コマヤスカンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ作り込みがいつもスゴいなぁと感心してしまう、コマヤスカンさんの独創性溢れる世界とユーモラスなキャラクターたち。
ホンシメジせんせいが診療所を開いているキノコ村で、ある日謎のテングバナキンが生える症状の患者が大発生。テングバナキンの大きな鼻に注目したせんせいと助手のナメコ君が集めたのは…。
カメムシ殿たちの盛大な『バッフゥーン!!』に、5歳5ヶ月の息子は「えっ!?カメムシの臭いっておならだったの!?」とびっくりw
後半の怪人ベニテングとの対決もドキドキ興奮冷めやらず。
ホラーかと見紛うナメコ君のビジュアルに釘付けw
息子から毎晩読み聞かせリクエスト。カメムシ殿たちの『バッフゥーン!!』シーンが -
Posted by ブクログ
つい買ってしまった…。
タイトルの如く、関ヶ原の合戦を、人間ではなく動物で再現(?)した内容。意外に細かい作りで、見応えあり!
しかし、太閤と権現に仮託されている動物は、安定かつ不動の万人共通のイメージなのだが、逆に解せぬのは西軍。左近は、まあ…うん、分からなくもない(けど、分かりたくもないw)が、三成があの動物とは…(太閤の子飼いだから?)
また、吉継に至っては物凄く頑強そう。とても目を患っているとは思えない(史実)が…まあ、絵本なので。
あと、笑ったのは、東軍の直政と忠吉。この義父と娘婿、『猿蟹合戦』ネタの投下のせい(?)で甲殻類と栗って…甲殻類は目を瞑るとしても栗は絶対に動物じ -
Posted by ブクログ
遠足の前の日、台風が近づいていて明日は大荒れの天気になるでしょうという天気予報が出ていました。
妹弟はてるてる坊主を作り、「明日天気にしておくれ。」と空にむかってお願いしています。
てるてる坊主が100こあったら、絶対晴れにしないといけないのです。
雲の上では会議を開き、たいふう殿下に来るのを1日待ってほしいとつかいを送るのですが、たいふう殿下は話も聞かずに追い返してしまいました。
最後は、てるてる王子とたいふう殿下のおしくら合戦がはじまります。
てるてる王子にたいふう殿下、そしてその部下たちの絵はどうも好きになれませんが、細かい所まで描かれていて、絵を見ているだけでも楽しめます。
まだ数えて -
Posted by ブクログ
いろいろあって幻となってしまった東京2020オリンピックの東京でのマラソンのコース。
世界中の物語の主人公たちが、そんな幻のコースを走る!まさに夢(ドリーム)!
東京にあまり詳しくないので、地元の方はもっと楽しめるのかな。
どうしても「旅の絵本」と被り、マラソン選手以外の遊び部分は語らずとも良いのではと思ったり。
建物たちもかなり強い線で描かれているので、なんだか箱箱していて落ち着かない感じ。これは山口晃さんの俯瞰図とどこかで比べてしまうからかも。
いろいろとうーん、と思いつつも、世界から集まった選手たちがそれぞれにちなんだアクシデントに見舞われるのにニヤニヤ。
応援団もそれかー!と楽しい。