幾花にいろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会話してるだけで面白い、しかも登場キャラ全員好きになる!
青春群像劇ってこんなに楽しいものなの…?
例によって、大学生連中がダベってゆるゆるなやり取りを繰り広げてるわけですが、なんでこんなに楽しいんだろうって思うほどに、会話のテンポや出てくる言葉が気持ちいい。
一つには独特の方言(どこだか明確には不明)が馴染みやすさを生んでると思うのですが、それを差し引いても会話の返しが絶妙。
しかも、出てくるセリフが悉く、「あぁそういうのあるよね」と共感するし、さらには自分にはない感覚だったとしても、「なるほど、このキャラならこう考えるんだな」っていう説得力があるから、皆がそれぞれの事を理解してちゃんと拾ってくれるようにネタを投げるし、拾って更にネタを広げていく流れが自然。
これがなんというか、臨場感…ライブ感(?)になって、まるでお気に入りのキャラたちのワチャワチャしてる日常を目の前で見てるようなワクワクすら感じるわけです。
そんなわけで、とにかくキャラへの感情移入が凄まじい作品でありまして、セリフの端々、キャラの表情、ディフォルメのかけ方、何もかもが愛しい。
そんなわけでお気に入りのキャラを問われたりすると、非常に困るのですよね。
真依香、めっちゃ可愛い。サバサバしててポジティブ&アグレッシブに見えて(実際、おおむねそうなんだけど)、佑との会話、関係のヘタレ具合がたまりません。
佑と自分の恋心を意識しつつ、それに対して自己ツッコミ、このノリ! ニヤニヤが止まらなくなりますなぁ。
当然善佳も三夜も可愛い。なんかもうそれぞれ持ってるコンプレックスだったり、皆にも説明しきれないモヤモヤ感が面白いんですよねぇ。
その上で、ノモリが可愛いっていうのはホントによくわかる。そしてそれについて巻末作者コメントで書かれている事、これまたホントによくわかる。そう言い切られちゃったらそうだよね、って納得しかないですわぁ…。
そんでその上で誰が一番推しかと言うと…2巻においては阿坂。
いやぁ………コイツ、ホントいいヤツ感あふれ出てるというか、ルックスの特異性とそれに反して色々気を配って、そこで貧乏くじ引いちゃうとこがたまらなく良い。
阿坂の恋愛事情、見てみたいなぁ。彼女キャラ出てこないかなぁ…幾らなんでも柾と何かあるってのは…楽しそうだけど無いだろうなぁ…。
あと、先の巻末作者コメント。
ですよねぇ。私もそう思う(ネタバレ回避)。
私がこの作品に求めてるのは、ドロドロとかじゃなくて愉快な日常描写なのだからー。
ちなみに「慮る」にいたる流れには爆笑(笑) -
購入済み
何も起こらない
終始何も起こらない、大学生の日常。
一昔前に爆発的に流行った日常系アニメのような物語ですが、ともすればイマジナリーの題名通り想像の世界へふとトリップする異質さ、日常から隔絶された想像の世界へとシームレスに移行できるにいろ先生の画力の高さが伺えます。
登場人物のファンタジーな想像は頻繁に描写されますが、その代わりに心情はあまり深くは描写されません。
そこは我々読者の想像力の見せ所です。
登場人物がありもしない想像話でクダを巻くように、一読者としてありもしない日常に対してここはきっとこんなことを考えてるんだろうと緩やかに想像をしていきたくなる作品です。
後書きにも書いてある通り、すぐに劇的な関係の変化があるわけでもなくゆったりとした空気のまま続いていくのでしょう。 -
購入済み
女子ふたりのルームシェア
社会人の女子ふたり(先輩後輩)がルームシェアしてるストーリーです
幾花にいろ信者なので、発売されてすぐに購入しました
性格が違うタイプですが、なんだかんだで仲良くルームシェアしており、おもしろいです -
購入済み
どストライク
作者の幾花にいろさんのファンです
元々、エロ漫画から幾花さんの存在を知りましたが、エロなしの作品の絵もストーリーも大好き
どストライク
定期的に読み返したくなる作品を描いてくれる作者さんです -
Posted by ブクログ
なんて生き生きと感じられる日々…!
