黒井緑のレビュー一覧

  • 軍艦春日回航記 1巻

    ネタバレ 購入済み

    鬼貫が…

    世界各国の海軍におけるユニークなエピソードを漫画にして興味深く見せる作者の実力もさりながら、装甲艦黎明期の苦労話など選んだ話も面白くて非常に良かったです

    今回は表題の「戦艦春日回航期」を含む2エピソードで鈴木貫太郎が登場するので…若手時代から苦労していたのね…と改めて胸熱でした
    後年「ポツダム宣言」受託で戦争終了の決断をしようとは夢にも思っていないでしょうから

    #ドキドキハラハラ #感動する #タメになる

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    2025年06月26日
  • 軍艦無駄話 第二 ―世界海戦帖―

    購入済み

    変わらず骨太

    第一と変わらず骨太な内容で熱量がスゴい

    戦艦黎明期から、つい最近?の「巡洋艦モスクワ撃沈」の話題まで幅広い時代を扱う点も高評価

    海軍・軍艦関連の話題を好む人なら一読を勧めたい好著です

    #深い #タメになる

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    2024年07月24日
  • 軍艦無駄話 1巻

    購入済み

    ボリュームたっぷり

    文字通り軍艦にまつわる“無駄知識“を「これでもか!」と堪能できる非常にボリュームたっぷりな本。実に読み応えがありました。

    男女ペアのMCが話をすすめますが、女性MCがロシア・旧ソ連びいきな理由も全く語られず“無駄知識“に特化した内容は清々しさすらあります。

    軍艦に関心がある御仁ならば、一度は読んで欲しい一冊と思います。

    #アツい #タメになる

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    2024年05月25日
  • 重戦車対巡洋艦 1巻

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    ”三隻対五千隻”
    ノルマンディー上陸作戦をドイツ海軍視点で見ると
    こんな”男一匹ガキ大将”的になるのか(例えが古すぎるw)

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    2023年10月29日
  • 重戦車対巡洋艦 1巻

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    前の刊「白い艦隊」(光文社)では米海軍の世界周航を描いていたが、その時に足りなかった戦闘描写の鬱憤を晴らすかのように「描くぜ描くぜ」とばかりに描いている。
    もうどれもノリにのっている感じで、過去作でトップクラスではないかと思う。
    個人的には戦史に聞いていた表題の「重戦車対巡洋艦」を詳しく読めただけでも大満足。

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    2023年09月30日
  • 龍田発つ 1巻

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    「龍田発つ」、「軍艦春日回航記」と同じく軍艦っていうのは
    戦場に出るまでもが一仕事・大仕事なのだなぁ~、
    実感させられるお話。

    教訓:軍艦は自国で造らんといかん。

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    2022年04月24日
  • 海の市街戦 1巻

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    ”オレゴンはまだか”
    考えてみれば当たり前だが、パナマ運河開通前のアメリカには
    こんな苦労があったのか・・・

    あとがき 「海の市街戦」と言えば?

    ・・・・・・、色々な意見があっていいのだ。 

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    2021年08月06日
  • 軍艦無駄話 1巻

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    作者の軍艦愛が感じられて好き
    説明者の表紙2人の説明が特にないところもいい
    ただ、分かりやすく書かれているが知識の下地がないため理解しきれない部分もある

    漫画は電子書籍で十分と思っていたが、
    自分には読み慣れない情報で理解に時間がかかるため
    本で読んだほうがいいと感じ、本を買い直す予定

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    2020年02月03日
  • 赤城と比叡

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    戦艦も歴史も全然知識ありませんが、すごく面白かった。
    とくに一番最初の「赤城と比叡」。赤城は空母の方ではなくて、明治時代に日本で作られた小さい軍艦。民間船になってからを含めれば63年も運用されていたんですね。頑丈。

    人によって好みは別れる気もしますが、私はこの絵と淡々とした?話の進みが好きです。

    続刊出て欲しい。

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    2015年12月23日
  • 赤城と比叡

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    コミティアで同人誌買ったことがある(一番最初のUボートの話) 続刊がないのかと思ったら商業で書いていたのか。独特の絵柄だが描写は緻密。

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    2015年06月20日
  • ユトラント沖海戦

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    収録されている中では「宮古湾大海戦」が一番馴染みがありました。
    全てが作戦計画通りに行くはずもないのでしょうが、単艦突入となってしまったことが、失敗の大きな要因であるだろうし、作戦中止できなかったことも含めて戦力差が全てなんだろうな、と思います。やはり戦術よりも戦略なのね、と。

