井上美珠のレビュー一覧
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好きだなぁ
井上さんの作品で『君』が付かない作品は珍しい!
図書館職員のヒロインと書家のヒーローという一風変わった組み合わせ。
ヒーローは安定の無口、口下手、一途なのですが、今回のヒロインは、とても静かで思慮深く、しかし芯がきちんとある人でした。
そして、普段は奥手あろう2人が、近づくのにそれほど時間がかからず、互いの足りないところを慮るという形で補い合うという関係性が、日本人ぽくていいなぁと思いました。
横恋慕してくる人たちも、まあ、いるよね、その辺に。という感じで違和感なく…
ただヒーローの弟だけは、うーーーーーーん……拗らせ過ぎでは…という感も否めないんですが、結局、弟だろうが誰だろうが2人の絆を揺 -
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この世界観が大好き
主人公は、普通に真面目に生きていて、でも家族の縁が薄くてどこか他人と一線を引いているような、決してキラキラしているわけではない。それでも、ヒーローが一瞬で恋に落ちてしまうくらいに、自分を持っている素敵な女性であることに間違いはなく。
こういう真面目に生きている人が報われる物語を読むと、すごく安心するし、よし、明日も頑張ろうという気持ちにしてくれる作品は実は少なかったりする。びっくりするような起承転結があるわけではないのに、次々にページをめくってしまうのは、この作者さんだから書けるストーリーゆえなのか。読み終わると、夜更かししても後悔なしと思えるくらいには、どっぷり物語に浸かり幸せにしてもらえる -
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淡々と
淡々と事実を受け止め、その時々でちゃんと自分で考えて決めたんだろうなぁ…このふたりの在り方は、そんな感じだと思った。
ヒロインは抱え込んで考えすぎちゃうタイプ。お母さんが亡くなっても、人に頼れない臆病な女の子で、そこに寄り添うヒーローのシーンが一番好き。心配をメッセージで伝えるんじゃなくて、ちゃんと声を聞きたいって電話してくるところが、もう、だいすきで。
そんなふたりだけれども、感情移入せずに分析したら、人に対してすごくドライだなと私は思った。玲もだけど実は珠莉も。
何がどうしてふたりよりを戻せたのか、さっぱり心情の起伏が感じられなかったんだけど、なんかずっとたまっていってたお互いへの愛情と -
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恋愛って怖い
究極の人間関係とはよく言ったもので、幸せな気持ちだけでは済まないのに、それでも惹かれ合ってしまう運命には逆らえない、そんな誰もが一度は憧れる2人の物語でした
作者さんの他の作品も読んでいるので、ハッピーエンドと分かっていながらも、結末がしりたくて、夜中にも関わらず一気に読了しました。
相変わらず、言葉選びが上手いというか、ヒロインとヒーローのそれぞれの目線からの描写が本当に絶妙で、読者をどんどん惹き込んでいく物語の構成はこの作者さんならではかなと。
派手な描写かあるわけではなく、淡々と物語は進むのですが、読み始めてしまうと途中で終われないことがわかっているのに、読み始めてしまう