朔ユキ蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
寺の実家に生まれ、副住職となった佐伯清玄。滅法女好きだが、僧として結婚はしないと心に決め、その葛藤に自らを考える毎日。
その清玄のもとに、「元」マラソントップランナー・清沢節子がお見合いにやってきた。結婚はしないという清玄に節子は断られるが、仏道を勉強したいと寺に住み込むことに。現実的な理由があって住み込むことにした節子は、清玄に少しずつ惹かれ、清玄は僧としての自分を演じ、節子への欲望を必死に抑え込む。しかしマラソン界での地位を奪われたことへの嫉妬に苦しむ節子を救ったのは……。
何人か登場人物がいるが、清玄と節子がとみに人間臭いのがいい。欲望を抑える清玄、嫉妬し続ける自分が嫌な節子。清玄の大 -
匿名
まあね、現実の恋愛なんてこんなもんですよ。客観的に美しくもなんともない。
教師もね、人間だしグズグズしますよ。
自分が女子高生の時に、なんでか教務控え室みたいな所に勝手に入り浸って勉強してました。そこにいた先生が好きだったのかというと、たいして好きでもなかったと思います。
30歳ぐらいの独身の男性教師でした。真面目な先生で安心感もあり、大人の男性に対して興味もあったと思います。でも、そのうち先生の方がだんだん意識してることに気づきました。授業中にじっと見てきたり、少し肩に触れたりするようになって。あー、やばいかもなーって思って教務控え室通いを止めました。女子高生ほど残酷な生き物はないです