    カバーを外して「ユトラント沖海戦」の追加情報を知る。
    作者の趣味全開の作品なので、こういうところも隙がないのは楽しい。あくまでおまけなので、有無の是非は問わないのですが、あると嬉しいよねやはり。

    戦争を描いた漫画であるけども悲壮感が少ないのは、戦史を描きたいという方向に振れているからでしょう。賛美でも拒絶でもなく、

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    2025年08月16日
  • 海の中原

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    世界各国が覇権を取り合ったインド洋の略史。
    一つ一つのエピソードで、小説や漫画に映画とエンタメ作品に十分のボリュームがあるのだろうし、巻末の参考資料の紹介見るだけで深く広い魅力があるのだと思います。作者の黒井緑さんは、海洋歴史漫画を描いている人として認識しているので、今後の本人の活動に期待。
    こんなに面白いジャンルが眠っているのに、描いてくれる人が少ない。だから自分が書くしかない、という気概もあるのかしら。田中芳樹さんが中国史で思ったことと似ているのかもしれない。
    『三国志』が面白いのはもちろんだけど、右も左も『三国志』ばかり。他の時代もすごく魅力的なんだ、ということを訴えてきたけど進展が見ら

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    2025年07月13日
  • 重戦車対巡洋艦 1巻

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    毎度のことながら、よくそんなネタを拾ってきますねと唸ってしまうエピソードが並んでいます。
    個人的には、世界初のタービン船『タービニア』を主人公にした『世界で最も速い船』がお気に入りです。

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    2025年01月14日
  • 白い艦隊

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    元サブマリナーという経歴を持つ著者。いつもニッチともいえるテーマを選んだ作品を記していますが、今回は日露戦争後に、アメリカ海軍が主力戦艦16隻を連ねて世界を周航したことをテーマにしています。
    時に日露戦争で勝利した日本脅威論などもあり、世界に対するアメリカのプレゼンスを示す必要があり、当時のセオドア・ルーズベルト大統領の肝煎りで強行された平時の『砲艦外交』の苦闘が綴られています。
    改めてこの本で、この航海のことを読んでみると、当時の海軍力を対外的に示しておくことの重要性や、この周航がアメリカ海軍にとって大きな財産となったことがよく分かります。

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    2025年01月14日
  • 白い艦隊

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    日露戦争の勝利によって、太平洋の制海権を手に入れた日本。西海岸が太平洋に面するアメリカが、新たな脅威となった日本に対してとった行動は、主力海軍の世界周航。
    時の大統領、セオドア・ルーズヴェルトが強引に進めた大計画。その開始から終幕までを描いた「白い艦隊」。アジアの端っこの小国日本がロシアに勝利したということが、どれだけの衝撃を世界に与えたのかがうかがえます。

    世界周航で各国との外交ルートを強化し、同時に海軍の実地訓練もこなす、という目的を達成してしまったのは、壮挙でしかないのでしょう。これ以上ない示威という結果になりましたが、紙一重で自慰で終わった可能性もあったのではないか、と思います。艦隊

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    2023年09月16日
  • 白い艦隊

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    あいかわらず「海軍の大変さ」を面白おかしく人間臭く描くのが上手い。
    それにしても、寄港する度にそんなに未帰還兵がでて大丈夫だったんだろうか。

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    2023年07月26日
  • 軍艦無駄話 第二 ―世界海戦帖―

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    巻末の”号外”とカバーを外した表紙までも面白い。


    結局は「海軍とは金がかかって仕方の無いもんだ」

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    2022年10月29日
  • 軍艦無駄話 第二 ―世界海戦帖―

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    基本的に第一次大戦前後が多かったシリーズだけど、少しずつ第二次大戦ネタが増えてきてる印象。
    それにしてもよくここまでエピソード集められるなあ。

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    2022年10月16日
  • 龍田発つ 1巻

    Posted by ブクログ

    ここ絵柄だからこそ、海戦史を漫画にする価値がある常に思う。
    潜水艦どおしの魚雷戦ってのは想像したことはあったけど、まさか本当に実戦の歴史があったとは。

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    2022年04月10日
  • 赤城と比叡

    Posted by ブクログ

    某”艦これ”の影響か?(笑)
    「赤城と比叡」のタイトルで思わず
    購入しましたが、どうしてこの2艦が
    タイトルなのか考えてみれば
    そうだよね、両方とも先代の方です^^;

    アマゾ○のレビューで、この作品は
    ”神の視点がない故の臨場感”とありましたが
    言われてみればその通り♪
    これまで海戦モノの戦場漫画シリーズって
    あったけか?
    web版はチェックしません^^;

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    2015年06月30日