萩原雅之のレビュー一覧
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伝統的な調査会社は、調査対象の匿名化やプロモーション活動との分離を定めた「マーケティング・リサーチ綱領」に縛られ、リサーチの厳格化の方向に突き進んだ結果、「生活者を理解し、ソリューションを提供する」という本来の目的から乖離し、調査の目的化が進行した。
一方、webテクノロジーの進化やソーシャルメデ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに“次世代”とあるが、次世代なんてことはない。
マーケティングの本質は普遍的である。一方、方法論は時代とともに変化していく。
現代のマーケティングの手法について具体例が多数提示されており、大変興味深い内容となっている。Posted by ブクログ -
ありそうでなかった一冊。最新事例を示しつつ、これからのリサーチの方向を示す。リサーチャーはもちろん、リサーチをもとに実際のマーケティング活動に関わる全てのヒトにおすすめ。知らなかったじゃ、済まされない。Posted by ブクログ
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昨今のデジタル時代に対応するためのユーザー志向の経営およびマーケティング戦略
ユーザーが重視する TCPF、セルフサービス vs. フルサービス、などなどPosted by ブクログ -
デジタル時代のマーケティング書。
ユーザーを顧客としてではなく、体験することによる対価をもらうようなサービス。そういったものを創りだすことこそが、この時代で勝てるものであるということ。Posted by ブクログ -
著者の言う「User」とは、ブランドの顧客ばかりではなく、その廻りを取り巻く人達すべてを指している。ガーズマのいうところのカスタマーに近い定義。さとなおも同じことを言っていたと思う。
ユーザーファーストの企業になるにはどうするか、デジタル時代の対応も含め、7つのポイントから説く。事例が多くわかりやす...続きを読むPosted by ブクログ -
現代のマーケティングリサーチにおいて,新しい消費者理解の技術が必要である.
・データの集計だけでなく,蓄積されたデータの検証
・集団の特性を数字で定量的に理解するだけではなく,一人の人間のリアリティを大切にする
・時系列での変化を見るなら同じ個人や集団からデータを収集できないか考える
・リアルタイム...続きを読むPosted by ブクログ -
次世代マーケティングという言葉通り,リサーチ手法の転換・必要性が書かれていました。なるほどと思った点は無作為抽出の代表性の話とファンページからの情報抽出。ビッグデータ・ビジュアライズといったキーワードの流行からも,マーケティングの必要性が高まると思いました。Posted by ブクログ
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マーケティング3.0を意識したマーケティングリサーチ本です。
企業は常に顧客のニーズに答えたいし、常に売上を意識した戦略をたてたいと考えているけれども、ターゲットとなる顧客層、実際商品を買ってくれている顧客とはどのような人でしょうか。
それを知るためにマーケターと呼ばれる人たちは様々な方法をとってき...続きを読むPosted by ブクログ -
勉強会用に読んだ。今までのリサーチ技法を知って比較しないとその意義までは理解できなそうに思った。つまり読み込めるには経験とか比較対象が居るということだと思う。Posted by ブクログ
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ソーシャルメディアやテクノロジーの発展により、これからのリサーチがどうなっていくか、について書かれた本。読んでいてワクワクした。
マーケティングリサーチというタイトルだけに、消費者の心がどうだったのかについて深く入ってこうとする姿勢を感じた。そして、自分が興味を感じていたアクセス解析は、マーケティ...続きを読むPosted by ブクログ -
リサーチャーが語る、ソーシャルメディア時代のマーケティングリサーチのこれからについて示唆的な一冊。
仕事柄、どんぴしゃな内容だったわけですが、とても勉強になりました。
うっすらと、ばらばらに感じたり疑問に思ってきたことを体系化・整理化してもらえて、頭がすっきりした印象。
ask から liste...続きを読むPosted by ブクログ -
Web上に大量の情報が集まるようになった昨今、マーケティングもこれを活用する次世代型に移っていくと主張し、現時点における動向を綴った本。
全体的な趨勢と具体的事例が簡素にまとめられており、今後のメガトレンドをさっと把握する上で有用。
以下概要:
顧客が求める価値の多様化が進む中で重要になるのは...続きを読むPosted by ブクログ -
現在のマーケティングに対する示唆に富む本です。
従来の調査というものは基本的に調査対象と販売対象をセパレートし、あくまでも市場を箱庭のように再現することが発想の根底にある。
その中で、さまざまな調査を行うわけだが、消費者のワードにならないことや、まったく気がついていないことは見出しにくいという課題が...続きを読むPosted by ブクログ -
代表性のある調査が困難になり、
ソーシャルメディアが拡がる中で、
「asking」から「listening」へ
シフトしながら消費者インサイトにたどりつこう、
とそんな感じだろうか。
MROCやWE Researchなどなど、
新しい調査の手法が紹介されている。
いまどきはここまできてるのかあ、と...続きを読むPosted by ブクログ -
単純に調査手法の紹介が多いのかと思えば、現在消費者を取り巻くソーシャルな環境において最適な「傾聴」手法についてまとめられている良書。数値化、データ表現という点で後ろ盾があるのだから、定性的といわれようと、最適な消費者インサイトを提案することで調査会社はまだまだ新たな付加価値を提案することができると思...続きを読むPosted by ブクログ
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マネージャーから「ちょっと古いけど」と言葉をもらってやっとこさ読み始めた。
4、5、7章は読んだけど残りはほぼまとめだけ読んだ。
p58
ユーザー中心の経営トライアングル
ユーザーの目的
収益性
企業の目的 技術上の実現可能性
それらが完...続きを読むPosted by ブクログ -
BtoC中心ではありますが、興味深いと思って。
掲載されている内容が、「戦略」と呼ぶべきものかどうかは、この際置いておく。Posted by ブクログ -
今は普通の人たちもテレビやウェブでマーケティングの知識をかじっているため、ユーザーインタビューをしてもマーケターのような視点で受け答えすると言います。そこからいかに本音を聞き出すか、様々な手法を紹介しています。Posted by ブクログ