持地佑季子のレビュー一覧

  • クジラは歌をうたう

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     続き気になりすぎてサークルの部室でずっと呼んでました。みんなごめんね。

     ホンマの後半に、タイトルの意味がわかった瞬間がもうやばかったです。(語彙力の欠如)

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    2022年09月21日
  • クジラは歌をうたう

    購入済み

    今まで読んだ中で1番いい本でした。

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    2022年05月09日
  • クジラは歌をうたう

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    何気なく点けていたテレビ、偶然流れていたクジラの特集で鳴き、うたうことは頭の片隅にあった。偶然見つけたこの本のタイトルに惹かれ読んでみる。ストーリーも良し、何かにつながりながら出会ったこの1冊も思い出の本になりました。

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    2020年09月26日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    君は今、何を見て、何を思っていますか?

    10年後、自分がそこにいないことを受け入れてこの言葉を送ったんだよな
    その心境を思うと胸が張り裂けそうになります。

    正直ストーリーはベタだし、ブログの謎も「まあ、そうだよね」という感じ。
    ただその分とても読みやすく、入り込みやすかった。
    何より、沖縄や東京の情景、日差しや水しぶきがまざまざと思い浮かぶ美しい本でした。

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    2019年12月31日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    病気の女の子とそれを知らない男の子という昔からの定番の青春ストーリー。大人になった主人公が過去からのメッセージの意味(ブログの謎の更新)を探るという謎解きの要素が加わるものの、ありきたりな内容。

    だが、読後感は非常に高く、良い小説に出会えたという感想。過去と現在で交互に話が進む形式で無駄がなく飽きさせないという点と各キャラクターに嫌味がなく良いキャラ立ちをしている点が魅力を高めているのだろう。

    何より、30歳の拓海が過去を清算するという設定が25歳という自分にとって何かグッと来るものがある。別に過去に後悔がある訳ではないが、好きな人が死んだらなんていう想像が昔に比べリアルだからなのか。いず

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    2019年09月08日
  • クジラは歌をうたう

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    主人公である拓海は、死んだはずの橘睦月のブログが更新されていることに衝撃をうける。

    拓海は、橘睦月のことが好きだった。しかし、橘睦月は死んでしまった。このことが消化できないまま、地元沖縄を離れて東京での生活を続けている。

    そんなか、橘睦月のブログがある日更新される。

    死んだはずの橘睦月が更新できるわけがない。それでは誰が更新したのであろうか。そして、本書の題名である「クジラは歌をうたう」はどういう意味なのか。

    本書を読み終えた後には、いま、愛してる人と一緒にいれることにこの上ない幸せを感じるだろう。

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    2019年09月07日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    途中まで、なんかよくある感じの話だなぁと思っていたけれど、最後まで読んだ時に、大切な人や大切にしていた思い出を思い出して涙が出ました。爽やかで、ちょっぴり切ない。

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    2018年10月22日
  • ハツコイハツネ

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    綺麗な表紙とタイトル。
    [音が聴こえる彼女と音を奏でる僕]が素敵で手に取りました。

    シリアスで現実的な小説を読む事が多いのですが、こちらは爽やかで読みやすい恋愛小説でとても癒された。

    人の感情の音が聞こえる香澄とピアノを諦めサラリーマンとして働く涼介の甘酸っぱい青春時代と大人になった彼らの行く末が読んでいて心地良かったです。
    彼等の恋模様が素敵な音と感情でいっぱいなのだと感じました。

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    2024年09月16日
  • 小説 映画 青夏 きみに恋した30日

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    読み始めたきっかけは単純に私の好きな曲、Mrs. GREEN APPLEさんの「青と夏」がこの映画の主題歌と聞き、どんな映画なのかなと興味が湧いたからでした。学生の遠距離ってやっぱり不安要素の一つですよね。出会いってどこにあるかわからないですね。ですが、個人的には二人で信じ合ってれば大丈夫な気がしなくもないです。私はあんまりこういうのはわからないので詳しくはなんとも言えませんが、頑張ってるな、って思いました。でも人によって青春のカタチは様々なので、参考になりました。

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    2024年03月29日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

     初めの拓海の心情は理解が難しかったけど、終わりに近づくに連れて、過去を忘れられない拓海から“今を生きる拓海“って感じになってなんかエモいなって思った笑。不思議な青春って感じでした。

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    2023年12月30日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    沖縄に住む高校三年生の自分と東京に出た三十歳の自分とを、ある女の子のブログが繋ぐ物語。
    恋とも言えない淡い季節を想い出にできずどこかぽっかりと心に穴が空いた主人公が、逃げるように出た地元の友人らの支えで一つずつ気持ちに整理をつけるラストの展開は、温かくも切ない。

