西山隆行のレビュー一覧

  • 格差と分断のアメリカ(東京堂出版)
    いや、アメリカ政治の現在状況とアメリカの社会構造の基礎理解のために、ものすごく良い本でした。
    『アメリカ政治講義』(ちくま新書)が良かったので同著者の最新刊であるこちらも読んだのですが、前著の内容に、より直近の時事状況も加えてボリュームアップした内容。それでいて、教科書的に過ぎず、読みやすいし、読ん...続きを読む
  • アメリカ政治講義
    いや、こんなよい入門書があったとは。もっと早くに読めばよかったですが、今更でもとても頭の整理&勉強になりました。新書というコンパクトな分量の中に、アメリカ政治の基本ポイントと論点がとても良くまとめられ概説されています。文章も無味感想ではなく、非常に読み進めやすい。良書と思います。著者に感謝。
  • アメリカ政治講義
    米国政治の概要について非常にわかりやすい方について書かれている名著。分量がそこまで膨大にもかかわらず、様々なカテゴリについてもカバーされているのはありがたい。一般的な議会や行政を含む政治システムの解説だけでなく、外部にある利益団体の存在や、宗教の政治に対する影響等についてもそれぞれ上を設けて解説して...続きを読む
  • 移民大国アメリカ
    アメリカは移民が作り上げた国であり、国のアイデンティティなのだということを思いださせてくれる本。

    アメリカはペリー来航から第二次世界大戦と今日の同盟関係に至るまで日本人にとっては世界で身近な国の1つだと思うが、読んでみるとそのアメリカのことを意外と知らなかったのだと気づけた。
    アメリカには毎年10...続きを読む
  • 格差と分断のアメリカ(東京堂出版)
    アメリカについて知らないことだらけなのを痛感させられた。
    日本とは国の成り立ちや歴史が全く違うので、国家としての仕組みも価値観も当然違う。
    なんでもかんでも選挙で決めるというのは、民主主義を象徴しているし、面白い。
  • 格差と分断のアメリカ(東京堂出版)
    わたしのような不勉強な者でもさらさら読めた。ニュースで見る出来事や、なんでこんなことになるわけ?と不可解に思っていたことの背景が丁寧に解説してあり、入門書としてとても質がよかった。
  • アメリカ政治講義
    トランプ対バイデンの選挙報道に関心を持ったは良いが、アメリカの政治システムを殆ど知らないことに気づいたので、本書を読んだ。非常にコンパクトにまとまっていて、アメリカ政治入門書にぴったりだと思った。
  • 反グローバリゼーションとポピュリズム~「トランプ化」する世界 マル激トーク・オン・ディマンドvol. 11~
    トランプ大統領の誕生は、米国における白人のマイノリティ転落に対する恐怖(白人によるアイデンティティ・ポリティクスの行使)、急速なグローバル化やインターネットの登場による中間層の没落(豊かだったものが貧しくなったという感覚、インタネットの登場による生活様式の共有への不信)といったより大きな問題を表象し...続きを読む
  • 移民大国アメリカ
     はた目から見ると問題だらけな人物なのにどうして共和党の大統領候補としてトランプ氏が支持されているのか。その疑問を解くための一助としてこの本を選んでみた。
     タイトル通りアメリカは移民によって立国され、移民が生み出す安価な労働力と、その上昇志向によって国力を向上させてきた。ところが、かつて欧州の体制...続きを読む
  • 移民大国アメリカ
    アメリカは世界有数の移民大国ではあるけれど、福祉政策に注目してみると、そこまで充実しておらず、個人に対する責任が重い。この点はヨーロッパと比較しても全く違う。
  • 移民大国アメリカ
    マイノリティがどうアメリカ社会を変えていくか。2020年の大統領選でどのような投票行動を示すか、注目したい。