菅野完のレビュー一覧

  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

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    読んでみて、と頂いた本。
    極左なのではと身構えていたけど、思いの外読みやすく、陰謀論コミュニティの成り立ちが理解できた。
    私が普段よく目にしていた勝手に流れてくる切り抜き動画は、かいつまんで説明されていわかりやすいなと思っていたけど、あれこそが陰謀論インフルエンサーなのかとハッとした。

    事実かわからないけど、陰謀論信者は読書習慣がなく、情報源はネット動画が多く、政治・社会・自然科学についての最低限度のリテラシーが欠如しているという。
    自分で調べもせずに頭のいい人の発信をただ受け取っていたことを反省。
    根拠のないデマだということや排外主義の抱える矛盾を知らずにSNSで若者が取り込まれていく流れは危機感を感じる。

    本書は、現場を見てきた7名が、戦後、コロナ、SNSなどの時代背景と関係して陰謀論界隈がどう成長してきたのかを様々な視点から考察する。
    推し活の集団心理、科学的思考、トランプ、ポスト・トゥルース(客観的事実よりも感情を優先)、日の丸など。 

    参政党が気になる人には特に読んでもらいたい。

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    2026年01月27日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

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    ネタバレ

    ・「真実」への欲望とアイデンティティ
    陰謀論は、複雑な世界を「善と悪」の単純な構図で説明しようとする。既存のメディアや権威を信じられない人々にとって、隠された真実を「発見」することは、知的優越感や承認欲求を満たす手段となっている。

    ・ネット空間とエコーチェンバー
    アルゴリズムによる情報の偏りが、同質的なコミュニティを形成する。そこでは異論が排除され、極端な言説が再生産される。SNSは感情を増幅させ、排外的なナショナリズムと親和性を持つ。

    ・歴史修正主義と排外主義の接続
    かつての差別意識が、歴史的文脈を書き換えることで正当化されている。「自分たちが不当に搾取されている」という被害者意識が、特定のマイノリティへの攻撃(排外主義)へと転嫁される構造がある。

    ・ポスト真実と権威の失墜
    専門家や公的機関への不信が、根拠のない言説を台頭させている。客観的事実よりも「自分が信じたい物語」が優先されるポスト真実の状況が、陰謀論の温床となっている。

    ・経済的不安と「敵」の創出
    新自由主義下での格差拡大や不安定雇用が、人々の間に「剥奪感」を生んでいる。その怒りの矛先が、社会構造の改革ではなく、より弱い立場にある他者や「裏で操る黒幕」に向かう。

    ・ポピュリズムと政治的動員
    政治勢力が、陰謀論的な語り口を利用して支持を集める現状がある。既存の秩序を打破する「救世主」を求める大衆心理が、排外的な政策を後押しする。

    ・分断を乗り越えるための対話の難しさ
    一度陰謀論に取り込まれた人々に対し、データや事実で論破しようとしても逆効果になることが多い。背景にある孤独や不安を理解しつつ、いかにして共通の基盤を取り戻すかが課題である。

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    2026年01月12日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

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    数年前からネットに入り浸り政治界隈を見ており、また参政党の出現当初からその公約を知り警戒していた(さすがに今ほどになるとは予測していなかったが)身としては特に目新しい内容はなかったが、ネットに詳しくない、政治の動向に明るくない、最近になって参政党のことを知った……などの人々にとっては体系的に流れを把握でき良いかもしれない。
    個人的には菅野完の「癒しの日の丸」が面白く読みやすかった。

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    2026年01月09日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

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    「反ワクチン、外国人特権」などの陰謀論が政治にからみつき、ついに議席数や首長の座を取り始める現在を現場で取材する7人の記者がレポート

    参政党の議席数躍進など何が起こっているのか戸惑う人の為の一冊

    そもそも陰謀論というものの内容は何か、どういう経緯でそれは広まっていったのかを実例をあげて説明

    現場報告は目がチカチカしますが現代史の俯瞰から見た考察もあります

    2025年現在の報告で事態が流動的である為この後未来がどう動くかわからないものの過去と現在が克明に報告されているので「今」どこの立ち位置に自分達がいるのかを示唆してくれる一冊かもしれないです

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    2025年12月13日
  • 日本会議の研究

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     第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション賞(=第48回大宅壮一ノンフィクション賞)を受賞しながら、物議を醸し出し、販売差し止めの仮処分を受けた著作。Wikiを読むと、著者も結構お騒がせの人物のようです。

