佐藤友美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【今までで一番付箋が多くなった本】
「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための経験や知識、ノウハウが詰め込まれた本でした。書く仕事とはどんな仕事なのか、本質が書かれています。
文章を書いていきたいと思っている自分にとって、目からウロコの内容が多かったです。本を読む時付箋をはっていくタイプなのですが、今までで一番付箋が多くなった本だと思います。
自分がすでに実践していて間違ってなかったなと安心できることもあれば、プロはこんなことまで考えて仕事をしているのかと自分の思考の浅さを反省することもありました。
いい本を読んだあとに「感想がまとまらない!」と思うことがありますが、この本もその類に入り -
Posted by ブクログ
・スクールに通いたい
・先輩や仲間が必要
・いつまでにどんな書き手になりたいか
・強制的に人生が豊かになっちゃう感
・伝えたい相手の態度や思考を変容させること
世界が変わる事
・自分には「これがやりたい!」といった強いテーマがない。たから、テーマを強く持って生きている人に取材するのが楽しい。
・自分の人生て経験したことを総動員して想像、思考する力
・平均点以上の原稿を書く
①一文を短くする
②前後関係をはっきりさせて書く
AだからBなのかAなのにBなのな
構成も因果関係
・kj方法
思いついたきーわーどや情報をカードに挙げていき、関連性のあるものをグルーピングする。
・届けたい -
Posted by ブクログ
ネタバレまずはタイトルと帯。つかみがうまい。こう来たらたとえ商売として考えてなくても書くことに興味のある人ならグッと心を掴まれることでしょう。
内容も話すように書かれている文章がとっつきやすくて読みやすい。章立ても飽きないように適切な長さでどんどん読みたくなる。
構成も考えられているなぁと。この本自体が本づくりの見本になっているかなと。
確かにご本人のおっしゃるようにプロとして文を書き続けるということは、書く才能というよりは視座視点、企画の発案が大切なんだろうとも思いました。
後半に進むに従って、より実践的な突っ込んだ内容になっていくのも面白い。本気で余すところなく書きたい人に知恵を与えようとしてい -
Posted by ブクログ
1人でいることは最高に楽しい。
ふらっと旅にも、飲みにも出られるし、自分だけの時間を使える。
1人だと、スケジュールや誰かに意見を伺うわずらしさもない。
それって楽。でも、そうもいかないんだよね。
たとえば…。私の場合は、夫であるパートナーとの生活があって、なんだかんだ毎晩、彼のための食事のことを考えてる。メインは魚焼いて、副菜に昨日の煮付けと、あとはサラダとか。突然、頭の中で献立考える事のも日常。まあ、でもね。その時間は楽しくもある。
彼がいなければ、気づけなかったことも多い。
どーして、ココの汚れに気づかないの? どーして、この酢の物にお醤油たさなかったの?とか。
そんなこと -
Posted by ブクログ
子育てに関するエッセイ。
シングルマザーでライターの著者と息子(小三〜小五)の日常が綴られています。
子育て関連の本はあまり積極的には読まないですが、なんとなく手を取ってみた一冊です。
日常の切り取り方がとても好きです。そして、作者の考え方や人間くささに好感がもてました。
作者や子どもの年齢が私自身の環境と似たところがあったり、ここ数年の話だということで新鮮さもありました。
作者の受け取り方もそうですが、それ以上に、生身の、今を生きる子どもの言葉や考え方がすごく刺さりました。
まだ色々な装飾やオブラートに包まれていない、偏見の少ない子どもから発せられる言葉に、読んでいて私もとても考えさ