    ブログの謎がすぐ読めてしまったり主人公のウジウジした態度など引っかかる所もあったが、自分自身の青春時代を、読む前よりも愛おしく感じられるような作品であった。

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    2023年08月19日
  • 七月七日のペトリコール

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    おもしろかった。自分にしては珍しく先を予想しながら読んだけど、全然かすりもしなかった。ただ、156ページで高校生の和泉がスワイプしてるのだけ気になってる。ガラケーでもスワイプできる機種ってあったのかな。

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    2022年12月31日
  • クジラは歌をうたう

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     『〝クジラ〟強調月間始めました!』5

     第5回は、持地祐季子さんの『クジラは歌をうたう』です。
     結婚を控える30歳の主人公・拓海には、高校時代の忘れられない女の子(今は亡き)睦月がいるのでした。
     密かに見る睦月のブログが、12年の時を経て更新されているのに気付き、物語が動き出します。表題の『クジラは歌をうたう』は、睦月のブログのタイトル名です。
     いや〜、これまた青春ですねー。ときめく方が多いこと請け合いです。
     現在と高校時代が交互に描かれながら、なぜ・誰がブログを更新したのかという謎解きの側面があり、スラスラ読み進められます。
     旧友・父・婚約者に対する意固地な態度、青春時代特有の

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    2022年10月30日
  • クジラは歌をうたう

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    この本はほんとに何も知らずに何も見ずにタイトルに惹かれて買った本だったけどほんとに読んでよかった。「死」をわかりやすくテーマにしてるわけではないけれど読んでいくうちに心に死の新しくてほっとする概念を植え付けてくれる。全員の登場人物が魅力的でそれぞれに素敵なところがあって、どんでん返しとかそういうのはないけれどとーーても温まります。お勧めします

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    2020年06月17日
  • クジラは歌をうたう

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    初見の作家さんの作品。脚本家ということで映像的でとても読みやすい本でした。
    過去に引っ張られ、内面では大人になり切れていない青年拓海が、もうこの世にはいない少女睦月の幻影を追い続ける話です。
    周りの人々がひたすらいい人なので、主人公の中二病っぷりが際立ちます。再婚した父も、その後妻も何も悪くない。疎遠になった友人たちも悪くない。現在の恋人なんて最高。
    それなのにひたすら亡くなった少女との思い出を胸の傷に垂らし続け、忘れる事を拒否している。そんな時に、睦月のブログが突然更新されます。誰がそんないたずらを・・・。もしかして睦月??

    鬱屈した幼児性を持った主人公というのは、物語を回すのにとっても適

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    2020年02月06日
  • クジラは歌をうたう

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    過去の辛いことと
    どう向き合って生きていくのか。

    ティダは 太陽
    ウミンチュは 海の人

    産まれて、生きて、骨になる

    毎日を変わらずに生きていく事

    私もクジラのように
    君のために歌おうか


    謎解きのために 色々な人と会うけど
    その行為が 探偵ぽくて ちょっと気持ち悪かったな‪w

    でも ちゃんと気持ちに整理をつけられて
    まるっと収まって よかったよかった(*ˊ˘ˋ*)

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    2019年09月24日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    脚本家さんが書く小説らしく、ストーリーの展開が気になって気になって文章をすっとばして読みたくなってしまった。
    でも読んでいるうちに、大事なのは誰がブログを更新したか、というところではなく、拓海が睦月への想いをどう背負って生きていくか、もっと言えば過去の後悔を人はどう消化して生きていくか、というところにあると思った。

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    2019年09月10日
  • クジラは歌をうたう

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    「君は今、何を見て、何を思っていますか?」From Mutsuki 12年ぶりに彼女から送られてきた、届くはずのないメッセージ。東京と沖縄、18歳と30歳。時間と場所を超えて綴られる、彼女と僕の物語。

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    2018年09月19日
  • クジラは歌をうたう

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    結末に衝撃。こうなるだろうな〜と予想していたけど、描写や表現に“えぇっ”と思わず声が出てしまった。くじらの一生を追いたくなった

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    2025年08月12日
  • クジラは歌をうたう

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    ネタバレ

    高校の頃好きだった人のことは
    永遠に忘れられない
    ピュア(爆)だった自分の
    まんまの気持ちだから

    相手が亡くなったんだったら
    なおさらだろう
    しかも知らないうちに亡くなってたなんて



    正直これが映画かドラマだったら
    観ないですね
    もう年齢的につらくなってきた
    小説でもちょっと…
    と思ったら脚本家の方でしたか

    あと20年若かったら
    ドラマで観たかったかも

    亡くなったあの子のブログが
    いまになって更新されて
    一体誰が…

    本人なのでは…
    とはならないだろと思ってしまう
    大人な私です
    ナイトスクープ案件とか思ってしまうツイ廃な私です
    その手があったか!
    と思ってしまう中年の私です

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    2024年12月22日