     なるほど…、右傾化や靖国神社問題、これに関わる人たちが実名入りで書かれています。安倍さんの支持基盤なんですね。日本会議がどこまで影響力があり、実態がどうなのかについてはこの1冊以上の知見はないのですが、何となくの動きがわかります。

     週刊誌的で少々偏っているような気もします(が判断できるほどの知見もなし)。後半は日本会議の根と解される「生長の家」の話題が中心で、確かに賛否が極端に分かれそうです。実際はどうなのかを色々な人の意見を聞いてみたくなりました。この場で政治関係は如何なものかと思いましたが、一つの側面として読んでみるのもよいかなと思った1冊です。

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    2022年05月04日
  • 日本会議の研究

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     日本会議の源流として、全共闘運動が激しかったころ長崎大の民族派学生が学園紛争からキャンパスを正常化した運動があるのは興味深かった。背後に生長の家が母体としてあり、椛島有三が議長だったという。若き日の鈴木邦夫も早稲田大で生長の家の民族派として活動していたが、こちらは武闘派で、ゲバ棒と渡り合った。結局、長崎大系の安東らに学生組織の権力の座を追われていく。生長の家は「出版宗教」と異名を取り、数々の出版物を出していた。谷口雅春の言葉は今でも原理主義者がいるようだ。生長の家は1983年に政治活動をやめるが、今も影響を残している。
     日本会議は、神社本庁のほか、霊友会や崇教真光など新興宗教も協賛。活発な地方議会への請願活動、立候補予定者への思想アンケートなど、かつての左翼運動が得意とした手法で政策実現を図っているという。
     参議院の法王と呼ばれ、戦後50年決議の戦争責任の箇所に最後まで抵抗した村上正邦への取材は面白かった。逆にそれ以外の日本会議メンバーには、あまり直接取材ができなかったのか、資料に頼った記述が多かったのは惜しむべき点か。

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    2019年01月11日
  • 日本会議の研究

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    東京地裁により「一部記述を削除しない限り、販売してはならない」との販売禁止仮処分命令を受けて、一部黒塗りになったりして話題になっていた本。
    黒塗りになる本ってどんな内容なのか気になっていたので読んでみた。

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    2018年09月22日
  • 日本会議の研究

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    安倍政権の正体の恐ろしさ 生長の家原理主義というカルト教団がここまで暗躍することの脅威をもっと持つべき。

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    2025年12月06日
  • 日本会議の研究

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    得体の知れぬ日本会議の歴史、構成員、関与団体がよくわかった。丹念にに資料収集とインタビューを行った末の作者の労作である。
    それでもわからないことがある。何故、自民党の大物政治家の多くが日本会議のメンバーとなっているのだろうか。

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    2018年04月23日
  • 日本会議の研究

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    筆者が全国各地を回り、テーマに関する情報を熱心に収集したことが伝わる「信頼」できる一冊だと思う。

    まるでドラマのような作られた話のようだが、現実の話。想像するとゾッとしてしまう。現実の話。

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    2018年04月07日
  • 日本会議の研究

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    資料や図や表が示されていたりして,なんか胡散臭いと思っていた「日本会議」が,少し整理されて頭の中に入って来ました.じわじわと侵食されていくようで怖いなと感じました.

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    2018年02月23日
  • 日本会議の研究

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    1.緊急事態条項の追加
     非常事態に際し、「三権分立」「基本的人権」等の原則を一時無効
    化し、内閣総理大臣に一種の独裁権限を与えるというもの。
    2.家族保護条項の追加
     憲法13条の「すべての国民は、個人として尊重される」文言と、憲法
    24条の「個人の尊厳」の文言を削除し、新たに「家族保護条項」を追加
    するというもの。
    3.自衛隊の国軍化
     憲法9条2項を見直し、明確に戦力の保持を認めるというもの。

    安倍晋三のブレーンに名を連ねる伊藤哲夫が代表を務める「日本政策
    研究センター」がセミナーで公表した憲法改正のポイントである。

    自衛隊の国軍化よりうすら寒いのは、その前の2項目だ。これは改憲の
    レベルを遥かに超えている。

    期せずして熊本震災後、菅官房長官は定例の記者会見において大規
    模な自然災害が発生した時の為に緊急事態条項が必要だと述べた。
    災害対策基本法で十分に対処できるのに…だ。

