1を読んだので、こちらも引き続き。
読み物としては、1の方が面白かったかなと思います。1の方が具体的な人々が多く出てくるので。
途中、盛り上がりに欠けるところもあり、ほとんど文字を追ってるだけ、みたいな状態になってしまいました・・・。
そんな中でも、印象に残ったのは、「AK密造の村」と「拡散する国
...続きを読む家」。
AK密造の村は、文字通り、AKのコピーを密造しまくっている村のことなんですが、そういうことが村ぐるみで成り立っちゃうのがすごい。
拡散する国家の章を読んで、ヨーロッパやアメリカは世界中を引っ掻き回してるんだなぁとしみじみ思いました。
まぁ、悪名高い日本も、アジアを引っ掻き回していると言われたら反論できませんけど・・・(^^;;
引っ掻き回しておいて、自分たちは先進国で多くの場合、安全の欲求は満たされて生きていられるということについて、改めて考えさせられました。
そして、1,2巻を通して出てくるカラシニコフ氏。氏の好々爺ぶりがまたニクい。
このおじいちゃんは、こんな世界を想像していなかったんだろうなぁ。
読みながら、一度も手にとったことのないカラシニコフ銃の重みと、レバーをスライドしたときのガチャリという金属音が常に頭の中をよぎっていました。