本気で幾花先生天才じゃなかろうか。
日常描写の気持ち良さが尋常じゃない。登場人物の会話、表情、リアクション…一人一人の動きが微塵の隙もなく全て意味を持って描かれており、「無駄がない」のです。
どのコマをとっても、どの台詞を読んでも面白かったり、可愛かったり、ホントに楽しい。
「なんでもない日々」をこれほど胸躍らせて読ませてくれる作家さんはそうそういません(私の知りうる範囲内)。
で。
本作は佑(たすく)と真依香、幼馴染の恋愛模様をメインテーマにして…いますが、その二人が出てこない話も割とありまして。
遅々として進まない二人の関係を周りが囃し立て…ないし、かといって邪魔もしない。雑談の種の域を出ない取り扱いです。
それよりタコ焼きの具の方が気になる人々。
恋にすら至らない思いの行き来は読んでる身としてもやきもきするのですが、ふつーの会話が十分に面白いので、全く焦る気にならない(笑)
むしろ下手に恋人確定しちゃって周辺の関係性が壊れるのが怖い(ラブコメでよくある台詞)。
…いやでも、やっぱり二人の微妙な葛藤は見ててニヤニヤしちゃって楽しかったり…。
つまるところ、まったりお互いの心を探りながら3歩進んで2歩下がっていただくくらいが丁度いいかな、と。
さて、作品名にあるように本作では登場人物の「想像」が頻繁に描かれます。
回想シーンや連想等は特に珍しいものでもなくありふれた表現技法のひとつですが、「イマジナリー」の稀有な点は登場人物の実在と想像の境界がないという事。
現代の日本ではありえないような事柄やその場の状況にそぐわないものが、登場人物たちと同じコマ・画面の中に描かれ、更にそれを登場人物たちは共有しているのです。
「何それ? 特殊能力?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際私もそう思いました。1話目から。
「この作品って妄想具現化(あるいは投影)能力についての話なの?」といぶかしんだものです。
しかし、実際にはそういう異能、特殊能力の存在ではなく、「『人が人と会話をする中でお互いに共有しているイメージ』を同じ画面に描き込んでいる」表現、というのが正しい。
よくよく読み込んでいくと台詞のやり取りでイメージが伝えられている事が分かります。無条件でいきなりビジュアルとしてのイメージを皆が見ているわけではありません。
細かい理屈はさておき、結果として、命の危機を覚える背景の中で日常会話をしたり、ゲームの中でいつもの会話をしたり、といった画面とシチュエーションのちぐはぐさを生み出しているのが上手いなぁと。
とか言いながら、全く想像(イメージ)が絡まないやり取りも割とあるので、フレーバー的なものでしょうか。
いずれにせよ、文字としての会話を読みながら彼らが交わしているイメージがそれこそ見て取れるわけなので、これこそ漫画だから出来る表現、ってやつではないでしょうかね?
キャラとしては……雑ですが皆好き。
真依香はそもそも美人な上に表情が悉く魅力的。ツリ目がちなのでキツイ気もしますが、とにかく笑い方が可愛いのでとっつきにくさは感じません。超かわいい。
善佳も雑な弄られキャラで美味しい。隈できやすいっぽいので中々に人相険しいけど、ギャップ萌えはあるし、真依との絡み方が悪友感マシマシでいいんですよねぇ。
要は糸目+ギザッ歯ってだけでキャラが安定するけど、色々濃いので更に美味しい。引っ掻き回しも回されもできて会話が安定しますな。
ノモリは自由だなぁ…いいなぁ。会話の流れをぶった切る…ように見せて絡めてくるあたり、いい距離感です。
可愛い。
というか、方言女子ってだけで皆魅力度+50%って感じなんですよねぇ、ずるいわー。
男勢はアホでいいなぁというか、佑からしてスタン…分身生み出してどつき合うノリ、大好きです。恋だか友情だかよく分からん葛藤具合とかコミカルだけど凄い分かるような気になっちゃう辺り、まさにイマジナリー(想像描写)の勝利ですね。
しかし…男の友達ってのは…一人くらいイケメン枠置いておけばいいのに(そういう問題ではない)。
あと、佑の妹・柾。
「仲のいい妹」ってだけでもダイヤグラム高いのに、妄想のノリの良さが更にブースト。兄貴と丁々発止の掛け合いはホント心地いい。あと自宅での隙…あぁいやいや。
そんなわけでかなり面白い1冊。
展開を急がなければずっと続けていられる話ですので、是非気長に続けていただきたいですね。
…ていうか、髭眼鏡、同級生だったんだ…。
5コマしか出てないのに、何この存在感(表紙詐欺?)。 -
購入済み
どんだけ実験するんスカ
内容とは全く関係ないですが、あとがきでキャラクターに方言を話させるのは実験的試みだとありました
しかし、幾花さんのほかの作品「あんじゅう」でもメインキャラはわりと方言話してます
どんだけ、実験的試みを続けるんスカ?と疑問に思います
「幾日」でも名古屋とかを舞台にしてるように見えるので、地元大好き人間なんだなぁと(三重出身だけども)
内容は好き
大好き
幾花さんが描くキャラもストーリーも好き
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購入済み
いちゃいちゃ
いちゃついてんなこいつら。イイゾもっとやれ。
いろいろな問題は起こりつつ(大抵の原因、めんどくさくなるのは彩香のせい)、しあわせそうでいいです。
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