菊川あすかのレビュー一覧

  • 深愛  煌華宮の檻   下

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    「深愛」の意味が明らかになる時どう思うか理解できるかは、すごく人それぞれだと思う。
    主人公の目線、それぞれのキャラの目線。想い、感情。様々な角度から物語が形成されラストまで引っ張られていく。
    #煌華宮の檻 の外からこの物語を動かしていたのは誰?

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    2024年12月30日
  • そして君に最後の願いを。

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    ネタバレ

    小説、本を読んで初めて泣いた。
    今まで当たり前に隣にいた大切で大好きな人、そんな人が自分のせいで死んでしまう…私には考えられない。もしそんなことが起きたとしてもあかりのように前を向けないと思う。

    登場人物それぞれが様々な思いを抱えながらも支えあって生きている。想いが言葉で伝えられない時は諦めたり悔やんだりするのではなくあかりや颯太のように工夫して伝えたい。そして、私も誰かの心にずっと残るような人になりたい、と強く思った。
    とても感動できた

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    2024年02月03日
  • 大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~

    購入済み

    驚き

    好きな題材でした。展開も良くて、私は引き込まれました。早く次を待ってます。

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    2023年03月14日
  • はじまりと終わりをつなぐ週末

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    クラスでもよくあるいじめの描写と暖かい人が迎えてくれるパン屋の描写の対比で、主人公と同じように悲しくなったり嬉しくなったりできる良い1冊
    いじめのターゲットは現実でも理由もなく決まって始まることが多くて、その事に胸を痛めながらも怖くて参加してしまってた愛花と同じような学生時代をすごした人もいるのではないかと思う
    そんな時、自分ならどうするのか
    今一度自分の佇まいを考えられる勇気を出させてくれる本だと思う

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    2022年01月13日
  • たとえ明日、君だけを忘れても

    泣ける青春の話

    彼女のために何かできることはないのだろうか?

    主人公の塚本涼太は平凡な学生だったけど、ヒロインの七瀬栞のためにできるかないか成長していく姿が見ていて頼もしいです。

    読む価値ある青春ストリーです。

    ぜひ読んでみてください。

    #ハッピー #泣ける #胸キュン

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    2021年12月14日
  • この声が、きみに届くなら

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    過去に傷ついてトラウマになって臆病になった女の子が大好きな人のためにどんどん強くなり、いい友達に出会い成長していった。
    大好きな人がいるということがホントに幸せでいろんなことに頑張れる。
    その人が苦しんでいたら何とかしてあげたいと必死になる。
    忘れていたあの頃のドキドキを感じることができた本でした。

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    2021年01月04日
  • 雨上がりの空に君を見つける

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    人の感情の色が見えてしまうから、本音で話せない花蓮。
    そんな花蓮を救ったのは、なんでも本音でぶつかって来る蒼空だった。
    思ってることは、ちゃんと言葉にしないと伝わらない。そんな大切なことが主題のこの小説。小4娘も言葉にする事の大切さを、この話から学んでました!
    とてま良い話!

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    2025年06月29日
  • 死んだ彼女が遺した日記

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    はるか昔に高校生をしていた身ながら、不覚にも泣いてしまった。
    友情ものに大概弱いので、ワタシから見た作品としてだけど、主人公たちの関係性が恋愛というより友情に近くて余計に心を揺さぶってきた。
    かつて読んだ友情もので号泣した作品とか全然関係ないのに思い出したりした。
    そういう、なにか心の奥にあるものを引き出すような作品だとワタシは感じた。
    『死』を扱う作品だし、さらに重たいはなしもあったりしてネタバレはしたくないなと思うのだけどこの作品で救われたりするひともいるのではと思う。
    ごりごりの純文学だけが文学ではないと改めて感じた。

    スターツ出版文庫アンチブルーのレビュアープログラムに参加しています

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    2025年06月03日
  • はじまりと終わりをつなぐ週末

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    ライトノベルは、JKが読む本だと思っていて
    避けていたけど、あらすじとタイトルに
    惹かれて読んでみた。
    私も小学校中学校と酷い虐めにあっていたので、
    小説を通して立ち直っていく主人公の姿を
    擬似体験したかったのが一番の理由である。
    現実の子供の世界はとても、狭くて残酷な虐めが
    いつの時代も変わらない。
    それは学校や家庭でも起きていて
    社会人になった大人の世界も変わる事がない。
    私も主人公のように大切に思う
    誰かを探しているけど、まだ見つからない。
    主人公と同じ世代であったら
    もっと楽しく読めただろうなと思う。

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    2025年05月26日
  • 大奥の御幽筆~約束の花火~

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    ネタバレ

    大奥って言うと、ほんと女のバトル!みたいなイメージあるけど、そこでだって生活があって、多くはその生活を支える役目の人なんだなぁと実感。
    左之助さんも救われてほしいけどお別れは寂しいねぇ。

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    2025年01月12日
  • 深愛  煌華宮の檻   上

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    中華後宮風の世界観。
    皇太子のために作られた後宮「煌華宮」で亡くなったとされる姉の姿を求めて、宮女にあがる妹。
    身分と役割が衣で露骨に色分けされる宮の中で姉の消息を諦めずに追う妹をハラハラ応援しつつ。姉に何があったのか、下巻へ今すぐ!

