ハノカゲのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「魔法少女まどか☆マギカ」のコミカライズ版最終巻。あとがきで書かれている通り、脚本から起こしたコミカライズなので、絵面的な違いが端々に見られる様子。ワルプルギス戦の描き方なんかはほむらに対して過去が襲い掛かってくるような、象徴的な良さがあった。ただやはり戦闘としては銃を撃つところまでは良いが着弾の様子が分かりにくい、といった感じ。全体像が見にくくて残念。
前巻はさやか中心に描かれていたが、今巻はほむら中心といった感じ。内面描写を多く載せられるマンガの良さが生きているが、ほむらに寄りすぎてまどかの描写が少々弱い気がした。最後の結末に持っていくまでにはもう少しまどか側の描写もほしい様な。
何にせよ原作の話を文字ベースで確認できてよかった。エントロピーの説明なんかはとてもわかりやすい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「劇場版[前後編]と[新編]を繋ぐ新たなストーリー」という触れ込み。
『叛逆の物語』に至るまでにほむらに何があったのかについての考察を、漫画という形式で描いたもの、という感じです。
種明かしが全てキャラクターの長台詞で済まされてしまうので、正直、漫画で読む意味があまり感じられません。
でも、考察ものとしては読みごたえがありましたし、納得できました。
というのも、『叛逆の物語』を観たとき、ほむらが魔女になっていてびっくりしたんですよ。
だって、魔女になったということは、ほむらが絶望してしまったということですから。ほむらは、まどかの守ろうとしたこの世界を守るために、強く生きていったんじゃなかったのか……と。
本作品を読んで、そんな強い決意を抱いていたはずのほむらがなぜ絶望に至るのか、彼女の苦しみや悲しみを丹念に追うことができました。
たったひとりの友だちと永遠の別れが、寂しくて寂しくて仕方がない。
なのに、誰もその寂しさを分かち合って慰めてはくれない。
わたしだけはまどかの献身を忘れてはいけない。
なのに、この世界に馴染もうとすればするほど、まどかのことを忘れてしまいそうになる――。
グリーフケアもなにもあったもんじゃない。
そりゃ絶望しますよね……。
第2巻・第6話で魔獣マドカがほむらの傷をどんどん抉っていくのは読んでいて本当に辛かったです。
あ、あと、バトルシーンはすごく面白かったです!
特に、マミのマスケット銃を使ってほむらが闘うシーンは一度見てみたかったので、第2巻・第5話は胸熱でした。
「ところで射撃にご興味は?」
「得意中の得意よ」
……うおおおおおおお!