彩坂美月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リバイバルシーンで涙してしまう場面があった。
この物語に出てくる主人公の映人は過去のその人の思い出を依頼者自身に見せることができる。
そんなことが可能なら自分はリバイバルを依頼者するだろうか。
良き思い出のシーンはもう一度リアルに体験してきたいと思うがリアルリバイバル上映したところで記憶に残る過去は変わらない気もする。
後悔が残る瞬間に戻ってリバイバル上映したとしても過去が変えられるわけではない。
今を生きている、前を向いて進んでいくために思い出は糧にしていくしかない。
大切な思い出は心の中にあっていつでも引き出せるようにしておきたいな。
物語のラストチャプターも含み後半のエピソードはまさかの -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろいよ
だけの口コミでストーリー知らずにに読み始めました
序盤から面白そうだなの雰囲気で、尻窄みにならなければなぁと思いながら読み進めましたがとにかく読みやすいのであっという間
超常現象がどこまで真実なのか?を疑いながら読んでしまっていたのでもちろん殺人は人なんだろうなと思っていただけに、そうか、凪が、と少しせつない結末
まぁそうだわなー
じゃなきゃ6歳をメンバーに持ってこんわな…
そしてひなたがいてこその紗良の能力というのがなんともまぁこれまたせつなく、しかも二度と会わないのか、そうかといった凪に続き二度にわたるせつない幕引きだった
サイコメトリストのミステリーってどうなんだろ -
Posted by ブクログ
ホラータッチの特殊設定ミステリ。
設定としては今や古典ホラーの傑作映画「ヘルハウス」と酷似している。
次々に人が死んでいく山間にある豪邸。その謎を解くべく集められた超能力者…。次々と起こる異変、その真相は?
設定はすごくそそられるのだが、話が長い。詳しい描写も悪くは無いが、それがダラダラと続きすぎで、豪邸に到着した時点で既に100ページ。本格的な異変が始まるのは半分も過ぎたころ。異変(も描写)も月並みでこけおどしの感が強いため、緊張感もさほど盛り上がらない。謎解きはなかなか良いだのがそこに行くまでがやや単調だし、どうしても先行する「シャイニング」等には遠く及ばない。
設定はいいので、映像化 -
Posted by ブクログ
子どもの頃に「超能力美少女」として世間を騒がせ、ある事件以来引きこもるようになってしまった紗良を、幼馴染のひなたはずっと見守っていた。
ある日、紗良のうわさを聞き付けた富豪から幽霊屋敷の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。
テレパスや予知能力者など、何人もの超能力者が呼び寄せられた屋敷で、惨劇が二人を待ち受ける。
超能力者の集まった幽霊屋敷で起こる事件を描いたホラー×ミステリ小説です。
クローズドサークルものではあるのですが、お約束の屋敷の外に出られないとか外部と電話が通じないとかの理由が、嵐などではなく「幽霊屋敷の怪奇現象の為」になっているのが少し珍しい所。
登場する超能力者も全て本物