宇都宮直子のレビュー一覧
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購入済み
あとがきの、「地獄に行く連中は自ら進んで地獄に行くのです。地獄が大好きだから」の引用された言葉がすごく印象的だった。歌舞伎町は普通の街とは違う。例え外から見て地獄でもそこに行くしかなかった子達や、自ら進んで行く子も、地獄とは思わず天国のように感じて身を滅ぼしてる。とても面白かったです。
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りりちゃん、かわいいりりちゃん。
YouTubeを全部見ていて、有料noteも読んだ。
パワーがあって、失うことを恐れず狂える女の子が本当に好きで、憧れで、りりちゃん、刑務所、そこは狭い。
女の子に優しくされたら困ってしまう感覚
本当にわかってしまって苦しかった。
彼女は被害者でも良いのではないか、思ってしまう。
どうにか幸せになって欲しい。許されて欲しい。
人間、寂しいと外にばっかり居場所を求めてしまう
大丈夫じゃなくても、大丈夫だし、
大丈夫になったとしても、大丈夫なんだよ、
と伝えたい。
そのままで愛されても大丈夫なんだと。
気持ち悪いかもしれないけど、それくらい感情移入をしてしまっ -
Posted by ブクログ
なかなか感想が書けなかった。消化不良というわけではないけど、表現が思考がまとまらないというか。それくらい衝撃的な作品だった。
「親ガチャ」という言葉。これを使う人間がどれくらいの意味、重みを持たせているかわからないけれど、玩具のガチャよりも可能性を定量化することは非現実的で。でも、確かに組み合わせの運みたいなものはあるとも思えて。
翻って親からすれば「子ガチャ」だってあるし、その親だって親ガチャを経験しているわけだから、その言葉で本気で良し悪しを表現してはいけないと感じた。
じゃあ祖父母の代から伝わる、時にありがたく時に忌まわしい運命というのか、自身を意味付けていく経験やそこから受ける感情 -
Posted by ブクログ
私は自分が理解できない事件が起こった時、その本を読むことにしています。今回は頂き女子りりちゃんについて。作家の朝井リョウさんがおすすめしていた本でもあり、読んでみようと思いました。
りりちゃんがやった事はもちろん悪で、裁かれるべきものですが、何故そこに至ったのか、何故それをしなければいけなかったのか、我々第三者が考えるべきでもあると考えます。
なぜ若い子は歌舞伎町に集まるのか、そしてホストにのめり込むのか、詐欺までして。到底自分では理解できない人達ですが、こういった本を読むと、少し、ほんの少し理解できる部分もあり、可哀想な人なのだと同情の気持ちも湧いてきます。
理解できなくてもこういう人達 -
Posted by ブクログ
693
これ読んで今まで何でホストなんかにハマるの?みたいに面白おかしく思ってたんだけど、ホストにハマる女性は、普通に愛されてなかったりとか、中学生の頃に実のお父さんを探し続けて家出した子とか生い立ちがやっぱり普通じゃないんだよね。凄く可哀想だなと思った。子供の頃に普通に満たされていればこういうのにハマらなかったわけだから。私は子供にごく普通の愛を与えられなかった親を憎んだし、怒りを覚えた。
ホストクラブって最初は破格に稼ぐ芸能界にいる女性たちが客だったんだけど、それに普通の稼ぎしかない客として一般の女性が入り込んだことによって、トーヨコ売春問題とかになったらしい。
宇都宮直子
ノンフィ -
Posted by ブクログ
自分の生活や常識とは違ってぶっ飛び過ぎてるホス狂サンたちをものすごい近い所から追ってくれていた。のですごい興味津々で読破出来た。
歌舞伎町はうまくお金が回ってるんだなぁ、って感心した。
欲望のままに動くホス狂サンたち。
ある意味正直で真っ直ぐ。
でも、、お金が足りないなら諦めなきゃ。
足りないから風俗!って発想が理解出来ない。
ホストクラブってお客のストレス発散かと思ってたけど、疑似恋愛と自己顕示欲を満たすために大金をつぎ込む場所だったんだ。。
見栄を張りたい気持ちも分かるけど…うーん…
家庭環境が悪い子もいれば、まともな子もホス狂になるのね。
うーん…
