ピョートル・フェリークス・グジバチのレビュー一覧
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仕事ができない人は、自分の考えや課題を明文化するコストが高いので、メールやチャットじゃなくて直ぐ電話してきたり、ショートミーティングを開いて、明文化のコストを他人に持たせるというのは私の経験から得た一つの事実なんだけど、この本によるとGoogleではメールよりもショートミーティングが好まれるらしい。
何故仕事が出来る人が多いGoogleで、仕事ができない人のムーブが好まれるのかというと、Googleでは仕事ができない人はいない前提のうえで、クリエイティブな仕事をするためには、メールよりもショートミーティングが効率が良いと判断されているからだと考えられる。
そのほかにも色々と参考になる話が多 -
Posted by ブクログ
中身のつまった読みでのある書でした。
メッセージは、「変化は突然やってくるので、次の可能性に備えよう」です。
ポーランドに生まれ、共産主義から資本主義へ、先進国の自国の経済破壊のため、
欧州から日本へ。モルガンからグーグルへ転職した異色の著者の書。
章立ては次の通りです。
①2020年代の成功者とは
②つねに学び、自分をアップデートする
③決断は直感で。早く動いて結果を出す
④会議・チーム作りは、アウトプットから逆算する
⑤スプリントのリズムで体調を管理する
⑥人材をめいっぱい活かす企業のやり方
人の引用、関連書との連携などが多く、イメージが付きやすかったです。
印象に残ったことばは、以下です -
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Posted by ブクログ
90分のスプリントでメリハリをつけることは本当に大事だと思いました。1日のスケジュールの中でスプリントタイムとブレイクタイムの繰り返していくことで、良質なアウトプットに繋がる。
また、「疲れる組織」と「疲れない組織」についての論述もあったが、明日から実践できる“思いやり”の重要性を認識し、相手の感情を知り、働きかける。
そして、自分自身も自己開示をしていく。日本では「自己開示」しないことが「ビジネスライク」だという風潮があるが、本音を伝えて、“信頼はパフォーマンスに直結する”という文化が醸成していけば、リスクをとれる信頼感が生まれ、役割も期待も明確になる組織へと変貌できることをこの書で学んだ。 -
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成功の定義は持続的に成長していること。
オールドエリートは地位みたいなもの。
ニューエリートは当たり前や課題に気付き、変えようと努力し、結果を出す人のこと。
【3ポイント】
自己実現=生きる意味=他者貢献
①自己認識
②自己開示
③自己表現
ビジョン、ミッション、パッション
自己効力感=自分にはできる
達成経験
代理経験
言語的説得
想像的体験
仕事に対するワクワク感が確実に高まる。
メンバー同士で自己効力感を高める仕組みを。
やりがい
「目的」 仕事に意味があるか
「成長」 新しいことを学べるか
「自主」 選択肢が増えるのか
これらに気付けるかどうかが大切になってきそう。
こうまと -
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ネタバレ社外で作るコミュニティや活動に関しての確信がこの本のお陰で入った。
グーグルは20%の時間は、好きなことをしていいじかんにしている、そしてなによりも自由な発想が特徴的。
「世界一早く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか」
会社とは別のコミュニティをつくりそこで、新たなコンテンツを作る
1→10ではなく、ゼロから1を立ち上げる力が必要
仁禮彩香は14歳の頃に起業、学校を作る!
