ドナ・タートのレビュー一覧

  • ゴールドフィンチ 4

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    2014年度のピューリッツァー賞を受賞した傑作小説。ディケンズを読んでいるかのようにドラマティックかつスリリングなストーリーテリング。日本語版は全4冊という重厚長大な作品であるが、いざページを繰ればあっという間に読み終えてしまった、というのが実感。

    物語はレンブラントの弟子であったカレル・ファブリティウスの傑作絵画「The Goldfinch(ごしきひわ)」から始まる。一匹の鳥が静かに佇む絵画を巡り、主人公の少年テオは母と共に訪れた美術館で爆発テロに遭遇し、命は助かるものの、最愛の母を亡くす。奇跡的に生還したテオは爆発によって息絶えようとしている謎の老人の指示に従って絵画を盗み出したところか

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    2018年07月08日
  • ゴールドフィンチ 1

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    *出版社様の太っ腹なご恵贈で全巻読みました。

    全4巻に渡る長大な物語。
    舞台はアムステルダム、ニューヨーク、ラスベガスにまたがる。
    物語の主役は少年テオと、1枚の名画「ごしきひわ」(=ゴールドフィンチ)である。

    冒頭はアムステルダム。若者テオはのっぴきならない状況の中、アムステルダムのホテルにいる。なぜこうなったのか。テオは回想し始める。

    13歳のテオは、ニューヨークで、チャーミングな母と2人に住んでいた。ある日、2人は美術館の特別展に出かける。たまたま訪れたそこで、不運にも爆破テロに遭遇する。瀕死の見知らぬ老人から「ごしきひわ」を持ち出すように告げられたテオは、混乱の中、絵を外し、美術

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    2017年03月04日
  • ゴールドフィンチ 1

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    ネタバレ

    洋書ずっと買って積んでたんだけどついに翻訳出て第一巻読んだら大変面白いです。二巻以降は洋書で!いけるかな。

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    2016年09月21日
  • ゴールドフィンチ 3

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    絵に関する出来事、事実が重苦しく深い部分に存在し、
    会話と内省そしてそれらに付帯するディテールを丁寧に積み重ねた厚みのある描写で
    細部こそ読みたい味わいたいストーリーが展開する。
    いよいよ次は最終巻。

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    2016年09月14日
  • ゴールドフィンチ 2

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    第 1 巻よりも物語る力がパワーアップしてる。
    行ってもどってくる間のお話の充実していること。
    例の絵のことはどうなるのだろう。
    さらに続きを読まなければ。

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    2016年09月10日
  • ゴールドフィンチ 1

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    2014 年ピューリッツァー賞フィクション部門受賞作品。
    全 4 巻もある大作の 1 巻を読んだだけでどうこう言うのはフェアじゃないと思うが、
    冒頭の派手なストーリーラインとウェルティがテオに話したことはミステリーのようだが、
    全体を通しての会話とか心象で丁寧に肉付けされたストーリーはタダモノではない作品を予感させる。物語を読むという楽しみを十分に味わえる。続きを読もう。

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    2016年09月08日
  • ゴールドフィンチ 4

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    長い!笑
    でも、長さが苦痛になることは無かったので、自分には割と合っている作品だったのだと思う。
    が、数々の賞を取っている世界的なベストセラー作品、と言う前情報から期待が高すぎたのか、、そこまでの感動は無かった。

    最後に、どうしてこの絵でなくてはいけなかったのか、と言う事が分かった時、とても心に迫るものがあった。

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    2023年07月31日
  • ゴールドフィンチ 1 試し読み増量版

    購入済み

    冗長か?

    翻訳はキビキビとした短いセンテンスの日本語でうまくまとめられていると思う。しかし、原文の大変に丁寧で細かい事物の描写や心象の描写が、実に時代がかっている。19世紀以前のいわゆる文豪の時代の作品であれば、このような冗長な描き方が普通であったのだろうが、21世紀に入ってかなり経つ現代において、このような表現をしている作家がいることに驚いた。

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    2023年02月05日
  • ゴールドフィンチ 3

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    なんだろう。ノルマ的に読んでいる気がするが、途中で止めることはできない。心理描写が細かく、大量にあり、話が急展開するが、ここまで読んだのに勿体ないという思いと、やはり先が気になり、最後まで読み切りたい思いが強い。最後まで読んだ時に何が残るだろうか。

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    2022年01月29日
  • ゴールドフィンチ 2

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    まさに、海外ドラマという感じの展開。何故か直ぐに眠くなってしまい、なかなか先に進めないが、先が気になるのでやめられない。

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    2022年01月09日
  • ゴールドフィンチ 4

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    主人公のテオの最後の物語、今度はニューヨーク
    からの逃避行そして行き着いたのは、
    アムステルダム!
    悪友のボリスに連れられ、訳の分からないテオ
    だがあの絵を取り戻す為に練られた計画
    を又破天荒なボリスに聞きテオは新たな
    危ない深みにはまっていく。
    そして、計画は失敗しテオはマーティンと言う悪党
    を偶然にもピストルで撃って殺してしまう。
    後悔と錯乱で、テオの精神はカオスの様に
    悪夢の様なアムステルダムでの出来事をへて
    何とかしてニューヨーク帰還。
    そして最後は1巻の冒頭へと繋がっていく。
    最後まで主人公を導いたゴールドフィンチ、
    その美しい姿は彼の母親や愛してやまないピッパ
    てして、ハービーの正

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    2021年08月31日
  • ゴールドフィンチ 1

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    映画を先に観て、小説を読み始めた。
    先を知っているから余りのめり込まないかな
    と思ったが、すっかりこの少年の行くさき
    に想いを馳せる様に読んでしまった。
    映画とは違う小説ならではの緻密差があり
    これからの展開がどう小説には深く書かれて
    いるのか楽しみだ。

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    2021年08月15日
  • ゴールドフィンチ 1

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    好きな俳優さん関連の作品を履修中。
    ゴールドフィンチは、映画化にアナイリン・バーナードくんが出るそうなので。

    4巻通しで完結することを知らなくて、読み終えたときにテオの少年期だけで終わった。辛い…と思ってしまったけど、4巻通さないといけないことを知って安心。

    母を亡くしたテオが置かれた状況は決して恵まれてはいないけど、関わる人々が一人一人個性的でこれからどう関係してくるのかなと楽しみ。忘れないうちに次々読んでいきたい。

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    2018年03月01日
  • ゴールドフィンチ 4

    Posted by ブクログ

    とりあえず最後まで読んだ自分がエラいと思った(笑

    一枚の名画に魅了されて翻弄されまくる人生を送る主人公。
    主人公の少年期から青年期までをじっくり描いていて、NYからラスベガス行ったりオランダ行ったり、話のスケールがでかい。
    個人的には前半の少年期の先が読めない感じは楽しかったし、
    後半の、美術に対する著者の熱い思いが透けて見えるような作文(←もはや小説というより作文と呼びたくなってくる)も、まあ嫌いじゃない。感動して書き留めたくなる箇所もあった。だから決して読んだことは不満じゃないし、読んでよかった。

    ただ、やっぱり長すぎると思う。
    だらだらとしたイメージの羅列みたいのが多すぎる。
    それが

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    2016年09月23日
  • ゴールドフィンチ 1

    nao

    購入済み

    辛すぎる

    母親とテロに遭う所まで読みましたが、辛すぎて読み進められませんでした。
    作者が巧みなのだと思いますが、悲惨な話が延々と続くのでもういいかなと思いました。
    皆さんお気持ちが強くてすごいです

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    2018年09月01日