    近年、正体不明な不気味な怖さを感じている。大きな要撃ではなく、
    じわじわと追い詰められているような怖さだ。

    私が生まれ育ったこの国は、どこへ行ってしまうのだろうという怖さ。
    安倍政権になってその怖さが顕著になった。そこで聞こえて来たの
    が「日本会議」なる団体の名前だ。

    本書は安倍政権の陰に見え隠れする日本会議の成立過程や、本流
    を遡った秀逸な調査報告だ。

    「生長の家」まで遡り、日本会議を取り巻く人々、関連団体とその主張
    するところを綿密に描いている。

    日本会議は多くの関連団体を通じて「草の根運動」と見せかけて賛同者
    を増やしている。

    「新しい歴史教科書をつくる会」「北朝鮮拉致家族を救う会」「北朝鮮拉致
    家族を救うブルーリボンキャンペーン」「港区から日本をよくする会」
    「美しい日本の憲法をつくる国民の会」等々。

    正体を知らなければ賛同したくなくような名称が並んでいる。特に北朝鮮
    による拉致被害者の為の運動なのだと思ったら、まんまと騙される。

    薄気味の悪さは大本の正体が見えないことだ。調べれば日本会議に連な
    る団体だと分かるのだろうけれど、そこまで調べようとする人がどこまで
    いるかだ。多くの人は裏を読もうとはしないだろうな。

    そうして、冒頭に記した改憲ポイントを公表した日本政策研究センターの
    伊藤哲夫は、日本会議と共通する「生長の家」に連なる人物である。

    70年代の学生運動の際に、民族派と言われた学生たちが社会人になり、
    「左翼憎し」の恨み言を唱えながらあまり賢くない政治家たちのプロモー
    ター役を務めているって感じだな。

    安倍晋三を筆頭に、政権与党の政治家センセイたちの言動の幼稚さには
    頭が痛くなるんだが、政治家が幼稚であればそれだけブレーンとしては
    操りやすいのかもな。

    それにして本書の著者は個人でよく調べ上げたものだ。資料に当たるのは
    勿論、本書に登場する人物を知る人からも証言を取っている。本来であれ
    ば新聞などの大手メディアが調査報道してもいいくらいなのだけれどね。

    残念なのは校正がずさんなのと、掲載されている図表が小さいこと。

    メインテーマとなっている日本会議周辺から出版差し止め請求が出ている
    せいか、売れてるようで私の手元にあるのは既に2刷り。大手書店では
    「お一人様1部」と数量限定をしているところもあるとか。

    そう言えば蓮池透さんが「家族会は救う会に乗っ取られた」と言っていた。
    その「救う会」には在特会が入り込んでいるらしい。在特会も日本会議
    と関係があるんだよね。

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    2017年08月23日
  • 日本会議の研究

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    基本的に古本を読み込んで書いた本。大手マスコミが手を付けなかったものによく取り組んだとは思うが、文章もちょっとあれだし、もう少し勉強しないと駄目だ。

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    2017年07月23日
  • 日本会議の研究

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    昨年から話題の一冊。日本会議の根っこには、生長の家という国粋主義的な新興宗教が関わっているという指摘は、それなりの説得力を感じた。また、いわゆる「国家神道」の時代に甘い汁を吸ってきた伊勢神宮や天台宗など伝統的な仏教や神道も含むいくつかの宗教団体が結託している様子などは、ある種の恐怖を覚えた。彼らは日本国憲法を骨抜きにすることで、国家神道時代の思想統制を復活させたいようだが、そんなことを許してはならないという思いを強くした。

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    2018年07月02日
  • 日本会議の研究

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    今の日本の政治・市民社会において隠然とした勢力を保っている日本会議。
    その内実を、徹底した文献調査、取材などから解き明かそうとするのが本書である。

    この手の議論や書籍に対してなんとなく偏見を持ってしまっている人も多いかもしれない。
    しかし、本書は(著者の主義主張が現れている部分も当然含まれてはいるが)基本的には客観的事実ベースで組み立てられていて、説得力がある。


    日本の政治や市民社会の背景・裏舞台にあるものが分かる、貴重な資料。

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    2017年05月27日
  • 日本会議の研究

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    今更ながら、話題の本をやっと読んだ。

    現閣僚の8割がこの関連団体に所属するとされ影響力が大きいだろうというのに、メディアでは断片しか報道されない。その団体の成り立ちや活動を、刊行物や証言等のエビデンスをとりながら、ファクトを積み上げていくことで論証していく。
    現政権の動きの背景が少しわかった気になる。