「このアウトプットは誰かの幸せになってるか?」その公言したり、アウトプットしたことが相手にとって幸せになっていればお互いが幸せになれる。
アフターファイブに勉強するより、仕事に学びを絡めること。そして、大きな衝撃(イ -
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Google、ひとりが1259万生み出す
仕事は持ち帰らない
自分の仕事を壊す、ITに置き換える
10x.10倍の飛躍を目指す
今いる所がオフィス
結論を出す時間を絞る
自分の近くの人の役割を考える
わからないとき
分かることと分からないことを分ける
質問をする、時間をとる
Googleドライブの有効性
直接話すのが効率的
リンクドイン
自分の締切を作る
洋服選びに時間をかけない
紙1枚でまとめられるならまとめる
カオスをつくりアイデアの活性化
無関係なものを結びつける
YouTubeを見るそうはロジックより直感
真似するだけでは差別化できない
新しく生み出すのにプレゼンはしなくていい
違うタ -
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元Google People Developmentの著者であるピョートル氏が、日本人ビジネスマンに向けて語る疲れない働き方の本。
ピョートル氏は現在はプロノイアグループの代表。
疲れず集中して、楽しく仕事をするための指南書。
翻訳本ではなく、日本語が丁寧でとても読みやすい。
Googleが取り入れていたマインドフルネスやその応用を紹介したり、感情やエネルギーをマネジメントする方法、食事や睡眠の方法についても語っている。
また組織(会社)の中で、心理的安全性を保ちつつ、疲れない働き方のポイントを解説している。
環境のせいにせず、みずから環境(会社や上司も)をマネジメントして変えてい -
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日本企業の生産性の低さ。冒頭の著者の分析
1.持ち帰って検討し過ぎる。
2.分析・検討し過ぎる。
仕事を劇的に変えることが生き残る道。どうしたらITに置き換えられるか。自動化、省力化できるかを考える。
分かっていることと、分からないことを切り分ける。
分からないものを整理するためには質問が必要。
一回で済ませる。その場で今この瞬間に終わらせる。こうした意識を持つ。
なるはや。に期限を設ける。
どんな作業が必要か。どんな情報を集めるか。どんな勉強が必要か。など必要なことをリストアップして、期限内に終わらせる自分なりのプランを作る。
仕事はプロトタイプを作り確認する。
生産性を上げるため -
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「仕事のスピードを上げる方法」について、<表面的な対処法>ではなくて、<根源的な考え方の変換>レベルでの具体的な提案をしている。
「1.2倍にアップ目標」とかじゃなくて、「10倍を目指すべき」だという。現にGoogleでは「10X(テン・エックス)」と呼んで、革命的な効率変革を目標としているという。
具体的にいろいろな提案が紹介されていて、ところどころとても参考になった。
例えば、
Googleには『20%ルール』と呼ばれるルールがあり、「担当ジョブと関係ないことに、毎日20%までの時間を使っていい」という!
これはにはすんごく驚いた。そういう糊シロこそが、新しいビジネスチャンスを掴む可 -
Posted by ブクログ
この手の仕事術系の本としては珍しく多くのドッグイヤーがつく良著でした。
Googlerの働き方はスピード重視で、合理的で、大きく考える。コンサル系の人が書く仕事術本とも違って面白い。
P6、88 - コンサルの思考法(ロジカルシンキング)は考えをまとめて人を説得するための技術(アカウンタビリティ)であって、新しいことを生み出す思考じゃない。コンサル出身でテックベンチャーで成功した人は少ない。
P10、104 - 10%アップではなく、10倍アップを考える。
P43 - 仕事のスピードアップのために英語は必須。日本人同士でも英語でメールしていれば、誰か(外国人メンバー)に転送することもでき -
Posted by ブクログ
ここまでリーダーシップについて総体的に書かれた本には初めて出会いました。
日々意識に取り入れたい。
個人的にいつもあとがきを読むのが好きですが、本当に最後のあとがきまで、というよりあとがきで一番やはりPiotrさんの凄さを感じざるを得なかった。ありがたいことに何度かお会いしたことがありましたが、改めて感銘を受けました。
リーダーシップの3つの基本
①親切さ
②厳しさ
③遊び心、茶目っ気
どれかひとつに偏るのではなく、3つをケースバイケースで使い分ける
「こうしたほうがいいんじゃない?」の提案の積み重ね。
★アイデア出し
①一見関係ない3つの繋がりを考える
例:コーヒー、スマホ、ミルク
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