伊瀬ネキセのレビュー一覧
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映画ではモブレベルの出番しかなかった、「かでのん」こと勘解由小路三鈴ちゃんが、もし裏で活躍していたとしたら……?というストーリー。
とっても、とっても健気に頑張るかでのんの姿に勇気をもらえました。Posted by ブクログ -
アニメBNAの前日譚にあたる物語です。BNAがお好きな方は本書を読むと一層アニメを楽しめるかと思います。アニメ視聴時に感じる市長と大神との謎の信頼感の理由や大神のルーツがわかります。
第二次世界大戦終戦直後、のちにアニマシティ市長になるナタリアと大神を中心に物語が進みます。
人間と獣人という...続きを読む -
読み終えて感じたことは続きが読みたいということ。
個人的には原作よりも面白かったと思った。
タイトルである世界で最初の失恋という意味が分かった時の感動は凄かった。
読みながら何度も泣きそうになるほどいい作品だった。
読んでいる中で原作と異なる場面(もしかしたら描かれてないだけ)があり原作を読み返して...続きを読むPosted by ブクログ -
HELLO WORLDの本編映画を3回見たけど、正直ラスト周辺は理解が追いつかなかった。だけどこの小説を読んだことでエンディングに出てくるカットの中の三鈴の行動にも納得がいった(かも?)途中フェードアウトしてしまう彼女は物語的に大した意味が無いはずだが、それでもエンディングカットにある彼女の意味深な...続きを読む
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伊瀬ネキセさんが2019年に発表したライトノベル。アニメ映画「HELLO WORLD」のスピンオフ作品です。本編の途中で出番が無くなる勘解由小路三鈴を主人公にしたifの話ですが、本編に寄り添いながら謎を補完してます。そして、三鈴が可愛いです。健気で可愛い三鈴を堪能できます。読んでいる最中は頑張ってい...続きを読むPosted by ブクログ
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映画を観てボロボロに泣いたので即座にこの小説も購入。仕事の合間をぬってやっと読み終わりました。
映画を観たとき「SFでしか描けない感情」が表現されていることに惜しみなく拍手しつつ同時にやってくれたなという悔しさでハンカチ噛み千切る一歩前までいきました。そのくらい大好きな作品。
スピンオフとなるこの小...続きを読むPosted by ブクログ -
戦闘シーンは複数回ありますが、それを上回るボケとツッコミのコント的なシーンが多いです。それが面白くてとても好きです。
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ここに、物語は完成した!読み終えてそう快哉を叫んでしまった。
小説版も映画も面白かったけど、釈然としなかったストーリー&名前の派手さの割に活躍が見えなかった勘解由小路三鈴。その全てが腑に落ちた。
もちろん本作は、スピンオフであり「if」である。こんなことは無かったのかもしれない。それでも、こんな...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読んでなんか
映画や原作でもやっとしていた部分が
晴れてスッキリしたね。
映画ではなんか馴れ馴れしい感じで
キラキラしたキャラだったが
これっといって絡んでこず
後半ではほとんど出てこなかったので
ちょっと気になっていたが
この本を読んで
まさかこんな事になっていたとは
「やってやりましょ...続きを読むPosted by ブクログ -
HELLO WORLDのスピンオフ作品で、もしかしたらこうだったかもしれないというifストーリー。
原作で謎だった部分と、主人公たちを助けるために奮闘する三鈴たちの行動が巧く馴染んでいて、ifというよりかはsideストーリーで良いと思う。
未来の自分、正確には現行世界から過去を変えるために記録世...続きを読むPosted by ブクログ -
映画の『HELLO WORLD』見てから、本屋さんで見つけて思わず買っちゃいました!
美鈴が裏であんな努力してたんだなーと思ってよみました
美鈴の方にも未来のミスズが来ていて・・
ナオミが未来からくる手伝いも大変だけど、それとは別の悲しみがほかにもあって・・・
スピンオフだから分かること...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ時間軸を違う視点で、というコンセプトは良いのだけれど、小説と映画の差異があるのか、本来視点ではそんな話じゃなかったよね、というシーンがいくつもあるのが気になった。
一つの物語としては面白い、けどたぶんスピンオフじゃなかったら読まない類いのもので、視点が変わると細部も変わり得るという考え方や、そも...続きを読むPosted by ブクログ -
映画やノベライズだけでは確定しきれなかったSF要素やストーリーへの推察にはっきりと答えを与えてくれた上、勘解由小路美鈴にフォーカスを与えることで直美や瑠璃の心象をよりはっきりと描き出すことで、うまく原作を補完してくれている。2度の失恋を通した美鈴の心情の移り変わりの描写もとても好きだったので、本作だ...続きを読むPosted by ブクログ