あらすじ
山と緑に包まれた小さな町に暮らすあかり。高校卒業を目前に、幼馴染たちとの思い出作りのため、町の神社でキャンプをする。卒業後は小説家への夢を抱きつつ東京の大学へ進学するあかりは、この町に残る颯太に密かな恋心を抱いていた。そしてその晩、想いを告げようとするが…。
やがて時は過ぎ、あかりは都会で思いがけず颯太と再会し、楽しい時間を過ごすものの、のちに信じがたい事実を知らされ――。優しさに満ちた「まさか」のラストは号泣必至!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小説、本を読んで初めて泣いた。
今まで当たり前に隣にいた大切で大好きな人、そんな人が自分のせいで死んでしまう…私には考えられない。もしそんなことが起きたとしてもあかりのように前を向けないと思う。
登場人物それぞれが様々な思いを抱えながらも支えあって生きている。想いが言葉で伝えられない時は諦めたり悔やんだりするのではなくあかりや颯太のように工夫して伝えたい。そして、私も誰かの心にずっと残るような人になりたい、と強く思った。
とても感動できた
Posted by ブクログ
山と緑に包まれた小さな町に暮らす主人公の女子高校生で小説家を夢見る川瀬あかりと、二人の地元の幼なじみ橘遥と白石真人。小学校4年生の時に東京からの転校生塚原颯太がやってきます。仲良くなった4人は、高校の卒業式の前日に思い出づくりのために神社でキャンプをします。卒業後に東京の大学に進学するあかりは颯太が好きで、神社のある山の上で想いを告げようとします。その後、あかりは東京で颯太と再会し、颯太の行きたい場所を巡ります。でも、その楽しい時間は・・・
心優しい人たちの悲しい物語です。
Posted by ブクログ
2.8
うーん、前半は良かったんだけど、後半の展開があまり好きな感じではありませんでした。
捻ってるんですけど、うまく作用してない感じがしました。