【感想・ネタバレ】死んだ彼女が遺した日記のレビュー

あらすじ

平凡な毎日を送る高校生の渉は、密かに想いを寄せていたクラスの人気者・吉川花が余命半年だと知る。驚き、ショックを受けながらも、最後に自分の想いを伝えようとした矢先、話しかける間もなく、彼女は死んでしまった。しかし後日、なぜか渉のもとに彼女から日記と手紙が届き…。日記を辿って彼女のことを知って欲しいようで、まずは手紙の指示通り花のお墓にいくと、花そっくり、でも性格は正反対な謎の少女が現れた――。彼女の正体、そして花の意外な本当の姿、日記を遺した真意とは? ヒロインが死んだ後の恋愛ミステリー。
※本電子版では、帯をめくった表紙データは最終ページにございます。作品内容に関わるため読了後に確認することをお勧めいたします。

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Posted by ブクログ

はるか昔に高校生をしていた身ながら、不覚にも泣いてしまった。
友情ものに大概弱いので、ワタシから見た作品としてだけど、主人公たちの関係性が恋愛というより友情に近くて余計に心を揺さぶってきた。
かつて読んだ友情もので号泣した作品とか全然関係ないのに思い出したりした。
そういう、なにか心の奥にあるものを引き出すような作品だとワタシは感じた。
『死』を扱う作品だし、さらに重たいはなしもあったりしてネタバレはしたくないなと思うのだけどこの作品で救われたりするひともいるのではと思う。
ごりごりの純文学だけが文学ではないと改めて感じた。

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2025年06月03日

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