ホストを刺して、って事件のことも書か -
Posted by ブクログ
知らない世界を見ることができた一冊。
「歌舞伎町は女の子の街」。若い頃の私が知っていた街とは、随分と変わったものだなと思った。
「ホス狂い」の生き方を否定するつもりはないが、登場する女性たちに、何一つ共感することはできなかった。
寧ろ、嫌悪感の方が強かった。
そういう自分も、ホストクラブに行ったことはある。
でも、席に着いてくれたホストの彼は、見た目だけでなく、中身もイマイチ。連れて行ってもらっておきながら何だけれど、つまらなかった。それ以来ホストクラブに行ったことはない。ニューハーフのショーパプの方がずっと楽しかった。
某二世タレントがホストにハマって、AVにまで出演していたと話題にな -
Posted by ブクログ
歌舞伎町に実際に居を構えて、歌舞伎町の中から取材した著者。最初は余所者として拒絶されていた著者だが、だんだんと歌舞伎町のホス狂と仲良くなっていく過程が面白い。
なんで「人生を一変させるぐらいの額をホストに注ぎ込むのだろう」とずっと疑問に思っていた。それだけの額を出してホス狂さんは何を買いたかったんだろう。
この本の最後で少しだけヒントが得られた。「アジール」。避難所・不可触領域を意味する言葉。歌舞伎町の中では、現実世界の自分とは切り離された「なりたかった”特別な”自分」になることができる。そして、ホストと自分だけという物語を紡ぐことができる。そのためなら全てを投げうってでもいい、という感じな -
購入済み
都築先生のアナザーストーリー
羽生結弦選手のアナザーストーリーのように、いろんな方から話を聞いています。
非常に苦労された方ですが、実を結んだことが素晴らしい。
このメンタルと不屈の闘志を羽生選手が引き継いだように思いました。
羽生選手も次代に引き継ぐことを意識した発言をされてきています。フィギュアスケート文化を更に根付かせることができますように。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず、これがノンフィクションであることにズーンと落ちてしまう。
多分女性は(というと主語が大きいが)、りりちゃんに対してのある程度の理解や同情をもっていると思う。
私もこの本を読むまではりりちゃんの罪があまりわかっていなかった。
なぜ懲役がこんなに長いのか。これまで搾取されてたんだからある程度はしかたないのでは。
はじめは『りりちゃん賛歌』の本なのかな、と思って読み始めた。だが、事件の概要や被害者の想いも描かれていて、少しはりりちゃんの罪をわかることができたと思う。
筆者もはじめは『りりちゃんの罪が分からない』とあり、名古屋に賃貸を借りたりなどの入れ込みようもすごかった。さらっと書かれている -
Posted by ブクログ
読みながら可哀想って思ったり自業自得って思ったり。こういう子にありがちなんだけど根本の自己愛がないから相手を思いやることもできなくて、どっかでぷっつり切れてしまったり自分の都合のいいことを言う相手へ逃げて行ったりしてしまう。言ってることがコロコロ変わるからまともに取り合わないのが吉。結局いいことを言い寄ってくる人と獄中結婚したのかな、教育の大切さを感じるけど、家庭環境としてはこれより酷いのもゴロゴロいるだろうに、こうならない子も多くいる。親ガチャとは言うけど結局情緒にしろ感性にしろ、本人の要素なところがあるから人生ガチャとしか言いようがないよなあ。
普通に生きている身としては、こんな女に騙され -
Posted by ブクログ
ネタバレセンセーショナルに報道されていたりりちゃんの内面を真摯に見つめたルポで読み応えがあった。
正直な話、最後まで読んでも尚私は彼女の罪が今いちわからない。というか、彼女を断罪することはしたくないと思う。
それは彼女の孤独や苦しみに少しだが覚えがあるからで、彼女が渇望していた絶対的な愛情や承認と年上の男性への憎悪に近い感情は、程度の差はあるだろうが私の中にもある。
中学生という未熟で多感な時期の彼女を何か救えるものがあれば、燻り続けた母親や世界への不信感を癒してくれる何かが彼女にあればあるいは、と思わずにはいられない。
おぢの心の隙間に入り込んで大金を頂き、歌舞伎町で自分の居場所を作ろうとしたりり