原田伊織のレビュー一覧
-
「維新三部作」に続く薩長史観に対する問題提起。
長州閥の体たらくなど、本書を読むといわゆる司馬史観は何だったのだろうかと思わさせる。
江戸時代をあまり理想視するのもどうかとは思うが、戦乱のない時代が250年続いたことは確かであるし、著者が紹介する歴史人口学などにより、当時の市井の生活がより明らか...続きを読むPosted by ブクログ -
最初は全く理解出来なかったが
読み進めているうちにわかってきた。
歴史を知らなさすぎる
自分を恥じた。Posted by ブクログ -
う~ん。。。。
恥ずかしながら日本史には全く疎い身であっても
幕末薩長の非道ぶりについては、会津関連の読み物をいくつか読んできてある程度の理解はあった。
筆者の言う「維新志士=成功したテロリスト」論も、なるほど確かに納得もいく。
薩長が中心となって為された御一新であるためその後の歴史教育は必然...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の原田伊織氏は、京都に生まれ、大阪外大を卒業し、広告代理店勤務、編集ライター等を経て、2005年に私小説『夏が逝く瞬間』で作家デビューした。本書は、2012年に発刊、2015年の改訂増補版がベストセラーとなり、2017年に文庫化されたもの。本作品発表後、幕末維新をテーマにした多数の本を執筆してい...続きを読むPosted by ブクログ
-
言いたいことは分かるが、文章が感情的。また、真実であるとするなら、1次史料を中心に挙げるべき。論文ではなく随筆になってしまい、真実味が薄れる。これでは、長州というテロリストに洗脳されている人達には響かない。Posted by ブクログ