジャレドダイアモンドやスティーブンビンカーなどの大御所著名人が語る。コロナを冷静に分析できない認知バイアスの問題、高齢化社会においていかに税収を確保するか、GAFAの存在はどう変わっていくか。
どれも興味深い話題。個々の内容が若干浅いのが物足りないが、十分に知的刺激あり、主流の論調を再確認できた。
しかし、コロナ後とはいつになるのか。感染の波間をそれと捉えるのではなく、我々が完全にコロナを統制した後の事。高齢化やGAFAの話は、コロナに強く関係した要素では無い。ただの来るべき未来の話だ。環境問題や戦争に比べればコロナなど些少だという発 -
3.6 (32)