村カルキのレビュー一覧
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購入済み
面白いが補足説明が必要
話は面白いけど、誤字と説明不足がある。誤字はP23「戦場の黒豹とあだ名されるあなた様はどこに行かれたのですか」というシーン。「あなた様“は”」ではなく、「あなた様“が”」。説明不足の方は、料理長ゲオルクの由来。モンテーニュ読みで「ジョルジュ・ラマディエ」で、同じ表記でルーデン読みしたのが「ゲオルク・ラマディエ」ということらしい。ゲオルクについては、見落としがあるんじゃないかと何度も遡った。こういうのはコミカライズ参入者に優しくない。
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Posted by ブクログ
「常軌を逸した能力と、人とは思えぬ美貌を有し、出会うものすべてを魅了してまわる、はた迷惑な娘」「突飛で、意外と素直で、けれどいつもどこか盛大に空回っている、びっくり箱のような少女」エルマ。エルマは、ルーカスとイレーネと視察にフレンツエル辺境伯爵のもとを訪れるが、魔蛾に悩まされる国民を救ったばかりか、魔蛾を撃退するのではなく利用しまくって、エルマエル様とあがめられる始末。伯爵家の家族の仲をも修復し、姉弟を魅了しまくる。あらあら普通は遠い。しかも、あらためてルーカスとイレーネの心臓もダイレクトアッタック。一方、監獄では、ハイデマリーが宰相クレメンスを大富豪で追い詰め、その純情を白日の下に晒す。とに
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Posted by ブクログ
オビにもどこにもなんにも書かれてないですが、あとがきに「シャバ難も最終巻と相成りました。」と書かれていたので、やっぱり全5巻だったのだ、と感慨深かったです。程よい、いい長さだと思います。そして、たとえ最終巻でなくても最終巻と言っていい(実際最終巻なんですが)、素晴らしい大団円。もう、誰がどう見てもハッピーエンド、いや、More than happyであります。最終巻のイベントはエルマが自分と弟のために爵位をゲットするべく、ルーカスの義兄王フェリクスの王妃選び選手権に出場するというもの。まあ、いつも通り”普通”に無双です。あとがきの後にもさらにおまけの閑話がついていて、さらにハッピーです。後味が