    読書メモ

    1章 日本会議とは何か
    皇室中心、改憲、靖国参拝、愛国教育、自衛隊海外派遣
    宗教団体の多様性

    2章 歴史
    日本を守る会 生長の家
    生長の家の学徒→民族派学生運動→日本青年協議会→日本会議の事務局
    村上正邦
    靖国神社国家護持法案の失敗
    靖国問題の端緒は、政治と宗教

    3章 憲法
    生長の家の路線は改憲でなく反憲
    最高裁長官が日本会議の会長へ

    4章 草の根
    地方発の草の根運動であるかのように擬態する。事務能力の高さ
    2015/11/10 日本会議が主導する「美しい日本の憲法を作る国民の会」主催 武道館一万人大会
    日本政策研究センター
    全日本学生文化会議

    5章 一群の人々
    伊藤哲夫 日本政策研究センター代表 安倍総理のブレーン 生長の家が政治活動を停止したために日本政策研究センターを設立
    百地章 日本大教授 憲法学者 静岡大学卒業
    高橋史朗 明星大学教授 日本青年協議会を脱退表明後も幹部状態
    第3のライン 生長の家政治運動

    6章 淵源
    安藤巖 長崎大学正常化運動 長崎大学学生協議会→全国学生協議会→日本青年協議会
    鈴木邦男 早稲田大学学生連盟
    理想世界100万部運動

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    2017年05月02日
  • 日本会議の研究

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    謎解きのような展開に少しの興奮感を抱きながら読み進めることができた。
    舞台が実社会というのも大きな要素。
    改めてメデイアで得られる情報は、
    木の葉の一枚一枚でしかないことを痛感した。
    本書で少し幹の情報に触れることができたように思う。

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    2017年04月17日
  • 日本会議の研究

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    「日本会議」という名前だけは聞いたことがあったけれど、その実態がよく分からなかった。
    学生運動に端を発してできた団体、宗教団体から派生した団体が、「日本会議」を支えており、実質的な権力を持った実態である。
    なんとなくざっくりとは分かったけれども、彼らの憲法に対する考え方などの価値観が全く理解できないため、どうしてそこまでするのかがよく分からない。
    日本会議の成り立ちは分かっても、中の人の成り立ちが分からない。もちろん(本書に登場するように)個々人の生い立ちの中で、右傾化していったのであろうが、それは時代錯誤で非民主的だ。
    しかし、そんな彼らの草の根運動が結実しようとしている。これはとても恐ろしいことである。

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    2017年02月28日
  • スピリチュアリズムとナショナリズム 陰謀論時代を読み解く6つの視点

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    大事な内容が書かれている本だった。読んでいて本当にしんどかった。呆気にとられるほど出鱈目で、お金儲けのためにめちゃくちゃなことをネットやyoutubeで流布しながら、スピリチュアルと日本すごい系から政治に接続されていく感じが、もう読んでいて気が滅入ることこの上ない。

    気が滅入る理由の一つは、この本に出てくるような言説をマイルドにではあるけれど、ちらほらと、私の狭い交友関係の中でもコロナ以降実際に聞くことが多くなったからだ。関西の小さな地方の町で。

    それなりに良い大学を出て留学をしたり、英語で仕事をしていたりする同僚や近所の普通のママ友や知り合いからワクチンの陰謀論だとか、日本ユダヤ同祖論を聞くことがある。

    p160に出てくる、新しい右翼の主役は暴力団でなくどこにでもいるサラリーマン風の「背広を着た右翼」というのに、心が冷え冷えとする。

    これから日本はどんな時代になっていくのか、子どもたちの生きる時代のことを思うと本当に気持ちが重くなる。

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    2026年09月29日
  • 日本会議の研究

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    日本会議の源流が生長の家であることを学んだ。

    どこまでいっても宗教と政治は切り離すことはできないだろう。

    統一教会、創価学会しかり、固定票が見込める支持基盤は強い。

    生長の家は、今は一切政治との付き合いをしてないとのことだが、日本会議が、また日本会議に付帯する、諸々の諸団体が、宗教団体といっても過言でないほどの固定票を持っている。

    つまり、そこに出入りしている議員たちは、少なからず日本会議から影響は受けるはずだ。

    日本だけではないと思うが、この世界は摩訶不思議と存ずる。

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    2026年07月18日