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    2024年12月30日
  • 大奥の御幽筆 ~永遠に願う恋桜~

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    ネタバレ

    1巻、2巻と統一感のある素敵な表紙好き。
    新吉がめっちゃ真っ直ぐないいこ。あー、練り切り食べたい。
    二人のあたたかい関係を見ていると、昔ユーレイと恋愛する児童書読んでたなぁと思い出したり。

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    2024年02月22日
  • 大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~

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    ネタバレ

    内気なヒロインかと思いきや、意外と肝が座っているというか、芯があるタイプで好き。佐之助の存在が今後どうなっていくのかも楽しみ。

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    2023年10月15日
  • たとえ明日、君だけを忘れても

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    彼女に最高の思い出を残すために奮闘する主人公の姿がいいなぁと思いました。
    2人とも幸せになって欲しいです

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    2023年01月20日
  • 君がくれた最後のピース

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    2年前の高校生のときに大好きだったお母さんをくも膜下出血で急逝し、悲しむ余裕もなくがんばって家事をこなしながら大学に通う主人公の智子でしたが、新しい美人の恋人を作る父やバイトもせずに引きこもる兄に嫌気がさし、家出という名の旅行に出かけます。旅行先は母の故郷の秋田県鹿角市で、子どもの頃の思い出の場所を巡ります。その訪問先の通り道にある川原で、よっちゃんという名前の9才の女の子と友だちになります。よっちゃんとの交流で、父や兄とのわだかまりや母の死に対する智子の心の奥にある本当の気持ちに気づきます。時を超えて、大切な家族との絆や人との繋がりに心が暖かくなります。母娘の愛に涙しながら読みました。

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    2022年09月04日
  • この声が、きみに届くなら

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    主人公で高校1年生のゆめは、小学生の時にからかわれたことがきっかけで自分の声が嫌いになり、みんなのいる前で大きな声が出せません。そんなゆめは中学の時から片思いしているバスケ部の本城先輩に高校で再会します。でも、声のコンプレックスで先輩とうまく話すことができません。同じバスケ部の沙月や新田先輩のおかげで少し話せるようになってきた矢先に、突然先輩は学校に来なくなりバスケ部もやめてしまいます。とても純粋でとてもまっすぐな恋と、好きな気持ちが勇気に変わる素敵なお話です。

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    2021年11月19日
  • 君がくれた最後のピース

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    よっちゃんの正体に驚き、たよりない父と兄に反発した智子の不思議体験。亡くなった母を思う気持ちに心打たれる。

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    2021年08月06日
  • たとえ明日、君だけを忘れても

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    高校2年生で主人公の塚本涼太は、クラスでも目立たない平凡な男の子で、やる気のない毎日を過ごしています。涼太は入学1ヶ月後の5月に学校の中庭にある藤棚の下で見た七瀬栞に恋心を抱いています。そんなある日、涼太は七瀬が「思い出忘却症」という病気を患っていることを知ってしまいます。その病気の治療では、手術により一番大切な思い出を失ってしまいます。涼太は、学園祭を通じて、七瀬の一番大切な思い出を上回る思い出を作り、一番大切な思い出を守ろうとがんばります。
    七瀬に最高の思い出を作ろうと一生懸命がんばる涼太とクラスメイトの優しさ溢れる恋と青春の物語です。

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    2021年07月12日
  • 桜が咲く頃、君の隣で。

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    主人公の高校2年生の彰のクラスに、色白で病気の弱い美琴が転校してきます。なぜか美琴は、特に彰に冷たく接します。でも彰は美琴に一生懸命がんばって話しかけます。美琴は手術もできない腫瘍を抱え死ぬ運命にあり、あまり人とは関わらずに生活してきました。彰もがんばることを諦め、何も考えずに生活していたのですが、美琴に出会ってから、がんばるようになってきます。そして桜の木の蕾が大きくなってくる頃、美琴は事故に遭って命を落としてしまいます。でも、その瞬間、転校してあきらと出会った日の朝に戻ってしまいます。美琴は未来を信じて、運命を変えるよう彰との高校生活をやり直します。
    普通に生活できること、明日が来ること、

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    2021年03月21日
  • かりそめ夫婦はじめました

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    主人公の深水衣都は大学を卒業しても就職ができず、彼氏もいません。そんなある日、お昼ご飯の帰り道に脇道に入り「縁結堂」という喫茶店にたどり着きます。その「縁結堂」で人々の縁を結ぶ店主の新堂響介と知り合い、かりそめの夫婦となって、一緒に縁を結んでいくお話です。響介と衣都との偽装結婚という縁もありますが、「縁結堂」に来るお客様に寄り添って縁を結んでいく、あたたかい連作のお話となっています。知り合ったその日に仮の夫婦になるのですが、優しくて男前の響介と、お節介で一生懸命な衣都との関係は、お互いを尊重しあう夫婦のようです。

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    2020年12月02日