松本仁一のレビュー一覧

  • カラシニコフ I
    アフリカの失敗した国々では、AKといふ鉄砲が出回ってゐて、それは大変素晴らしく、クロンボのお姉ちゃん(4キログラムくらゐは毎日運んでゐるので持てる)が持って、引き金引くと撃てるので、お姉ちゃんへ持たせて撃たせる。さらに、がっちょんがっちょんて付けるとちゃんとできる。使用に耐えうる。ソ連が生んだ技術の...続きを読む
  • カラシニコフ I
    カラシニコフが設計したAK47が「失敗国家」で人々の命を奪い続けている現状を描くルポルタージュ。考えさせられます。
  • カラシニコフ II
    途上国、特に最貧国に位置付けられる国が、自国を統治できない(しない、も含む)様を、カラシニコフを切り口にとても分かりやすく描写していると思う。good!
  • カラシニコフ I
    Ⅰは主にアフリカや中南米の国家でいかにカラシニコフが流出し、市民を兵士に変えているかを描いている。また設計者、ミハエル・カラシニコフへの取材もある。彼がカラシニコフに施したモジュール化と「あそび」の設計は、「使いやすい・壊れない・壊れても直しやすい」と三拍子そろった最高の銃を生み出すことになったわけ...続きを読む
  • カラシニコフ I
    「カラシニコフ」とは名機と謳われ、世界中に広まっている自動小銃の名前です。設計を行なった人物の名前を付けられたその銃が生み続ける悲劇を、いくつもの貴重なインタビューを柱にまとめたものです。元は朝日新聞に連載されたコラムです。

    第I巻は、著者が専門とするアフリカにおける紛争を中心にまとめています。...続きを読む
  • カラシニコフ II
    第I巻がアフリカを中心にした取材を元にまとめられているのに対して、この第II巻はアフリカ以外で起きている「カラシニコフ」を巡る「事例」が取り上げられています。

    具体的には、南米コロンビア、パキスタン、中国の武器商人、イラク、などです。銃の裏にはコカインなり石油なりの大きな利権があることが分かりま...続きを読む
  • カラシニコフ I
    単純に平和はすばらしいですよね。
    命を奪われる心配は基本的にはないですしね。
    ただ、世界には命の危険にさらされて生きている人々もいるわけで・・・・
    しかし、命をかけて手に入れたいものもそこにはあるわけで・・・
    勉強になります♪
  • カラシニコフ I
    ドキュメンタリー。

    淡々とした文章で突きつけられる現実に読めば読むほど凹む。
    が、同時に読めば読むほど引き込まれて、目が離せない。
  • カラシニコフ I
    冷戦後世界に溢れたカラシニコフを扱った優れたルポルタージュ。アフリカ大陸を中心に、銃と国家を大きなテーマとしている。
  • 国家を食べる(新潮新書)
    『アフリカを食べる』が面白かったので、こちらも読んでみることにした。
    紛争の絶えない中東、ホテルの門を護衛なしに一歩でも出たら打ち殺されるソマリア、チェルノブイリの放射能汚染の残るベラルーシなどなど。「食べる」と表題にしているが、「食べる」ことが難しい所ばかり。
    筆者があとがきでも書いているように、...続きを読む
  • カラシニコフ II
    昨年のパリ同時多発テロをはじめ、テロや紛争の現場で見ないことはないカラシニコフAK-47。いまから70年近くも前に開発された小さな大量破壊兵器は、いまだに多くの命を奪い続ける。

    誰もが扱える銃の開発は、特定の武民に争いが限定されていた過去を葬り、有象無象な戦いの時代をもたらす。革新的な発明だ。そう...続きを読む
  • カラシニコフ I
    カラシニコフをめぐる、さまざまな立場からのストーリー。先日のパリでの連続テロでも使われてたAK-47が知ろうとでも扱いやすいゆえに、大量破壊兵器と言われるまでになる。武器輸出が解禁された日本はこれからどう兵器産業と向き合い、利益と倫理の間でどこにポジションを取るのか重要な局面にいる。
  • カラシニコフ I
    カラシニコフ銃だけの話ではなく、それが利用されているアフリカの国々について、また武器を自主的に放棄したソマリランドについて、視点が偏ることなく、突き放すことなく、また感情が移入しすぎることなく、割と客観的に書かれていて、興味ふかく読めた。
  • カラシニコフ II
    1に引き続き、カラシニコフが設計したAKが世界にどう広がり、紛争、戦争に用いられているかを活写する優れたドキュメンタリー。
  • カラシニコフ I
    【「兵士と教師の給料」がカギ】p183
    「失敗した国家 failed state」と「そうでない国家」を分ける基準について、明確で分かりやすい基準が二つ。
    ひとつは「警官・兵士の給料をきちんと払えているか」だ。
    警官と兵士は、国民の安全な暮らしを守るという、国家の最低限の義務の直接の担当者である。そ...続きを読む
  • カラシニコフ I
    11歳の少女がAKで三人殺したっていう衝撃的なくだりで始まりAKの歴史、世界で何をしてきたか、この兵器を通じ、アフリカに起こる動乱を描くノンフィクション。続きがあるので続きも読む。動乱と貧困、伴う政治の堕落と崩壊。難しい問題と常に共に居る銃なんだと改めて感じる。
  • カラシニコフ I
    「AK47?中国のアイドル?」などと、見出しを見て最初に思った私は、完全に恵まれた日本で平和ボケして育った人間でした。
    読み始めてすぐ、そんな無知な自分を恥じることになりました。

    最初の30ページくらいで、胸が苦しくなりました。毎日、明日のオヤツや週末のお出かけを関心事に暮らしている私たちがいる一...続きを読む
  • カラシニコフ I
    【出会い】
    気になっていたところ、Bookoffで。

    【概要】
    カラシニコフという銃がなぜ世界中の戦乱地で定番のように使われ続けているのか。
    戦争当事者や開発者へのインタビュー、「失敗国家」への取材からの分析と記録。

    【感想】
    重の特性と開発者の意図というところまで書かれており、なぜこの銃が重宝...続きを読む
  • カラシニコフ I
    なぜか2回買ったような記憶のある本。家には一冊しかないのですが。なぜだろう…?

    アフリカの内戦は読めば読むほどどうにかならないのかと思います。国と言う意識があまりに希薄だから利権を一部の特別階級が独占するのでしょうか。結局はそこの生きる人々が自分たちの地域を作っていくしかないのだろうなあ。最後は...続きを読む
  • カラシニコフ I
    以前読んだ、松本仁一氏の「アフリカ・レポート」が面白かったので、同氏の他作品の中から選んだ。

    カラシニコフ(別名AK47)とは1947年ロシア人のカラシニコフ氏が開発した自動小銃の傑作であり、その信頼性や耐久性、安価さから現在に至るまで現役としてアフリカや中南米等で使用されている。

    本書はこのカ...続きを読む